今回紹介するのは9月28日発売の
「WORLD PREMIERE PACK 2024(ワールドプレミアパック2024)」よりこのカードです。
目次
カード説明
効果モンスター
星10/闇属性/幻想魔族/攻3000/守 0
①:モンスターがメインフェイズに相手フィールドから墓地へ送られた場合、
このカードがどこに存在するかによって以下の効果を発動できる
(このカード名の以下の効果はそれぞれ1ターンに1度しか選択できない)。
●手札:このカードを特殊召喚する。
●フィールド:相手フィールドの効果モンスター1体の攻撃力を1500ダウンする。
この効果で攻撃力が0となった場合、さらにそのモンスターを破壊できる。
②:このカードがモンスターと戦闘を行う場合、その2体はその戦闘では破壊されない。
闇属性幻想魔族のレベル10モンスターです。
棘のついた極めて長い尻尾を持つ異形の怪物です。
幻想魔族特有の目の模様は左胸あたりに存在しています。
周囲には葬られたドラゴンがあり右手でドラゴンをわしづかみにしつつ
左手では別のドラゴンを串刺しにしているというなんとも凄惨な光景が広がっています。
まさに「龍を葬るもの」といった感じですね。
攻撃力を1500下げて0になったら破壊
このカードがどこに存在するかによって以下の効果を発動できる
(このカード名の以下の効果はそれぞれ1ターンに1度しか選択できない)。
●手札:このカードを特殊召喚する。
●フィールド:相手フィールドの効果モンスター1体の攻撃力を1500ダウンする。
この効果で攻撃力が0となった場合、さらにそのモンスターを破壊できる。
①の効果はメインフェイズ中に相手の場のモンスターが墓地へ送られた場合に
このカードが場か手札にあればそれぞれ対応した効果を発動できます。
それぞれの効果にターン1制限がついていますが
手札から発動する効果と場から発動する効果はそれぞれ発動する事が可能となっています。
相手ターンであれば相手が展開していれば自然と条件を満たしやすいですし
自分ターンでも相手モンスターを破壊するなりすれば条件を満たせます。
手札から発動した場合は自身を特殊召喚できます。
単純に使いやすい自己展開用の手段として活用でき
そのまま場から発動した場合の効果の布石として利用できます。
場から発動した場合は相手の効果モンスター1体の攻撃力を1500ダウンさせ
それにより攻撃力が0になればそのモンスターを破壊します。
《オシリスの天空竜》を弱体化させたような効果であり
相手の攻撃力次第ながらも展開の妨害として活用できます。
下級モンスターや低リンクのモンスターであれば破壊が狙いやすいでしょう。
②の効果は自身と自身が戦闘する相手モンスターに戦闘破壊耐性を付与します。
幻想魔族ではすっかりとおなじみとなった仕様であり
このカードは攻撃力が3000と高いので戦闘破壊から身を守るというよりも
①の効果で攻撃力の下がった相手モンスターを
サンドバッグにする目的で活用する事が多くなるでしょう。
手札誘発として色々面白い性能してます
①の効果で相手ターンに展開しつつ②の効果で攻撃力を下げて除去を狙うという
やや変則的な手札誘発といった感じのカードです。
実際に特殊召喚条件的に相手がモンスターを何かしらの素材にした後で出す事が多くなるので
エクストラデッキのモンスター相手では攻撃力を0にできるケースは少ないものの
動きを制限するのは狙っていけるでしょう。
《機械仕掛けの夜-クロック・ワーク・ナイト-》や《ライゼオル・デュオドライブ》など
全体弱体化手段と組み合わせればより破壊できる範囲も広くなります。
また手札誘発としては攻撃力が3000と高く自己展開も狙いやすい事から
自分ターンでもちゃんと果たせる仕事がある事も1つの利点です。
ランク10のエクシーズ素材に利用するのもいいでしょう。
それ以外にも《悪夢再び》で墓地から2枚回収ができる、
名称ターン1制限がないので複数が手札に来ても無駄にならない、
墓地へ送って発動しないので《墓穴の指名者》で妨害されない、
など手札誘発として中々面白い要素を兼ね備えたカードとなっています。
幻想魔族としてかなり汎用性が高いカードなので
そう言う意味でも面白い性能してますね。
所で「ヴィブリアル」ってどういう意味なんでしょう?