ジャンプフェスタ２０２５が１２月２１日より開催されます。
今回はそこで販売される「PREMIUM PACK 2025（プレミアムパック２０２５）」よりこのカードです。
目次
カード説明
通常魔法
このカード名の①②の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
①：自分の手札・フィールド（表側表示）から水属性モンスター１体を墓地へ送って発動できる。
自分フィールドの水属性モンスター１体を選び、
その同名モンスター１体を手札・デッキから特殊召喚する。
このカードの発動後、ターン終了時まで自分は水属性モンスターしか特殊召喚できない。
②：墓地のこのカードを除外して発動できる。
自分のデッキ・墓地から「アイス・ドール」１体を手札に加える。
水属性用のサポートとなる通常魔法です。
漫画版遊戯王ＧＸにおいて天上院明日香が使用し
その効果でブリザード・プリンセスの攻撃力をアイス・ドールにコピーしました。
漫画ではアイス・ドール専用のサポートカードという感じでしたが
ＯＣＧ化に伴い色々と改良されています。
全身を鎧で固めた騎士の前に同じ姿をした氷が出現しています。
アイス・ドールが目の前の騎士をコピーした演出なのでしょう。
騎士の顔は見えませんが背中がのけぞっており相当驚いてる様子ですね。
水属性をコストに場の水属性の同名カードをデッキから
①：自分の手札・フィールド（表側表示）から水属性モンスター１体を墓地へ送って発動できる。
自分フィールドの水属性モンスター１体を選び、
その同名モンスター１体を手札・デッキから特殊召喚する。
このカードの発動後、ターン終了時まで自分は水属性モンスターしか特殊召喚できない。
①の効果は１ターンに１度、
場や手札から水属性１体を墓地へ送る事で
場の水属性１体の同名モンスターを手札やデッキから特殊召喚できます。
コストが必要なものの場と手札どちらから墓地へ送る事も可能であり
墓地効果を持つものや効果を使い終わったカードを墓地へ送れば無駄がありません。
その特性上同じレベルのモンスター２体を並べやすくエクシーズ召喚に繋げやすいです。
ただ同名カードを特殊召喚する関係上、
名称ターン１制限のついた効果などは発動しづらくなっています。
制約として効果を発動したターンは水属性しか特殊召喚出来なくなります。
効果から考えても水属性メインのデッキでの運用が基本となるでしょう。
②：墓地のこのカードを除外して発動できる。
自分のデッキ・墓地から「アイス・ドール」１体を手札に加える。
②の効果は１ターンに１度、墓地から除外する事で
デッキや墓地から《アイス・ドール》を手札に加えられます。
《アイス・ドール》は水属性魔法使い族をサーチできると同時に
墓地に送られる事でこのカードをサーチ可能であり
お互いがお互いを手札に確保できる形となっています。
基本的に《アイス・ドール》とセットで活用する事になるので
このカードのみならずあちらとのシナジーも考えてデッキに採用する必要があるでしょう。
そうなると水属性メインのデッキで活用した上で
何かしら魔法使い族を採用しておきたい所です。
デッキ単位で水属性魔法使いを活用するテーマには【影霊衣】や【氷結界】がありますが
とりあえず単体で何かしら採用するのであれば《水霊媒師エリア》あたりがいいでしょうか。
また同名カードをを出すという関係上、
できるだけ複数枚採用しているカードを多く揃えた方が使い勝手が上がります。
名称ターン１制限が引っ掛かりやすくなるとはいえデッキから展開する手段であり
かつ《アイス・ドール》のおかげで繰り返しの発動も狙いやすいので
うまく活用できれば様々な水属性デッキで活かせるでしょう。
デッキから出せるのが同名カードに限定されている点が
名称ターン１制限との兼ね合いが求められてくる
絶妙に扱いの難しいカードですね。
相手ターンに１体目の効果を発動するなど
上手くすり抜ける事が出来たら強そうです。