今回紹介するのは8月24日発売の
「デッキビルドパック クロスオーバー・ブレイカーズ」よりこのカードです。
目次
カード説明
通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
このカードは自分フィールドの表側表示の「M∀LICE」モンスター1体を除外し、
セットしたターンに発動する事もできる。
①:デッキから「M∀LICE」モンスター1体を手札に加える。
自分フィールドに「M∀LICE」Lモンスターが存在する場合、
さらにフィールドのカード1枚を除外できる。
【M∀LICE】用の通常罠です。
どきつい彩色の階段がいくつもある電脳空間で
M∀LICE<P>Dormouseとマッドハッカーが椅子と共に浮かび上がっています。
ドーマウスの所持していた黒いティーポットをマッドハッカーが持っており
2人してお茶会を楽しんでいるのでしょう。
カード名は「mad tea party(マッド・ティー・パーティー)」からだと思われます。
日本語では「気違いのお茶会」でありこれは「不思議の国のアリス」において三月ウサギが
ネムリネズミと帽子屋の3人で行っている終わらないお茶会の事です。
マッドハッカーはこのお茶会における帽子屋をモチーフとしたモンスターであり
ネムリネズミをモチーフとしたドーマウスとイラストで共演してるわけですね。
マッドハッカーも闇属性サイバース族でハッカーをイメージしたカードであり
M∀LICEとはしっかりと正解感が繋がっています。
M∀LICEというテーマが発表された時点で
マッドハッカーと関連性があるのでは?と推測した人が結構いました。
思いっきり関連性ありましたね。
仲間をサーチ、リンクモンスターがいればさらに除外!
セットしたターンに発動する事もできる。
まずM∀LICE罠が共通で持つ仕様として
自分の場のM∀LICEを除外する事でセットしたターンでも発動できます。
《M∀LICE<P>White Rabbit》でサーチしてあちらを除外する事で
そのままあちらを特殊召喚しつつ、すぐさま発動が可能です。
ただこのカードは相手ターンに発動するのも効果的なので
除外できる状態でも相手ターンまで待つ選択肢もあります。
①:デッキから「M∀LICE」モンスター1体を手札に加える。
自分フィールドに「M∀LICE」Lモンスターが存在する場合、
さらにフィールドのカード1枚を除外できる。
その効果は1ターンに1度、
デッキからM∀LICE1体をサーチできます。
シンプルなサーチであり、M∀LICEを除外して発動できれば
罠カード故の遅さもカバーできます。
サーチしたM∀LICEは《闇の誘惑》など手札から除外する手段があれば
そのまま特殊召喚が狙えます。
それに加えて自分の場にM∀LICEリンクがいる状態で発動できれば
場のカードを1枚除外できる豪華特典がついてきます。
対象に取らない除外という強力な除去手段であり
M∀LICEリンクを場に維持できていれば相手ターンに発動する事で
妨害手段としても機能します。
シンプルに使いやすいサーチ手段に
対象に取らない除外という豪華すぎるおまけが付与されているカードです。
【M∀LICE】における主力の除去手段の1つであり
M∀LICEリンクがいてこそ真価を発揮できるカードなので
できる限りM∀LICEリンクがいる状態で発動を狙いたい所です。
特にこのカードは《M∀LICE<C>GWC-06》と違ってリンクの特殊召喚はできないので
事前にリンクモンスターを用意する準備がしっかり必要になってきます。
こう位置的に下から丸見えの構図なのに
特にそういうの気にしてなさそうなドーマウスの警戒心のなさと
そちらに視線を向けないマッドハッカーの紳士っぷりが何か良いですね。