今回紹介するのは5月11日発売の
「覚醒のバーストレックス」よりこのカードです。
目次
カード説明
フュージョン・効果モンスター
星9/闇属性/ギャラクシー族/攻2800/守1300
「ダークマター・ナイト」+「ダークマター・ミスト」
【条件】なし
【永続効果】このカードは相手の効果では破壊されない。
相手フィールドの全ての表側表示モンスター(レベル7~9)の攻撃力は、
[自分フィールドの裏側表示モンスターの数]×1000ダウンする。
闇属性ギャラクシー族のレベル9フュージョンモンスターです。
右手にツインブレードを持つダークマターの戦士です。
目や口が赤く光っており実に禍々しいですね。
「ズウィーガー」とはドイツ語で「勝利者」を意味します。
勝利をもたらすダークマターの騎士という事なのでしょうね。
影守備モンスターを用意すれば相手のエース格が弱体化
フュージョン素材には「ダークマター・ナイト」と「ダークマター・ミスト」を指定しています。
ダークマター・ミストというカードは現状存在せず、
名称変更効果を持つダークマターを利用する形になります。
結果的には上級モンスターと下級モンスターという組み合わせの素材になるでしょう。
「ダークマター・クレイドール」が「ダークマター・ミスト」になれる上に
墓地からフュージョンを回収できるのでフュージョン素材として使いやすく、
「ダークマター・デッドエール」は墓地から「ダークマター・ナイト」を蘇生できるので
これらを活用する事でカードの消費を抑えつつフュージョン召喚できます。
【永続効果】このカードは相手の効果では破壊されない。
相手フィールドの全ての表側表示モンスター(レベル7~9)の攻撃力は、
[自分フィールドの裏側表示モンスターの数]×1000ダウンする。
2つの永続効果を持っておりまず相手の効果では破壊されません。
攻撃力が2800ある為に単純に破壊耐性持ちのアタッカーとして使いやすく
これだけでも一定の活躍が期待できます。
それに加えて相手のレベル7~レベル9のモンスターの攻撃力を
自分の裏側モンスターの数×1000だけ下げる事が可能です。
とりあえず裏側守備でモンスターを1体セットする事が出来れば
それだけでエース級モンスターの攻撃力を1000下げる事ができるので
高レベルのフュージョンモンスターにも対象しやすくなります。
裏守備にしたモンスターも戦闘から守りやすいのもポイントです。
レベル10のフュージョンモンスターやマキシマムモンスターには通用しない点、
裏守備にしたモンスターの守備力がある程度ないと
他の下級モンスターで裏守備モンスターを戦闘破壊された後に
このカードをエース級のモンスターで戦闘破壊されるという
各個撃破が狙われる可能性がある点には注意が必要です。
弱体化の永続効果は多少癖があるものの、
「セットできるモンスターがいれば弱体化を狙える2800打点耐性持ちアタッカー」
といった感覚で運用する事が可能です。
実質的な出しやすさを考えれば十分に優秀なカードであり
ダークマターデッキにおけるアタッカーとして積極的に出していってもいいでしょう。
アニメでは既に複数のダークマター使いが登場していますが
現状このカードを使用するデュエリストはまだ出てきていません。
いったい誰が使用するのか楽しみですね。