今回紹介するのは10月26日発売の
「 SUPREME DARKNESS(スプリーム・ダークネス)」よりこのカードです。
目次
カード説明
融合・効果モンスター
星12/闇属性/獣族/攻3700/守2600
「剣闘獣」モンスター×5
自分のフィールド・墓地の上記のカードをデッキ・EXデッキに戻した場合のみ特殊召喚できる。
①:このカードが上記の方法で特殊召喚した場合に発動できる。
次の自分バトルフェイズを2回行う事ができる。
②:1ターンに1度、相手がモンスターの効果を発動した場合、
発動したターンによって以下の効果を発動できる。
●自分ターン:デッキから「剣闘獣」モンスター1体を特殊召喚する。
●相手ターン:EXデッキから
レベル11以下の「剣闘獣」モンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。
【剣闘獣】の新規となる闇属性獣族のレベル12融合モンスターです。
二足歩行の四肢に翼を生やしたような剣闘獣です。
ところどころに緑色に光るパーツがありそこから放電しているのが印象的です。
カード名はローマ第4皇帝である
「ティベリウス・クラウディウス・ネロ・カエサル・ドルスス」からでしょうか。
生まれつき体に障害があり周囲から軽んじられていましたが
そのために政争に巻き込まれずに済み親族が皆死亡した中で生き残り
結果皇帝に就任したと言われています。
バトルフェイズをもう1回!
自分のフィールド・墓地の上記のカードをデッキ・EXデッキに戻した場合のみ特殊召喚できる。
融合モンスターですが融合カードは必要なく
場や墓地から剣闘獣5体をデッキやエクストラデッキに戻す事で特殊召喚できます。
準備さえできていれば墓地コストだけで出す事が可能ですが
墓地肥やしが得意ではない剣闘獣で墓地に5体の剣闘獣を揃えるのは中々大変です。
墓地肥やし効果を持つ《剣闘獣アトリクス》や
《剣闘獣ダレイオス》などのリンク召喚でうまく剣闘獣を墓地へ送っていきたい所です。
手札交換を行える《剣闘獣の闘技場-フラヴィス》も特殊召喚の手助けになってくれるでしょう。
《剣闘獣総監エーディトル》の効果でエクストラデッキから直接特殊召喚も可能ですが
その場合は①の効果は発動できない点に注意しましょう。
ただそれを考慮してもあちらの効果で出す価値は十分にあります。
次の自分バトルフェイズを2回行う事ができる。
①の方法はこのカードの方法で特殊召喚した場合に
次の自分バトルフェイズを2回行えます。
剣闘獣において2回バトルフェイズが行えるというのは
単純に2回攻撃ができるだけでなくそれぞれの戦闘した場合の効果を2回適用可能であり
展開している剣闘獣次第で大きなアドバンテージが確保可能です。
このカード自体の攻撃力も3700と高く、
1度目のバトルフェイズで展開をしつつ2回目のバトルフェイズで総攻撃をしかければ
1ターンキル級のダメージも十分に与えられるでしょう。
発動したターンによって以下の効果を発動できる。
●自分ターン:デッキから「剣闘獣」モンスター1体を特殊召喚する。
●相手ターン:EXデッキから
レベル11以下の「剣闘獣」モンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。
②の効果は1ターンに1度、相手がモンスター効果を発動した場合に
自分ターンと相手ターン、どちらで発動したかによってそれぞれ効果を発動します。
発動タイミングは「相手が効果を発動してその効果が適用された後」になるので
このカード自体がその効果で除去された場合には効果発動できない点には注意です。
自分ターンに発動した場合はデッキから剣闘獣1体を特殊召喚できます。
好きな剣闘獣を剣闘獣の効果扱いで特殊召喚可能であり
魔法罠をケアしたければ《剣闘獣ベストロウリィ》、
魔法罠をサーチしたければ《剣闘獣ギステル》 といった感じで
状況に応じたリクルートが可能です。
相手ターンであればエクストラデッキから
レベル11以下の剣闘獣1体を召喚条件無視で特殊召喚できます。
融合やリンクの剣闘獣を直接特殊召喚可能であり
モンスター効果を無効にできる《剣闘獣ドミティアノス》や
2枚のカードを破壊できる《剣闘獣ガイザレス》など
相手ターンに特殊召喚する価値が高い剣闘獣も多いです。
戦闘をして効果を発動するのが主軸となる【剣闘獣】において
その効果発動条件となるバトルフェイズを2回行えるというインチキが可能です。
十分に展開した上でそれが行う事ができれば
それだけでも1ターンキルが狙えるでしょう。
このカードの登場で【剣闘獣】において墓地肥やしの重要性が高まりました。
手札交換によって間接的な墓地肥やしが行える《剣闘獣サジタリィ》 なども
より価値が高まったと言えます。
最初モチーフネロ皇帝かなって思いましたが
よく考えたらネロモチーフの剣闘獣は既にいましたね。