今回紹介するのは１月２５日に発売される
「ALLIANCE INSIGHT（アライアンス・インサイト）」よりこのカードです。
目次
カード説明
エクシーズ・効果モンスター
ランク７/光属性/ドラゴン族/攻 0/守 0
ランク７モンスター×２
このカード名の①の効果は１ターンに１度しか使用できない。
①：このカードがＸ召喚した場合、
自分の墓地・除外状態のレベル７の「征竜」モンスターを４体まで対象として発動できる。
そのモンスターをこのカードのＸ素材とする。
その後、このカードがＸ素材としているモンスターと同じ属性を持つモンスターを
相手のフィールド・墓地から全て除外できる。
②：光・闇・地・水・炎・風属性の「征竜」モンスターを全てＸ素材としているこのカードは、
攻撃力・守備力が４６００アップし、他のカードの効果を受けない。
【征竜】の新規となる光属性ドラゴン族のランク７エクシーズモンスターです。
周囲に雷鳴を轟かせる真っ赤な体をした四足歩行のドラゴンです。
背景に山が小さく描かれており、いかにこのモンスターが巨大か伺い知れます。
「ディザスター」とは災害や天災を意味する言葉です。
２５周年特別映像における征竜の表記が「超常の災禍 征竜」であり
そちから名づけられたネーミングだと思われます。
エクシーズ素材と同じ素材の場と墓地の相手モンスター全て除外
エクシーズ素材にはランク７モンスター２体を指定しています。
《ＦＮｏ.０ 未来皇ホープ》のようにエクシーズを素材に指定するエクシーズであり
効果からも 《極征竜－シャスマティス》と《凶征竜－エクレプシス》の２体で
エクシーズ召喚するのを想定しています。
また本領を発揮するにはその上で
墓地と除外ゾーンに４属性のレベル７征竜を用意しておく必要があります。
基本的に征竜を展開の過程でどんどん除外していきますし
シャマスティスが墓地肥やし、エクレプシスがリクルート効果を持っているので
順当に展開できているのであれば十分狙っていけるでしょう。
①：このカードがＸ召喚した場合、
自分の墓地・除外状態のレベル７の「征竜」モンスターを４体まで対象として発動できる。
そのモンスターをこのカードのＸ素材とする。
その後、このカードがＸ素材としているモンスターと同じ属性を持つモンスターを
相手のフィールド・墓地から全て除外できる。
①の効果は１ターンに１度、エクシーズ召喚した場合に
墓地や除外ゾーンから征竜を４体まで自身のオーバーレイユニットにした後に
自身のオーバーレイユニットの属性と同じ属性の相手モンスターを
場と墓地から全て除外できます。
シャスマティスとエクレプシスを素材にエクシーズ召喚し、
墓地や除外ゾーンからレドックス、タイダル、ブラスター、テンペストを素材にする事で
神属性以外の６属性全てを除外できる形となります。
攻撃力・守備力が４６００アップし、他のカードの効果を受けない。
②の効果は６属性の征竜を全てオーバーレイユニットにしている状態であれば
攻撃力守備力が４６００アップしつつ完全耐性を受けます。
元々の攻撃力守備力が０なのでこの効果を適用しなければ簡単に戦闘破壊されてしまいますが
適用する事さえできれば高いステータスに加えて強力な耐性が付与されます。
ただ①の効果でオーバーレイユニットを確保する事が前提となり
そのタイミングで除去を撃たれる隙ができる点には注意です。
十全に効果を発揮するにはランク７を２体揃えた上で
墓地に４種類のレベル７征竜を用意しておくという手間こそあるものの
その準備さえ整えれば相手の場と墓地からモンスターを根こそぎ葬りさった上で
完全耐性つきの４６００打点として君臨するという
まさに切り札とも言うべき大型モンスターとなっています。
実際大変なように見えて展開力に長ける【征竜】であれば十分出していく事は可能であり
狙っていく価値は高いでしょう。
ただ前述した通り①の効果でオーバーレイユニットを確保するタイミングに隙があり
このタイミングで除去を撃たれやすい点には注意する必要があります。
自分ターンで出すのも強力ですが《超竜災禍》を用いる事で
相手ターンにエクシーズ召喚を狙っていくことも可能です。
その場合、①の効果を相手の展開中にぶっ放す事ができるので
強力な妨害手段として機能するようになります。
上手く決まればそれで勝負がつくケースも少なくないでしょう。
当時は文句なしに最強のテーマとして君臨していた征竜ですが
そんな征竜にもテコ入れが入るのが時代を感じますね。
令和怖い。