今回紹介するのは9月28日発売の
「WORLD PREMIERE PACK 2024(ワールドプレミアパック2024)」よりこのカードです。
目次
カード説明
通常罠
①:自分の墓地・除外状態のレベル5以下のサイキック族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
サイキック族用の通常罠です。
メンタルプロテクターが転移しパワー・インジェクターが飛び蹴りを食らっています。
アポートは離れた物体や人を自分の元に転移させる超能力の一種であり
自分自身が瞬間移動するテレポートとはおおむね逆となっています。
このカードの場合、パワー・インジェクターがメンタルプロテクターを自分の元に引き寄せたものの
ちょっと失敗してイラストのようになっているのかもしれません。
カード名からもイラストからも緊急テレポートを強く意識したものとなっていますね。
墓地や除外ゾーンからレベル5以下のサイキック族特殊召喚
そのモンスターを特殊召喚する。
その効果は自分の墓地や除外ゾーンから
レベル5以下のサイキック族を特殊召喚します。以上!
デッキから特殊召喚できる《緊急テレポート》に対して
こちらは墓地や除外ゾーンから特殊召喚できるとあちらの対を意識した効果になっています。
テキストもかなり短めでこの時代では珍しい、とてもシンプルな性能のカードだと言えるでしょう。
単純に蘇生用の通常罠として見た場合、より蘇生対象の広い《戦線復帰》の存在があります。
このカードの特色は墓地だけでなく除外ゾーンからも特殊召喚可能な所であり
《電脳堺姫-娘々》のように除外されるようなカードの再利用手段として活用できます。
とはいえただ単純に除外したカードを特殊召喚するだけであれば
今度は《竜嵐還帰》というライバルが出てくるので
このカードは墓地と除外ゾーン、どちらにも対応している点を活かしたい所です。
例えば《マクロコスモス》や《次元の裂け目》など除外ギミックを活用するデッキであれば
それらが用意できずに墓地へ送られてしまうような状態であっても蘇生が狙えるので融通が利きます。
いっその事開き直って4枚目以降の《戦線復帰》や《竜嵐還帰》として採用するのも
1つの選択肢となるでしょう。
今回のパックはサイキック族用の、
それも一番初期のサイキック族を意識したようなカードが結構ありますね。
このカードも名称ターン1制限がない事も含めて
本当に初期のサイキック族サポートとしてありそうな効果になっています。