今回紹介するのは7月27日発売の
RAGE OF THE ABYSS(レイジ・オブ・アビス)よりこのカードです。
カード説明
融合・効果モンスター
星12/闇属性/ドラゴン族/攻4500/守4500
元々の攻撃力と元々の守備力が2500のモンスター×3
①:融合召喚したこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、
このカードは相手の効果では破壊されず、相手はこのカードを効果の対象にできない。
②:自分の墓地にカードが25枚以上存在する限り、
融合召喚したこのカードの攻撃力・守備力は4500アップする。
③:1ターンに1度、相手の墓地にカードが25枚以上存在する場合に発動できる。
相手フィールドのカードを全て破壊する。
闇属性ドラゴン族のレベル12融合モンスターです。
25周年を記念してつくられたカードの1体であり
誇りと魂の龍の進化形と思われます。
ビフォー
↓
アフター
青眼の究極竜をリスペクトした3つ首の竜になっています。
左右の首が金と青の光弾を発射しようとしているのが格好いいですね。
左右の色合いが少し違っていますがこれは光弾による光の反射を表現したものでしょう。
融合素材には元々の攻撃力と元々の守備力が
共に2500のモンスター3体を指定しています。
《結束と絆の魔導師》や《誇りと魂の龍》以外にも該当するモンスターがいくつかあり
例えば《妖眼の相剣師》や《閃術兵器-H.A.M.P.》、《影の王 レイヴァーテイン》等が該当します。
他にも《デスピアン・クエリティス》や《赫焉竜グランギニョル》なども該当しており
アルバスの落胤関連のデッキであれば無理なく採用できるモンスターも多いです。
融合召喚そのものはドラゴン族なので《龍の鏡》などで墓地融合を狙うのがいいでしょう。
このカードは相手の効果では破壊されず、相手はこのカードを効果の対象にできない。
①の効果は融合召喚している状態で場にいる間、
相手の効果による効果破壊耐性と対象耐性が付与されます。
元々の攻撃力4500と合わせて高い場持ち性能を発揮できます。
融合召喚したこのカードの攻撃力・守備力は4500アップする。
②の効果は融合召喚している状態で自分の墓地にカードが25枚以上存在していれば
自身の攻撃力と守備力が4500アップします。
《誇りと魂の龍》を強化したような効果であり条件さえ満たせれば9000打点に到達します。
とはいえあちらと同様に墓地に25枚ものカードを用意するのは至難の業でしょう。
相手フィールドのカードを全て破壊する。
③の効果は1ターンに1度、相手の墓地にカードが25枚以上あれば
相手のカードを全て破壊できます。
相手の墓地に25枚ものカードを用意するのは②の効果以上に条件が厳しく、
相手の墓地を肥やす事は塩を送る結果にも繋がりやすいでしょう。
何よりそこまでできるならもうデッキ破壊狙った方が早いと思います。
ただ発動できれば強力な効果であり
相手の盤面を焼け野原にした上で直接攻撃による大ダメージを与えやすいです。
同じく25周年記念の《結束と絆の魔導師》や《誇りと魂の龍》と比較すれば
場に出す条件自体は充分狙っていける範疇であり
耐性持ちの4500打点という時点で一定の仕事をさせる事が可能です。
ただどうせこのカードを使うのであれば③の効果は厳しいとしても
②の効果を適用して9000打点のアタッカーとして運用していきたい所ですね。
60枚デッキで《隣の芝刈り》も混ぜながらさらに追加で墓地肥やしをし、
《龍の鏡》による墓地コストも含めて墓地にカードを揃えていきたい所でしょうか。
こうなると次は結束と絆の魔導師の融合バージョンが出そうですね。
攻撃力守備力が2500のモンスター×2の融合だったりするんでしょうか。