今回紹介するのは7月27日発売の
RAGE OF THE ABYSS(レイジ・オブ・アビス)よりこのカードです。
目次
カード説明
効果モンスター
星4/水属性/魚族/攻1400/守1050
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがドロー以外の方法で手札に加わった場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
②:モンスター3体以上を素材とする水属性XモンスターをX召喚する場合、
このカードは2体分のX素材にできる。
③:このカードを素材として持っている「シャーク・ドレイク」Xモンスターは以下の効果を得る。
●1ターンに1度、このカードのX素材を2つ取り除き、
フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードをこのカードのX素材とする。
シャークの新規となる水属性魚族のレベル4モンスターです。
その名の通りにNo.32 海咬龍シャーク・ドレイクに近い姿を持つモンスターです。
ある意味ではシャーク・ドレイクの幼体的な感じなのかもしれませんね。
シャーク・ドレイクに近いせいで鮫っぽさがありませんが。
3体素材の水属性エクシーズを出す場合に2体分の素材に
①:このカードがドロー以外の方法で手札に加わった場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
①の効果は1ターンに1度、ドロー以外の手段で手札に加わった場合に
自信を特殊召喚できる自己展開効果です。
《浮上するビッグ・ジョーズ》、《アビス・シャーク》、《マーメイド・シャーク》などサーチ手段は豊富で
墓地からも《サルベージ》で手札に回収して即座に特殊召喚が可能です。
②:モンスター3体以上を素材とする水属性XモンスターをX召喚する場合、
このカードは2体分のX素材にできる。
②の効果は1ターンに1度、
モンスター3体以上が素材の水属性エクシーズの素材になる場合に
自身を2体分のエクシーズ素材にできるというものです。
該当するエクシーズは少なく③の効果も考えれば
《No.32 海咬龍シャーク・ドレイク》のエクシーズ召喚に繋げるのが基本となるでしょう。
本来3体の素材が必要なあちらを2体の素材で出せるようになるので
①の展開効果も含めてエクシーズ召喚の難易度がぐっと下がります。
●1ターンに1度、このカードのX素材を2つ取り除き、
フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードをこのカードのX素材とする。
③の効果は自身をオーバーレイユニットにしている「シャーク・ドレイク」と名の付くエクシーズに
1ターンに1度、オーバーレイユニットを2つ消費する事で
場の魔法罠1枚を自身のオーバーレイユニットにする効果を付与します。
実質的に各種シャーク・ドレイクに魔法罠除去を付与する事が可能であり
魔法罠をケアした上での連続攻撃が狙いやすくなります。
③の効果を連続で発動したい場合に
まさにシャーク・ドレイクの救済カードといった感じであり
あちらのエクシーズ召喚を大幅に狙いやすくするのと同時に③の効果で魔法罠除去も付与できます。
③の効果には名称ターン1制限がないので《CNo.32 海咬龍シャーク・ドレイク・バイス》、
《CNo.32 海咬龍シャーク・ドレイク・リバイス》と重ねていく事で
連続で魔法罠除去を仕掛けていく事も可能です。
ただ実際に連続で③の効果を発動するにはこのカードがエクシーズ素材として残っている必要があります。
このカードを用いれば2体でシャーク・ドレイクを出せるわけですが
その場合、③の効果を使うとこのカードも素材として消費しなければなりません。
実際には効果を発動する前にシャーク・ドレイク・バイスへと重ねて発動、
そこから更にシャーク・ドレイク・リバイスへ重ねて発動といった感じに
2回の発動が限度となるでしょう。
2回重ねる関係上、エクストラデッキの枠もかさばるのでそこにも留意する必要があります。
アニメではたくさんいた2体分のエクシーズ素材になれる効果持ちのモンスターですが
それらは例外なくOCG化の際に別の効果になっていた中で
今回満を持してこの効果がOCG化として登場しました。
今後は同じような効果持ちのカードも出てくるかもしれませんね。