今回紹介するのは11月16日発売の
「灼熱のサラマンデウス」よりこのカードです。
目次
カード説明
フュージョン・効果モンスター
星9/闇属性/ギャラクシー族/攻3500/守2500
「ダークマター・ドラゴン」+「C・ダークマター・ワイバーン」+通常モンスター
このカードはコンタクトフュージョンできる。
【条件】このカードを特殊召喚した自分メインフェイズに発動できる。
【効果】お互いのデッキの上からカードを3枚ずつ墓地へ送る。
このターン、このカードはモンスターに3回攻撃でき、その攻撃は貫通する。
さらに、相手の墓地のモンスター(レベル5以上)を3体まで選んで
相手フィールドに裏側守備表示で特殊召喚できる。
ここまで歩んできた道も!
悠久の時に思えた眩しい朝も振り向かず!
一人のロードを行く事にするぜ!
ダークマター・トランセンド・ドラゴン!!
闇属性ギャラクシー族のレベル9フュージョンモンスターです。
遊戯王ゴーラッシュ!!において王道遊飛が王道遊歩のデッキを受け継いで使用し
《ダークマター・ドラゴン》、《C・ダークマター・ワイバーン》、
そしてユウディアスから奪った《トランザム・ライナック》の3体でコンタクトフュージョンし
その効果で相手の場にモンスターを裏側守備で蘇生した上で
貫通効果付きの3回攻撃によって相手のライフを削り切りました。
ダークマター・エンペラー・ドラゴンをベースに
青い髪や独特な形状の刀など
トランザム・ライナックを混ぜた部分が所々に感じられます。
ある意味ではこのカードが初の
トランザム・ライナックのコンタクト・フュージョン形態と言えます。
「トランセンド」とは「超越する」「乗り越える」といった意味の言葉です。
攻撃名からも主に「超越」の意味合いで使われているのでしょう。
相手モンスターを裏守備で蘇生させての貫通効果つき3回攻撃
このカードはコンタクトフュージョンできる。
フュージョン素材は《ダークマター・ドラゴン》、《C・ダークマター・ワイバーン》
そして何かしらの通常モンスターの3体でありコンタクトフュージョンに対応しています。
《C・ダークマター・ワイバーン》の効果で《ダークマター・ドラゴン》を墓地から蘇生できるので
後は何かしら通常モンスターを用意できればコンタクトフュージョンに繋げられます。
使用するデッキを考えると闇属性ギャラクシー族の
《ヴォイドヴェルグ・ペイルライダー》あたりがデッキに混ぜやすいでしょう。
【効果】お互いのデッキの上からカードを3枚ずつ墓地へ送る。
このターン、このカードはモンスターに3回攻撃でき、その攻撃は貫通する。
さらに、相手の墓地のモンスター(レベル5以上)を3体まで選んで
相手フィールドに裏側守備表示で特殊召喚できる。
その効果は特殊召喚したターンに1度、
お互いのデッキトップからカード3枚を墓地へ送る事で
1ターンの間、自身に貫通効果を付与しつつモンスターに3回攻撃が可能です。
攻撃できるのはモンスター相手のみで直接攻撃は不可能ですが
相手の場にレベル5以上のモンスターを3体まで裏側で蘇生可能であり
自前で貫通効果を与える為のサンドバッグを用意する事が可能です。
3500という攻撃力も合わせてとても殺意に満ち溢れた効果であり
蘇生する相手の守備力次第ではそのまま1ターンキル級のダメージを与える事もできるでしょう。
ただ蘇生できるモンスターがレベル5以上に限定されており
状況次第では守備力の低いモンスターを蘇生できないという事もあるでしょう。
それでも与えるダメージの底上げとしては十分効果がありますが
相手モンスターを蘇生させてしまった上で攻撃を防がれた場合は目も当てられません。
耐性の類も存在しないので相手の伏せカードには特に注意したい所です。
このカードが出せるのであれば《ダークマター・エンペラー・ドラゴン》も出す事が可能であり
あちらは逆に相手が伏せカードを出していると真価を発揮できる性能なので
上手く使い分ける事でよりこのカードが活きてくるでしょう。
なんだかんだいってコンタクトフュージョンモンスターの中でも
切り札級の性能を秘めているのは確かです。
このカードで勝負を決めれるといった状況は多く
ダークマターデッキにおける新たな選択肢になってくれる存在です。
トランザム・ライナックのコンタクトフュージョンを
遊飛が一番最初に使ったことになりますが
ちゃんとユウディアスも使いだすんでしょうか。