今回紹介するのは10月26日発売の
「 SUPREME DARKNESS(スプリーム・ダークネス)」よりこのカードです。
目次
カード説明
速攻魔法
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:魔法・罠カードが効果で墓地へ送られた場合に発動できる。
自分の手札・墓地から魔法・罠カード1枚を自分フィールドにセットする。
この効果でセットしたカードはこのターン発動できない。
②:自分メインフェイズに、自分の墓地からこのカードを含む魔法・罠カード3枚を除外して発動できる。
自分の手札・墓地から「ディアベル」モンスター1体を特殊召喚する。
ディアベルのサポートとなる速攻魔法です。
ビフォー
↓
アフター
イラストは白き森のアステーリャが黒魔女ディアベルスターに至る途中の様子を描いているのでしょう。
左手にナイフを構えるボロボロの冒険者服を身に纏う成長した姿のアステーリャです。
泣きそうなのを必死にこらえているような表情がとても印象的であり
元はおとなしい女の子がトレジャーハンターとしての道を生きるには相当な苦労がある事を伺わせます。
右手にはビンに詰められた爪とコウモリの羽が確認でき
彼女がやっとの思いで入手する事の出来た罪宝なのでしょう。
また既に割れている片目だけのゴーグルを頭にかけています。
アステーリャ時代からつけていた思い出の品である片眼鏡を
ゴーグルに改造して今でも使っているのかもしれません。
背景も特徴的で左下側では魔物と対峙する姿が描かれています。
アステーリャの足が映るのみでその表情は確認できませんが
恐らくは恐怖しながらも立ち向かっていったものと思われます。
上側ではボロボロの小屋でフードをかぶって寝ています。
傍には実験装置のようなものがあり
「姉」の魂をもとに戻す実験を繰り返していたのかもしれません。
右側は武器を持った男たちを煙に巻いている様子でしょうか。
荷物が多くある事から盗みを働いて逃げている所なのかもしれません。
魔法罠が効果で墓地へ送られると墓地の魔法罠をセット
①:魔法・罠カードが効果で墓地へ送られた場合に発動できる。
自分の手札・墓地から魔法・罠カード1枚を自分フィールドにセットする。
この効果でセットしたカードはこのターン発動できない。
①の効果は1ターンに1度、
魔法罠が効果によって墓地へ送られた場合に手札や墓地の魔法罠を自分の場にセットできます。
主な発動方法は2つあり1つは自分の魔法罠を墓地へ送る効果を発動する事で
【アザミナ】であれば《聖なる薊花》など発動を満たす手段は豊富にあります。
《おろかな副葬》などを用いてもいいでしょう。
もう1つは《ハーピィの羽根帚》や《大嵐》などの魔法罠除去を使う事です。
相手の魔法罠を破壊する場合、ある程度相手に依存する部分こそあるものの
多くのデッキで満たしやすい条件となっています。
様々な魔法罠を墓地から再利用できる優秀な効果ですが
セットしたターンにはそれらを発動できません。
通常魔法をセットするよりは罠カードや速攻魔法をセットした方が
発動を狙いやすいでしょう。
②:自分メインフェイズに、自分の墓地からこのカードを含む魔法・罠カード3枚を除外して発動できる。
自分の手札・墓地から「ディアベル」モンスター1体を特殊召喚する。
②の効果は自分メインフェイズに1度、
墓地からこのカードとあと2枚の魔法罠を除外する事で
手札や墓地から「ディアベル」と名の付くモンスターを特殊召喚できます。
《プレイ・ザ・ディアベル》も持っている効果であり
魔法罠を多用するデッキであれば発動は十分狙えるでしょう。
現状対応するモンスターは《黒魔女ディアベルスター》に《原罪のディアベルゼ》、
それから《蛇眼の大炎魔》と《白き森の妖魔ディアベル》が該当します。
特に前者2つは汎用性の高いカードなので様々なデッキに投入でき
これを蘇生する手段として活用できます。
【アザミナ】やそれを混ぜた【白き森】で活用するのをデザインされたと思われるカードですが
どちらの効果も汎用性が高いので様々なデッキで活用可能です。
魔法罠を多用するようなデッキに
《黒魔女ディアベルスター》や《原罪のディアベルゼ》と共に投入してしまってもいいでしょう。
再利用したい罠カードなどがあるデッキでは①の効果は特に重宝すると思われます。
カード名は直訳すると「悪魔のように」。
大人しかったアステーリャが生きていく為に、姉を取り戻す為に
情け容赦ない「罪宝狩りの悪魔」に頑張ってなっていったのでしょう。