今回紹介するのは７月２７日発売の
RAGE OF THE ABYSS（レイジ・オブ・アビス）よりこのカードです。
目次
カード説明
カウンター罠
このカード名の①②の効果は１ターンに１度、いずれか１つしか使用できない。
①：自分フィールドに「ヴァルモニカ」Ｌモンスターが存在し、
モンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
②：墓地のこのカードを除外して発動できる。
自分フィールドの響鳴カウンターの数まで、
「ヴァルモニカ・エレディターレ」以外の
自分のＥＸデッキ（表側）・墓地・除外状態の「ヴァルモニカ」カードをデッキに戻す。
その後、自分は戻したカード３枚につき１枚ドローできる。
【ヴァルモニカ】用のカウンター罠です。
天使の聲と悪魔の聲が水面に映る何かを２人して眺めています。
「エレディターレ」とはイタリア語で「継承する」といった意味の言葉であり
世界の命運を託す相手を選定している所なのかもしれません。
ヴァルモニカリンクがいれば万能無効
①：自分フィールドに「ヴァルモニカ」Ｌモンスターが存在し、
モンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
①の効果は１ターンに１度、自分の場にヴァルモニカリンクがいる状態で
モンスター効果や魔法罠が発動した時にそれを無効にして破壊します。
テーマ用の万能カウンターであり発動できれば妨害手段として強力ですが
前提となるヴァルモニカリンクを出すのがやや手間でもあるので
展開はしっかり行う必要があります。
②：墓地のこのカードを除外して発動できる。
自分フィールドの響鳴カウンターの数まで、
「ヴァルモニカ・エレディターレ」以外の
自分のＥＸデッキ（表側）・墓地・除外状態の「ヴァルモニカ」カードをデッキに戻す。
その後、自分は戻したカード３枚につき１枚ドローできる。
②の効果は１ターンに１度、墓地から除外する事で
自分の場の響鳴カウンターの数まで同名カード以外の
墓地、除外ゾーンエクストラデッキの表側カードをデッキに戻し
戻したカード３枚につき１枚ドローします。
天使の聲と悪魔の聲の両方をペンデュラムゾーンにセットし、
かつ共鳴カウンターをしっかり溜めて２枚程度のドローを行う事が可能です。
大量のカードをデッキに戻す必要があるものの
サーチ先が枯渇しやすい【ヴァルモニカ】にとっては一概にデメリットとも言えないでしょう。
①の効果とは１ターンにどちらか片方しか発動できないので
基本的には自分ターンにこちらの効果を発動する形になるでしょう。
この手のテーマ用のカウンター罠としては
発動条件を満たすのにエース級を出す必要がありやや条件を厳しいものの
しっかりと展開ができていればやはり強力なカウンター罠として機能します。
それでいて②の効果で手札の確保もできるので総合的に見て
とても優秀なカウンター罠とみていいでしょう。
このイラストはこれからセレトリーチェが選ばれるのでしょうか。
それともセレトリーチェが運命の選択をした後、
また新たな選択者が選定されてる所なのかどちらなのでしょうね。