今回紹介するのは11月23日発売の
「TERMINAL WORLD 2(ターミナルワールド2)」よりこのカードです。
目次
カード説明
融合・効果モンスター
星9/地属性/岩石族/攻3000/守2600
「ジェム」モンスター×3
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分・相手のメインフェイズに、フィールドのこのカードを墓地へ送って発動できる。
自分のEXデッキ・墓地から岩石族以外の
「ジェム」モンスターを3体まで召喚条件を無視して特殊召喚する(同名カードは1枚まで)。
このターン、自分は融合モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
②:このカードが墓地に存在する状態で、
自分の「ジェムナイト」融合モンスターが戦闘で破壊された時に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
【ジェムナイト】の新規となる地属性岩石族のレベル9融合モンスターです。
ジェムナイト・マスターダイヤの体から結晶がいくつも浮かび上がっています。
融合の力を宿すダイヤの大剣を持っておらずステゴロで戦う気マンマンなポーズをしていますね。
ダイヤの大剣はジェムナイト・ラズリーとセイクリッド・スピカに託したという設定があるので
新しい戦闘スタイルを確立しているのでしょう。
「ディスパーション」とは分散や四散を意味する言葉で
宝石においては光の効果の1つとして虹色に分散される光の事を指します。
ダイヤモンドとかが虹色に輝いて見えるようになるあの光です。
エクストラデッキや墓地から仲間たちを3体まで特殊召喚
融合素材にはジェム3体を指定しています。
《ジュムナイト・マスターダイヤ》より少し指定が緩くなっており
《ジェムレシス》なども融合素材として利用可能です。
それでも3体の素材が必要ですが
《ジェムナイト・ディスパージョン》あたりを利用する事で消費を抑えつつ融合召喚が狙えます。
①:自分・相手のメインフェイズに、フィールドのこのカードを墓地へ送って発動できる。
自分のEXデッキ・墓地から岩石族以外の
「ジェム」モンスターを3体まで召喚条件を無視して特殊召喚する(同名カードは1枚まで)。
このターン、自分は融合モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
①の効果はお互いのメインフェイズに1度、
自身を場から墓地へ送る事で岩石族以外のジェムを
エクストラデッキや墓地から3種類まで召喚条件無視で特殊召喚できます。
岩石族にこそ対応していないものの3体のジェムナイト融合を直接出せる強烈な効果で
除去効果を持つ《ジェムナイト・プリズムオーラ》や《ジェムナイト・アクアマリナ》、
展開に繋がる《ジェムナイト・セラフィ》などを一気に出す事ができます。
融合以外でも《ジェムナイト・ネピリム》を墓地から蘇生したりしてもいいでしょう。
フリーチェーンで発動できるので相手の除去に合わせて
リリース・エスケープの要領で発動するのも可能です。
この手の効果の常として蘇生制限は無視できない点には注意が必要です。
ちゃんと融合召喚した上で墓地へ送っていないとジェムナイト融合は蘇生できません。
制約として効果を発動したターンは融合モンスターしか出せなくなります。
悪用すんなっていう公式の意思が伝わってきますね。
リンクモンスターの《ジェムナイト・ファントムルーツ》あたりも出せなくなる点に注意です。
②:このカードが墓地に存在する状態で、
自分の「ジェムナイト」融合モンスターが戦闘で破壊された時に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
②の効果は1ターンに1度、
自分の場のジェムナイト融合が戦闘破壊された時に
自身を墓地から特殊召喚出来る自己蘇生効果です。
①の効果で自身を墓地へ送りつつジェムナイト融合を用意できるの準備自体はしやすく
《ジェムナイト・アクアマリナ》や《ジェムナイト・アメジス》を自爆特攻させれば
あちらの効果発動も狙った上でこのカードの自己蘇生に繋げられます。
種類が多いものの使われないカードも多かったジェムナイト融合を
最大限活かしていこうって気概の伝わってくるカードです。
特に《ジェムナイト・アクアマリナ》や《ジェムナイト・アメジス》とは相性がとてもよく
前述した通り自爆特攻をしかけての効果発動がとても狙いやすいです。
エクストラデッキから3体モンスターを出せる点は墓地肥やしの面でも大きく
《ジェムナイト・フュージョン》の使いまわしをする際にも役立ってくれるでしょう。
ただエクストラデッキの消耗はどうしても激しくなるので
そのあたりも兼ね合いも大事になってくるでしょう。
元のマスターダイヤは仲間たちの効果を受け継ぐ感じでしたが
こちらは直接仲間たちを呼び出して戦わせている感じです。
ストーリー的にも他の仲間たちに力を託しているので
中々感慨深い効果ですね。