遊戯王ゴーラッシュ119話の感想です。
前回の感想はこちらです。
目次
もう疲れちゃって、全然動けなくてェ・・・
死者蘇生確保のためにダマムー確保を部下に命じるダークマイスター遊歩。
そんな遊歩の現状をユウディアスはUTSの社員たちに報告します。
田崎さん「社長がダークマイスターという不良になっていたとは・・・」
遊歩ちゃん、グレた扱いです。
まあとにかくユウディアス達もダマムーを探さなければという事で
UTS一同は回覧板で近所にお知らせをしつつダマムー創作のポスターを貼っています。
エポックも言っていますが指名手配犯みたいな扱いです。ディアベルスターかな?
ユウディアスとエポックもダマムーも捜索に出発しますが
マナブとニャンデスターはMIKの方で用事があるみたいで不在のようです。
とはいえ捜索といっても手掛かりがなければ探すのは大変です。
そんな所に現れたのは合羽井テル。
「ずっと宇宙船暮らしだったし娯楽に飢えているのでは?」というアドバイスをします。
そう思ってゲームセンターに来てみたら大正解、ダマムーがゲームを楽しんでいました。
定規を使ってボタンを連打しています。
うん、明らかにハイパーオリンピックですね。
ちなみに1883年のゲームです。しかもテーブル筐体です。
自分、ゴーラッシュの舞台設定を2002年だと予測していたのですが甘かったかもしれません。
いくら六葉町が田舎だといってもテーブル筐体が現存しているかなぁ・・・。
まあなんにせよダマムーを発見しました。
が、ブリュエアが影に潜伏しておりダマムーを確保しようとします。
しかし更に影に潜伏していたフカムラがナイスセーブ。
逃げるダマムーを追いかけつつ皆してブリュエアを踏みつけます。ユウディアスは特に念入りに。
ユウディアスからすればダマムーがダークメンに捕まらなければそれでいいので
ダマムーを追いかける事よりブリュエアを踏みつける事のが優先です。
こんなんじゃダマムーを見つけてもすぐ逃げられて捕獲までするのは無理と
ダークマイスター遊歩に報告するブリュエア。
それを聞いたダークマイスター遊歩はDM粒子の散布を命令します。
そうしてバリベルギャーからDM粒子が散布されると
ダマムーは突然空を飛ぶことができなくなりぐったりと倒れてしまいます。
このダークマター粒子、ダマムーの力を一時的に奪う効能があるみたいですね。
ダマムー捕獲のために用意いしていたみたいです。
なおそのDM粒子の作り方ですがダークマター物質を1週間くらい陰干しにして
さらにそれを微粉末になるまでにすり潰すというとても地道な作業を必要とするものでした。
・・・皆さん、気付いているでしょうか。ダークマター空間に太陽なんてなかったことに。
つまりこのDM粒子、ダークマター帝国が地球に来てから
わざわざ遊歩が1週間かけて作っていた事になります。描写見る限りどこか家も借りて。
前回、ダマムーがカードを持って逃亡してから捕獲用に製作したと思われるので
あれから一週間の時間が経過していたようです。
まあそんな努力の甲斐もあってダマムーに効果てきめんでしたが
その様子を見た遊飛がダマムーの身を案じて飛び出していきます。
遊飛はユウディアス達の元に訪れてダマムーの容態を伺います。
とりあえずはUTSの方に連れて行って看病しているみたいですね。
が、これこそが遊歩の狙い、遊飛の影にこっそりクヤムヤを潜ませており
ダマムーの場所を特定させる事に成功しました。
カードを渡さないとDM粒子を更にじっくり煮詰めて濃縮したものを散布するといい
もしそれが実行されればダマムーは液体になってしまうと脅す遊歩。
エポックのノ・ブレスも耳栓でしっかりガードします。
それを止めようとする遊飛にならラッシュデュエルでケリをつけようと言い出し
こうして遊飛VSダークマイスター遊歩のラッシュデュエルが開始されます。
本気の兄妹喧嘩
先攻は遊飛、ドロー。
まずは2体召喚してリリース、
ブルートゥース・バーストドラゴンをアドバンス召喚します。
元々は遊歩のエースモンスターでありだからこそ
このカードを使っていた頃の遊歩に戻って欲しいという想いを込めて使っています。
遊飛はこれでターンエンドです。
難しい理屈は分からなくとも死者蘇生を使ってしまったら
今までの遊歩がいなくなってしまう事は理解している遊飛。
何よりも兄として妹が犠牲になるのを黙ってられないという事ですね。
犠牲になる気マンマンの遊歩は平行線だといいその意思を変えません。
ダークマイスター遊歩のターン、ドロー。
モンスターを影守備でセットした後にダークマター・コールドレイクを召喚、
その効果で墓地肥やしをしダークマター・ディーラドンを蘇生します。
さらにディーラドンの効果でも墓地肥やしを行いつつ2体リリース、
押し寄せる闇!押し寄せる重圧!
