今回紹介するのは１０月２６日発売の
「 SUPREME DARKNESS（スプリーム・ダークネス）」よりこのカードです。
目次
カード説明
チューナー・効果モンスター
星２/水属性/機械族/攻 800/守2000
このカード名の①②の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
①：相手が効果を発動した時に発動できる。
デッキから「水晶機巧－トリスタロス」以外の「クリストロン」モンスター１体を特殊召喚する。
その後、それを含む自分フィールドのモンスターを素材として機械族Ｓモンスター１体のＳ召喚を行う。
②：墓地のこのカードを除外して発動できる。
自分フィールドのＳモンスター１体を破壊し、
デッキから「クリストロン」モンスター２体を特殊召喚する。
このターン、自分は機械族モンスターしかＥＸデッキから特殊召喚できない。
【クリストロン】の新規となる水属性機械族のレベル２チューナーです。
透明に輝く結晶を翼のように背中につけた人型タイプのクリストロンです。
全体的にハリファイバーを思わせる姿をしていますが
あちらと違って金色の装飾はなく、頭部が透明な結晶になっています。
カード名は「ルシャトリエライト」からでしょうか。
「閃電岩」とも言われる鉱物で珪砂に落雷した結果形成されます。
ギリシア神話における青銅の巨人「タロス」も名前の由来に入っているかもしれません。
相手の効果発動にチェーンしてリクルートしつつシンクロ召喚
①：相手が効果を発動した時に発動できる。
デッキから「水晶機巧－トリスタロス」以外の「クリストロン」モンスター１体を特殊召喚する。
その後、それを含む自分フィールドのモンスターを素材として機械族Ｓモンスター１体のＳ召喚を行う。
①の効果は１ターンに１度、相手が効果を発動した時に
デッキから同名カード以外のクリストロン１体を特殊召喚し
それを含む自分モンスターで機械族シンクロのシンクロ召喚を行います。
相手ターンであれば発動機会に困る事はまずなく、
自分ターンでも相手の手札誘発や罠などを誘って効果発動を狙えます。
状況に合わせて非チューナーのクリストロンをデッキから引っ張ってくる事で
様々なレベルの機械族シンクロへ繋げられ、
同時に間接的なクリストロンの墓地肥やし手段としても機能します。
②：墓地のこのカードを除外して発動できる。
自分フィールドのＳモンスター１体を破壊し、
デッキから「クリストロン」モンスター２体を特殊召喚する。
このターン、自分は機械族モンスターしかＥＸデッキから特殊召喚できない。
②の効果は１ターンに１度、
墓地のこのカードを除外する事で自分の場のシンクロ１体を破壊して
デッキからクリストロン２体を特殊召喚します。
クリストロンシンクロを破壊する形で
２体のクリストロンに分離させるような効果と言えます。
クリストロンシンクロはいずれも破壊される事で発動する効果を持ち
それらの効果を発動しつつ２体のクリストロンのリクルートができるので
展開を大きく助ける効果となっています。
制約として効果を発動したターンは
機械族しかエクストラデッキから特殊召喚出来なくなります。
制約があっても取れる行動の選択肢は中々多く、
レベル５のクリストロン２体をデッキから引っ張りだして
《サイバー・ドラゴン・ノヴァ》 のエクシーズ召喚に繋げたりできます。
他のクリストロンチューナーと違い自分ターンでもシンクロ召喚が狙え
その場合、一緒に追加された《水晶機巧－サルファドール》と合わせて
《水晶機巧－エレスケルタス》のシンクロ召喚に繋げる動きが
②の効果でそのまま破壊して更なる展開に繋がるので優秀です。
また他のクリストロンチューナーと違い他のモンスターも用意できれば
３体以上の素材でシンクロ召喚を狙っていけるのもポイントです。
特に相手ターンに《水晶機巧－グリオンガンド》のシンクロ召喚を狙いやすく
優秀な妨害手段として機能してくれます。
禁止になったハリファイバー以降
音沙汰なかったクリストロンですが
ここに来て優秀な新規を多数もらえましたね。
相手ターンでのシンクロ召喚が得意なクリストロンは
まさに今の時代向きのシンクロテーマともいえます。