今回紹介するのは１１月１６日発売の
「灼熱のサラマンデウス」よりこのカードです。
目次
カード説明
フュージョン・効果モンスター
星９/炎属性/雷族/攻3000/守2500
「クロマトグラファガス」＋「ＳＰアシスタント・ビリー」
【条件】なし
【永続効果】このカードの攻撃力は、
［相手フィールドの表側表示モンスター（レベル７以上）のレベルの合計］×２００アップする。
自分の墓地にマキシマムモンスター（炎族・水族・雷族）が合計３体以上いる場合、
お互いは手札からモンスター（炎属性以外）を表側表示で特殊召喚できない。
荷電粒子を刃に纏わせ！電磁流体剣術で全てを切り裂く！
フュージョン召喚！来たれ！ＳＰグラファガス・プラズマセイバー！！
炎属性雷族のレベル９フュージョンモンスターです。
遊戯王ゴーラッシュ！！において蒼月マナブが使用し
自身の効果と装備魔法 《ケミカライズ・ヴォルシールド》の効果で
攻撃力を５３００にまで高めました。
ビフォー
↓
アフター
クロマトグラファガスが銀と金の鎧を身に纏っており
その名の通り電気を放出する剣を右手に構えています。
背中には波形が表示された雷太鼓のようなものを背負っているのが特徴的です。
全体的にスタイリッシュなデザインで騎士っぽさを感じられますね。
墓地に３属性のマキシマムが３つ以上あれば炎属性以外特殊召喚不可
フュージョン素材には
《クロマトグラファガス》と《ＳＰアシスタント・ビリー》を指定しています。
最上級通常モンスターと下級モンスターの組み合わせであり《クロマトグラファガス》は
《ＳＰグラファガス・アーチャー》や《ＳＰグラファガス・ヴェイパーランサー》の
フュージョン素材にもなっている事から
このカード単体のフュージョン召喚を狙うというよりは
まずは《クロマトグラファガス》を用意できるようにしつつ
もう片方を用意できるモンスターに応じて出す、といった感じにするのがいいでしょう。
【永続効果】このカードの攻撃力は、
［相手フィールドの表側表示モンスター（レベル７以上）のレベルの合計］×２００アップする。
自分の墓地にマキシマムモンスター（炎族・水族・雷族）が合計３体以上いる場合、
お互いは手札からモンスター（炎属性以外）を表側表示で特殊召喚できない。
その効果は相手の場のレベル７以上のモンスターのレベル合計×２００だけ
自身の攻撃力をアップさせる永続効果です。
元々の攻撃力が３０００あり、とりあえず相手の場にレベル７が１体いれば
４４００打点にまで到達するのでアタッカーとして高い数値を確保できます。
レベル１０のマキシマムモンスターが相手であれば５０００打点にまで到達するので
マキシマムモンスター相手にも問題なく戦えるでしょう。
それに加えて墓地に炎族、水族、雷族のマキシマムモンスターが３体以上いれば
お互いに手札から炎属性以外特殊召喚出来なくなります。
この条件に該当するマキシマムは現在《火轟嵐凰ヴォルカライズ・フェニックス》 のみであり
あちらと併用して扱うのが前提となります。
特にマキシマム召喚を主軸とする相手に対するロック効果は強烈です。
普通にアドバンス召喚された最上級モンスター程度では
このカードの攻撃力を突破するのは難しい点も厄介さに拍車をかけているでしょう。
後半のロック効果を発揮できるようにするにはヴォルカライズ・フェニックスと併用した上で
あちらを効率よく墓地へ落とすギミックが求められるので
真価を発揮するのは相当に難しいです。
とはいえ仮にロック効果を発動できずとも打点強化だけでも十分使える性能をしており
ロック効果のは出せたら出すぐらいの感覚で運用する、
もしくは最初からマキシマム召喚の事は切り捨てるぐらいの運用をしてもいいでしょう。
何にしても《クロマトグラファガス》を主軸とするデッキを扱うのであれば
より選択肢を高めてくれる存在です。
禁止になった業火の結界像と同じ効果しているあたり
条件難しくしとけばいいやろ感が感じ取れるカードですね。
実際決まったら悲鳴を上げるデッキは多いと思うので
うまく決めてみたい所です。