いでよ!ダークマター・プレッシャーヴルム!!
ダークマター・プレッシャーヴルムをアドバンス召喚します。
このカードは場の影守備モンスターと墓地のモンスターの数×100だけ
自身の攻撃力を強化する永続効果を持っており現在攻撃力200アップです。
ブルートゥースの攻撃力をわずかに上回りそのままあちらを戦闘破壊します。
ダークマイスター遊歩はこれでターンエンド。
遊飛のターン、ドロー。
ハイブリッドライブ・タスクとハイブリッドライブ・オーブスターを召喚、
タスクの効果で墓地肥やしをしつつスクリュードライバーを手札に確保した後にオーブスターの効果を発動。
全てを遮る厚い壁!いかなる技も跳ねのけろ!
いでよ!ハイブリッドライブ・バリアテイル!!
墓地のハイブリッドライブ・バリアテイルを蘇生させます。
更に2体リリースでハイブリッドライブ・スクリュードライバーもアドバンス召喚、
2体の最上級モンスターが並んだ形となります。
更に魔法「ハイブリッドライヴ・スクリーニング」を発動、
ダークマイスター遊歩の伏せカードを2枚破壊します。
この効果を使用した場合、相手はデッキトップからカードを2枚墓地へ送り
その中に罠があればセット可能ですが今回は墓地が送られませんでした。
代わりにモンスターが送られてプレッシャーヴルムの攻撃力が更にアップします。
しかしスクリュードライバーの効果でプレッシャーヴルムも破壊されてしまいます。
遊飛はまずバリアテイルで影守備モンスターを破壊し貫通効果でダメージを与えた後に
スクリュードライバーでダイレクトアタックを仕掛け、
ダークマイスター遊歩のライフを残り400にまで削ります。
遊飛はこれでターンエンドです。
一族特有の悔しがりかた
ダークマイスター遊歩のターン、ドロー。
魔法「ダークマター・パラレルポッド」を発動、
デッキトップからカード3枚を墓地へ送り、
その中に同じレベルのモンスターが2体入れば手札に回収できますが
今回は条件を満たす事ができませんでした。
そんな様子を見て遊歩は「運命も諦めろと言っている」と主張するものの
遊歩は最初から運命なんて信じず、ただ科学的に論理的になすべきことをなし
完璧なオーティスになるのだと言います。
当然ながら遊飛はそんな自己犠牲的な行動は認められません。
お前は自分の双子の妹なんだと止めようとします。
そんな兄の様子に遊歩はいつも難しい事はまかせっきりだったと文句を言います。
他のUTSの人達も小さい頃から難しい事は妹に投げっぱなしだったと話ており
なんともまあ遊飛の説得がしまらない形になっちゃってます。
とにかくこれが自分の決めたロードなのだと
遊歩は自分がオーティスになるのを諦めるつもりは一切ありません。
そんな遊歩のロードを遊飛はぶっ壊してやると意気込みます。
遊歩はモンスターを影守備でセットしつつコールドレイクを再び召喚、
その効果で墓地からダークマター・ドラゴンを蘇生します。
そしてコールドレイクをリリースしC・ダークマター・ワイバーンをアドバンス召喚、
2体でダークマター・エンペラー・ドラゴンをコンタクトフュージョン召喚します。
その効果で遊飛のセットカードを2枚破壊して攻撃力を5000アップ、
更に魔法「ダークマター・クロス」を発動、
墓地のモンスター2体をデッキに戻す事で2回攻撃を付与します。
まずスクリュードライバーを攻撃して戦闘破壊、
