今回紹介するのは１１月２３日発売の
「TERMINAL WORLD 2（ターミナルワールド２）」よりこのカードです。
目次
カード説明
効果モンスター
星４/炎属性/恐竜族/攻1700/守 900
このカード名の①の効果は１ターンに１度しか使用できない。
①：自分メインフェイズに発動できる。
自分フィールドのカード１枚を破壊し、デッキから恐竜族モンスター１体を墓地へ送る。
その後、レベルの合計がデッキから墓地へ送ったモンスターと同じになるように、
手札・デッキから「ジュラック・スティゴ」以外の
「ジュラック」モンスターを召喚条件を無視して特殊召喚できる。
このターン、自分は恐竜族モンスターしか特殊召喚できない。
②：このカードが戦闘で破壊された場合に発動できる。
フィールドの表側表示カード１枚を手札に戻す。
【ジュラック】の新規となる炎属性恐竜族のレベル４モンスターです。
全身から炎を発するステゴザウルスです。
つぶらな瞳をしていてちょっと可愛らしさを感じますね。
デッキから恐竜族を墓地へ送りつつそのレベルに応じてデッキから特殊召喚
①：自分メインフェイズに発動できる。
自分フィールドのカード１枚を破壊し、デッキから恐竜族モンスター１体を墓地へ送る。
その後、レベルの合計がデッキから墓地へ送ったモンスターと同じになるように、
手札・デッキから「ジュラック・スティゴ」以外の
「ジュラック」モンスターを召喚条件を無視して特殊召喚できる。
このターン、自分は恐竜族モンスターしか特殊召喚できない。
①の効果は１ターンに１度、
自分の場のカードを破壊する事でデッキから恐竜族１体を墓地へ送り、
その送った恐竜族と合計レベルが同じになるように
手札かデッキから自身と同名カード以外のジュラックを召喚条件無視で特殊召喚できます。
デッキからの特殊召喚と墓地肥やしを同時に行えるという強力な効果であり
レベルさえ合わせればデッキから特殊召喚出来るジュラックの数に制限はありません。
自身を破壊して特殊召喚する事もできますし
《プチラノドン》あたりを別途用意してそちらを破壊するのもいいでしょう。
制約として効果を発動したターンは恐竜族しか特殊召喚できなくなります。
恐竜族はリンクモンスターがあまり充実していないので
特にこのカードからリンク召喚に繋げるのは少々難しいでしょう。
フィールドの表側表示カード１枚を手札に戻す。
②の効果は戦闘破壊された場合に場の表側カード１枚をバウンスします。
対象に取らないバウンスによる除去を行う事が可能であり
とりあえず相手ターンに壁として用意しておけば厄介な存在ですし
自爆特攻からバウンスを狙う事も可能です。
自分のカードをバウンスすることも可能であり
戦闘を介する必要こそあるもののセルフバウンスの手段としても利用できます。
ちょっとどころじゃなく頭おかしい事が書いてありますね。
このカードを場に出して自身を破壊するだけで
デッキから好きな恐竜族を墓地肥やしできて
更にレベルに応じて好きなだけジュラックをデッキから特殊召喚できるって書いてあります。
レベル１２の《超越竜メテオロス》を墓地へ送れば
合計レベル１２までジュラックをデッキから特殊召喚し放題になるわけです。
やりたい方だにも程がありますね。
実際に墓地肥やしを行うのであれば墓地へ送られる事で
各種進化薬をサーチできる《オーバーテクス・ゴアトルス》が有力で
レベル７なのでこれでも十分な特殊召喚が狙えつつ進化薬によるさらなる展開が可能です。
デッキから特殊召喚するジュラックの候補は色々ありますが
特にレベル１かつ名称ターン１のない蘇生効果を持つ 《ジュラック・アウロ》が有力で
とりあえずこのカードをデッキから３体出しつつ
残りはレベルに応じて出して出していくのがいいでしょう。
同じくレベル１の《ジュラック・メガロ》も合わせれば５体並べるのも簡単であり
破壊したこのカードをアウロで蘇生する事で
残ったアウロや別途呼び出したチューナーと合わせてシンクロ召喚にも繋げていけます。
実際にこのカード１枚から相当数な展開が行えるでしょう。
兎にも角にも「ジュラックだから許されている」カードだといってよく
今回のジュラック新規のなかでも特に強烈なカードとなっています。
間違いなく今後の【ジュラック】における新たな展開の要となりますし
他の恐竜族デッキにジュラックを出張させる足掛かりにもなるでしょう。
いやあ清々しいほどのヤケクソ強化ですね。
ジュラックにはこれぐらいの強カードを実装してもいいというのが
令和の時代なんでしょうね。