今回紹介するのは6月22日発売の
「ANIMATION CHRONICLE 2024(アニメーションクロニクル2024)」よりこのカードです。
カード説明
効果モンスター
星12/闇属性/悪魔族/攻3500/守3000
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:「地縛神」モンスターはフィールドに1体しか表側表示で存在できない。
②:自分・相手のメインフェイズに、手札・墓地のこのカードを除外して発動できる。
自分の手札・フィールド(表側表示)から
「地縛神」モンスターか「レッド・デーモンズ・ドラゴン」1体を墓地へ送る。
その後、以下の効果から1つを適用できる。
●デッキ・EXデッキから「地縛」モンスター1体を特殊召喚する。
●EXデッキから「スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン」1体をS召喚扱いで特殊召喚する。
地縛神の新規となる闇属性悪魔族のレベル12モンスターです。
無数の蛇を従わせる巨大な赤い魔神といった姿をしています。
遊戯王5D’sにおいて1万年前に存在したと言われる最強の地縛神であり
ジャックを取り込んで復活しようとしたものの逆に取り込まれてしまいました。
この姿は地縛神として復活した姿なのでしょうね。
①の効果は他の地縛神と合わせて場に1体しか存在出来ない制約です。
地縛神が共通で持つ制約ですがもう1つの地縛神が持つ制約である
場にフィールド魔法がないと自壊される、というのがありません。
その為にフィールド魔法なしで場に維持できる貴重な地縛神となります。
②:自分・相手のメインフェイズに、手札・墓地のこのカードを除外して発動できる。
自分の手札・フィールド(表側表示)から
「地縛神」モンスターか「レッド・デーモンズ・ドラゴン」1体を墓地へ送る。
その後、以下の効果から1つを適用できる。
②の効果はお互いのメインフェイズに1度、
手札や墓地にあるこのカードを除外する事で
地縛神かレッド・デーモンズ・ドラゴンを墓地へ送り、2つある効果から1つを選択します。
どちらを墓地へ送るかはデッキ次第となりますが
《地縛神 Aslla piscu》や《スカーレッド・デーモン》を場から墓地へ送る事で
これらが持つ効果発動のトリガーとして機能します。
このカードを手札や墓地に確保する手段としては
《クリムゾン・ヘルガイア》でサーチしたり《魔サイの戦士》で墓地へ送るなどがあります。
1つ目の効果はデッキやエクストラデッキから地縛1体を特殊召喚できます。
特に有力なのが《地縛戒隷 ジオクラーケン》で
フリーチェーンで発動して出せる事から
相手が丁度エクストラデッキ特殊召喚しようと思ったタイミングで出す事で
相手の動きを大きく制限できるでしょう。
2つ目の効果はエクストラデッキから
《スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン》をシンクロ召喚扱いで直接特殊召喚できます。
墓地のチューナーの数次第ですが高い攻撃力を確保可能であり
効果も相まって相手の戦闘に対する抑止力が高いです。
相手ターンに出しても壁として機能させやすいでしょう。
特に《地縛神 Aslla piscu》と相性がよく
②の効果によってフリーチェーンで墓地へ送る事ができるので
あちらが持つ全体除去を妨害手段として活用できるようになります。
2体目をデッキから特殊召喚する事も可能であり
主軸にした運用がよりしやすくなるでしょう。
基本的には場には出さず、手札や墓地から除外して②の効果へ繋げる運用方法になりますが
現状唯一のフィールド魔法なしで場にできる地縛神であり
《地縛旋風》などのトリガーとして運用する事は可能です。
打点も3500と高くレベルも12あるので
アタッカーや高いレベルを活かした素材としての使い方もあるでしょう。
地縛神をデッキから直接出す手段なので
割と真面目に地縛神用の救済カードになり得ますね。
リリース要員となるレッド・デーモンは比較的出しやすいですし。