今回紹介するのは９月２８日発売の
「WORLD PREMIERE PACK 2024（ワールドプレミアパック２０２４）」よりこのカードです。
目次
カード説明
効果モンスター
星３/光属性/戦士族/攻1300/守1550
このカード名の①②の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
①：自分メインフェイズに発動できる。
手札・デッキから「虎菱之玄」１体を相手フィールドに守備表示で特殊召喚する。
②：このカードが「虎菱之玄」の効果で特殊召喚した場合に発動する。
相手は２枚ドローする。
その後、相手は手札を１枚選んで捨てる。
③：自分・相手のバトルフェイズ終了時に発動する。
フィールドのこのカードを手札に戻す。
光属性戦士族のレベル３モンスターです。
銀色の甲冑と龍を模した面を身に着ける僧兵です。
このカードとセット扱いの虎菱之玄が武田信玄モチーフなのに対して
こちらはずばり上杉謙信モチーフとなっています。
英語名は「ケン・ザ・ウォーリア・ドラゴン」。
上杉謙信の異名の１つである「越後の龍」を意識した名前と言えるでしょう。
虎菱之玄の効果で相手の場に特殊召喚されて敵に塩を送る
①：自分メインフェイズに発動できる。
手札・デッキから「虎菱之玄」１体を相手フィールドに守備表示で特殊召喚する。
①の効果は１ターンに１度、
手札やデッキから《虎菱之玄》を相手の場に守備表示で特殊召喚します。
《虎菱之玄》は特殊召喚される事で手札を１枚捨てる効果を持っており
この効果で送り付ける事で実質的なハンデスとして機能します。
②：このカードが「虎菱之玄」の効果で特殊召喚した場合に発動する。
相手は２枚ドローする。
その後、相手は手札を１枚選んで捨てる。
②の効果は１ターンに１度、《虎菱之玄》の効果で特殊召喚した場合に
相手に２枚ドローさせた後に相手に手札を１枚選んで捨てさせます。
上杉謙信の逸話である「敵に塩を送る」を体現したような効果であり
《虎菱之玄》はこのカードの①と同様の効果を持っているので
相手の場にこのカードを送り付けて自分が手札交換の恩恵を授かれます。
フィールドのこのカードを手札に戻す。
③の効果はお互いのバトルフェイズ終了時に場のこのカードを手札に戻す強制効果です。
こちらも《虎菱之玄》が同様の効果を持っており
相手に送り付けたカードともども手札に戻し再利用が可能です。
そのまま再度①の効果で手札から送りつける事もできますし
片方は手札コストなりに利用する事もできます。
ただあくまで発動するのがバトルフェイズ終了時なので
そもそもバトルフェイズがない先攻１ターン目に発動できない点に注意です。
暗黒界のトリガーとしても
御覧の通りに《虎菱之玄》とセットで運用する事が大前提のカードとなっており
どちらも相手の場に相方を送り付ける事でアドバンテージを確保しつつ
手札に戻って再利用するといった使い方は変わりません。
この手のセット運用が前提のカードとしては
どちらを先に引いたとしても腐る事なく運用できる点が使いやすいです。
特に②の効果の発動を狙う場合、とにかくハンドアドバンテージが稼ぎやすく
手札コストとしても利用しやすいカードとなっています。
１度発動して手札にだぶついてきた場合などにも
②の効果で捨てる事ができるので無駄がありません。
ただ自己展開効果の類は持っていないので召喚権を消耗しやすいです。
召喚権をあまり使わないデッキの方が有効活用ができるでしょう。
また②の効果は「相手が発動した効果で自分が手札を捨てる」という形になります。
この為に暗黒界とは相性がよく
相手の効果で捨てられる事で発動する効果のトリガーとしても機能させられます。
上杉謙信といえばＭＵＧＥＮ動画のこれがずっと頭から離れません。