今回紹介するのは7月13日発売の
「ストラクチャーデッキ バース・オブ・ヒーロー 」よりこのカードです。
目次
カード説明
通常モンスター
星4/地属性/戦士族/攻 800/守2000
粘土でできた頑丈な体を持つE・HERO。
体をはって、仲間のE・HEROを守り抜く。
エレメンタルヒーローの1人、E・HERO クレイマンがラッシュデュエルにも登場です。
ビフォー
↓
アフター
基本的な構図はほとんど変わりませんが
全体的に各種パーツが少しだけ太く大きくなっており
OCGよりも屈強な印象が出ています。
また手の部分には光沢が増えており粘土というよりは鉄のようにも見えますね。
レジェンドのホーリー・エルフと同格の守備力
このカードの特筆すべき点はなんといってもその守備力でしょう。
下級モンスターで2000というのはレジェンドカードである《ホーリー・エルフ》と同じ数値であり
レジェンドではない下級モンスターの数値としては
それまでの最高であった守備力1800の《磁石の戦士γ》 を抜いてトップを更新した形となります。
ここまでの守備力があれば壁としてはかなり頼れる性能をしており
下級モンスターどころか下手な上級モンスターの攻撃にも耐えられます。
流石に最上級モンスター以上の攻撃を防ぐのは厳しいものの
特に隣に本命となるエースモンスターを横に並べていた場合、
ただの下級となるこのカードに敵エースの攻撃を誘う事が出来れば
仕事としては十分すぎるでしょう。
実際にはこのカードを無視して本命のエースを攻撃してくると思いますが
例えば相手が最上級モンスター1体と下級モンスター2体という布陣である場合、
こちらのエースカードは戦闘破壊できても
残った下級ではこのカードを突破できない、というケースは珍しくありません。
戦士族なので《魔将気流》に対応しているのもポイントです。
攻撃力が2800に到達するのでいざという時はアタッカーとしても運用できるでしょう。
《右手に盾を左手に剣を》で攻撃力守備力を入れ替える手もあります。
OCGにはこのカードを素材にした融合モンスターがいくつか存在していたので
ラッシュデュエルにも同様のフュージョンが今後登場する事も期待できます。
そうなればよりこのカードの活躍の道が増えてくるでしょう。
このカードの登場でホーリー・エルフの立つ瀬がなくなっちゃいましたね。
ラッシュデュエルは結構不遇なレジェンドカードを救済してくれる印象ですが
ホーリー・エルフの救済カードの登場が望まれるところです。