今回紹介するのは9月28日発売の
「WORLD PREMIERE PACK 2024(ワールドプレミアパック2024)」よりこのカードです。
目次
カード説明
効果モンスター
星11/闇属性/岩石族/攻3000/守 600
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分・相手のメインフェイズに、レベルの合計が11以上になるように、
自分フィールドのモンスターをリリースして発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
その後、自分フィールドに他のモンスターが存在しない場合、
フィールドの攻撃力が一番高いモンスター1体を破壊できる。
②:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
その間はお互いに1ターンに4回までしかモンスターを召喚・特殊召喚できない。
闇属性岩石族のレベル11モンスターです。
大きな爪と口にくわえて
髪の毛のように伸びる先端の鋭利な触手のようなものを多数持つ二足歩行の怪物です。
名前的にも原始生命態ニビルに関連があるとみられ
恐らくはあちらの内部に紛れ込んでいた存在なのでしょう。
カード名はかつて地球に火星ほどの大きさの惑星が激突した結果、
月が形成されたというジャイアント・インパクト説において
激突した仮想の天体の名称である「ティア」からだと思われます。
レベル合計11以上をリリースして特殊召喚して一番攻撃力が高いカード破壊
①:自分・相手のメインフェイズに、レベルの合計が11以上になるように、
自分フィールドのモンスターをリリースして発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
その後、自分フィールドに他のモンスターが存在しない場合、
フィールドの攻撃力が一番高いモンスター1体を破壊できる。
①の効果はお互いのメインフェイズに1度、
合計レベルが11以上になるように自分の場のモンスターをリリースする事で
自身を手札から特殊召喚できる自己展開効果です。
それに加えて特殊召喚後に自分の場に他のモンスターがいなければ
場の一番攻撃力が高いモンスターを破壊できる追加効果があります。
レベル的に《原始生命態ニビル》をリリースするのを想定していると思われる効果あり
ニビル発動後もなおも展開してきた相手に対して
今度はこちらを出して妨害をするといった使い方が可能です。
それ以外だと1体のみで出すというのは中々難しいですが
レベル6モンスター2体を並べられるようなデッキなどでは十分狙えるでしょう。
その間はお互いに1ターンに4回までしかモンスターを召喚・特殊召喚できない。
②の効果はモンスターゾーンに存在している間、
お互いに1ターンに4回までしかモンスターを召喚や特殊召喚できなくなります。
大量展開するデッキにはある程度刺さる効果ではあるものの
このカード自体には特に体制の類はなく、
4回の展開以内でこのカードを除去されてしまうとロックもなくなってしまうので
実際の所そこまで拘束効果は高くないでしょう。
ニビルとのセットを想定されているような効果ですが
そもそもニビル自体が安定して出せると言い難いカードであり
出す手段をあちらばかりに依存してるとどうしても腐ってしまうケースが多いでしょう。
そのためにこのカードを使うのであればニビルを採用した上で
別の高レベルのモンスターを場に用意できるデッキで活用するのが望ましい所です。
例えば【センチュリオン】であれば相手ターンにレベル12のシンクロを出しやすく、
そこから更なる妨害手段としてこちらを出すといった使い方ができます。
それ以外でも高レベルの融合やシンクロを活用するようなデッキであれば
手札からのフリーチェーン除去の1つとして使っていくことができるでしょう。
ある程度モンスターを複数並べるようなデッキであっても
相手がこちらのモンスターを除去してくるなりで
残り1体になるようなケースは起こりえるので
そこがこのカードを出すタイミングとなってきます。
原始生命態ニビルのイラストには複数のモンスターの姿が確認できます。
このカード以外にも原始生命態が今後出てくるかもしれませんね。