そしてもう1回攻撃をしようとした所で遊飛が発動したのは「フュージョンキャンセル」。
これは相手のフュージョンモンスターをデッキに戻して
その素材を墓地から蘇生させるカードですが
コンタクトフュージョンは素材をデッキに戻す事でフュージョン召喚します。
つまり蘇生させるべきモンスターが墓地におらず強力なメタとして機能するわけです。
ズウィージョウのコンタクトフュージョンを見た時から対策として用意していたという遊飛。
これで遊歩の戦術を崩した・・・と思いきや。
ずっと一緒にいた双子として、遊飛の考えを分かっていたと主張する遊歩。
罠「ダークマター・ヘイズ」を発動、墓地のプレッシャーヴルムとパワーリザードを蘇生し
更に罠「ダークマター・ディシジョン」によってプレッシャーヴルムを表側にします。
永続効果によって攻撃力を高めたプレシャーヴルムによってバリアテイルを攻撃、
そのまま戦闘破壊して遊飛のライフを0にしました。
ダークマイスター遊歩の勝利です。
ラッシュデュエルに勝利した遊歩はそのままダマムーからカードを奪い取ります。
死者蘇生を奪われてしまったと悲観にくれる一同ですが
ダマムーは「せっかくユウディアスがくれたのに!」と悲しんでいます。
当然ながらユウディアスはダマムーに死者蘇生なんて渡していません。
じゃあ何を奪われたのかというと宇宙さんカードでした。
ユウディアスはいつの間にそれをダマムーに渡していたんだ。
まんまとしてやられたダークマイスター遊歩は震えながらも
残るもう1人のダマムーが死者蘇生を持っていると判断し、
改めてダークメン達にダマムー捜索を命じます。
ダークメンのいる前では威厳を見せていた遊歩でしたが
一同が去った後はしてやられた悔しさを隠す事ができずに地団駄を踏んでいます。
この悔しがり方、どこか覚えがある人もいるんじゃないでしょうか。
そう、王道遊我の悔しがり方にそっくりなんですね。
このあたり改めて遊我のご先祖様なんだなって実感しますね。
そんな悔しがる遊歩の様子を見て遊飛はどこか嬉しそうな表情でその場を去りました。
なんだかんだ遊歩が変わっていない事を実感できたのでしょうね。
というわけで遊飛と遊歩によるガチの兄妹喧嘩でした。
自分の記憶を消去してオーティスになる決意をしている遊歩ですが
今回は特に子供っぽく表情豊な様子を見せていました。
今まではUTSの社長として立派でいようと努めていましたが
今はそんなしがらみからも解かれて年相応の女の子でいられるのでしょう。
実はダークマイスターでいる方が本来の自分でいられるのかもしれません。
さて遊歩はもう1人のダマムーが死者蘇生を持っていると判断していますが
個人的にはどうにもこれ、アサカが仕掛けた罠のようにも感じられるんですよね。
はたして死者蘇生はどこにあるのか。
ちなみに個人的な予想としては「ユウナが確保している」だったりします。
次回予告 第120話『団長の思い』
ロヴィアン達おつカレー団がダマムーを匿っているかも、ロヴィアンの元を訪れるユウディアス。
しかしダークマター帝国も同じことを考えていたようでゼイエトもやってきます。
というわけで今回はロヴィアンVSゼイエトの対決となります。
今回は次回予告で珍しく新カードの効果まで判明しています。
装島クレッシェランド、まさに装備魔法に特化したフィールド魔法ですね。
ただゼイエトもそれを利用して装備魔法で強化してきています。