ゴーラッシュ108話の感想です。
前回の感想はこちらです。
目次
またカレーパンで食糧危機になってる・・・
そんな所になーにがカレーパンだと文句を言うダークメンの姿。
彼はダークマター帝国の大幹部フカムラ。
なんと地球から旅立ってからずっとバリベルギャーの中に潜伏していたと言います。
つまり事実上彼が一番最初に接触していたダークメンです。
バリベルギャーCPTも彼が潜伏してりた事には全く気付いておらず、
その理由を自分は社会的撤退者だから気配を殺す事に関してはダークメン最強だとフカムラは言います。
社会的撤退者・・・要するに引きこもりです。
というか現在進行形で黒い球体のようなものに身を潜めて引きこもっています。
なおつい最近まで引きこもりだったエポックは
フカムラに対して共感性羞恥を感じており御覧の通りです。
さてそんな引きこもりだったフカムラが何故今になって姿を現したのか。
その理由はあまりにも大量にあるカレーパンのせいです。
どうやらフカムラは一番奥にある特別なカレーパンが欲しいようですが
山積みに積まれたカレーパンが邪魔で取る事ができず、
もし無理矢理取ろうとしたらカレーパンの雪崩が発生してしまうのだとか。
そんなわけでお前らこのカレーパン全部食えと文句を言ってきました。
そもそも何故そんなにカレーパンが欲しいのでしょうか?
それを知りたければ自分にラッシュデュエルを挑んで勝てというフカムラ。
勝手な事ばかり言う社会的撤退者が許せないとかつての引きこもりのエポックが起こり
フカムラもエポックがラッシュデュエルの相手を務めるかと思いましたが
エポックがラッシュデュエルの相手に指名したのはマナブ。
最初は断ろうとするマナブでしたがエポックから「副長」の肩書をいただくと
やる気を出してラッシュデュエルに挑みます。
ニャンデスター曰くマナブは肩書にとても弱いそうです。知ってた。
かくして、大幹部VS副長のラッシュデュエルが開始されました。
鉄壁の引きこもり布陣
先攻は大幹部、超社会的撤退ドロー。
モンスターを影守備でセットしつつダークマター・ミミックを召喚。
効果で影守備でセットしていたダークマター・クレイドールを表側にし
そのレベルだけデッキからカードを墓地へ送ります。
クレイドールの効果でカード名をダークマター・ミストに変更しつつ墓地の「フュージョン」を手札に加え
更にダークマター・クラウドールを召喚、
こちらもカード名をミストにして「ダークマター・オーシャン」を手札に加えます。
そしてダークマター・クピドールをアドバンス召喚、
同じくカード名をミストにして「ダークマター・キングオーシャン」を手札に加えます。
これらは他のダークメンであるサビュアス、ブリュエア、ゼイエトが使っていたカードであり
大幹部だから自分はこれらを使いこなせるのだとフカムラは言います。
そして「フュージョン」によりダークマター・エニグマータをフュージョン召喚し
オーシャンとキングサークルを発動、
攻撃力を上げつつ更に表側カードに効果破壊耐性をつけます。
大幹部はこれでターンエンドです。
副長のターン、ドロー。
ケミスペット・インコを召喚しレベル10のマキシマムパーツを見せて
デッキから3枚墓地へ落とし、同じマキシマムパーツを手札に加えます。
そして火轟嵐凰ヴォルカライズ・フェニックスをマキシマム召喚!
マナブは毎回安定してマキシマム召喚を決めますね。
しかし大幹部は罠「ダークマター・オン・ザ・ウォーター」を発動、
墓地からダークマター・ディープバジャーを蘇生し
効果破壊耐性が付与される上に影守備モンスターがいる間戦闘破壊耐性も付与します。
これによりヴォルカライズ・フェニックスの破壊効果を封じました。
それでも副長は引きこもりのドアをこじ開けて見せると
装備魔法「ケミカライズ・ストラクチャーフォース」を装備させ
効果破壊耐性を付与しつつ攻撃力を挙げます。
そしてエニグマータを攻撃、戦闘破壊耐性は付与されているもののダメージはしっかり与えます。
副長はこれでターンエンド。
大幹部のターン、ドロー。
ディープバジャーの効果で2体の攻撃力を1500ずつ上げた上で
エニグマータでヴォルカライズ・フェニックスを攻撃、見事戦闘破壊し
更にディープバジャーでダイレクトアタックも仕掛けてマナブのライフを一気に削ります。
大幹部はターンエンド、なんとこのターン新しいカードをまったくプレイしていません。
副長アタック
副長のターン、ドロー。
SPアシスタント・ヒーヤとSPアシスタント・アーチ、レッド・ライザーを召喚し
ヒーヤの効果で手札1枚捨てて合計3枚のドローをします。
そして2体リリースでクロマトグラファガスをアドバンス召喚した後に「フュージョン」発動、
噴き上げろ、化学の力の水蒸気!
全てを貫き通す熱き槍!
来たれ!SPグラファガス・ヴェイパーランサー!!
ヒーヤとグラファガスを素材にSPグラファガス・ヴェイパーランサーをアドバンス召喚です。
手札を1枚墓地へ送って効果発動、デッキトップから3枚カードを墓地へ送り
その中の炎属性の種類数だけ相手は場のカードを手札に戻さなければいけません。
これは破壊ではないので付与された効果破壊耐性も意味をなしません。
そして墓地へ送られた炎属性は3枚、
大幹部は苦渋の思いでオーシャン、キングサークル、ディープバジャーを手札に戻します。
引きこもる為のセットが全て取り払われてしまいました。
追い討ちをかけるように装備魔法「ケミカライズ・ハンドレットシェイカー」を装備、
お互いの手札の数×300、今回の場合2700もの攻撃力上昇を果たします。
そしてヴェイパーランサーでエニグマータを攻撃、「副長アタック!」
いや攻撃名それでいいのか?
まあなんにせよ見事にエニグマータは戦闘破壊され大幹部のライフも0となりました。
副長の勝利です。
デュエルに負けた後、エポックから
「その球体も自分の体の一部なんだから殻でもなんでもないのでは?」
と指摘されるフカムラ。本人もむき出し曝け出し状態なのを意識しはじめ顔を赤らめます。
そして約束通りダークメンの秘密を明かすのですが・・・
どうやらダークメンは全員大のおもち好きであるようです。
かなりくだらない情報ですがこの作品、こういうくだらない情報が大事な複線だったりするんですよね。
そしてそのままフカムラは船から撤退します。
さて、今までの流れからしてダークメンを倒すとダマムーが増える流れですが・・・
今回はなんと8人になりました!と思ったらまた1人に戻りました。
もうダマムーに関しては「そういう生命体だから」で納得するしかなさそうですね。
何しろ本人すら何で増えてるのか理解していません。
そしてダークマター帝国に帰還するフカムラ。
特別なカレーパンの入手に失敗した事を報告しますが
同時に第二目標であるデュエルディスクとデッキの確保には成功した事を報告します。
このデュエルディスク、多分ズウィージョウの奴ですよね?
という事はデッキもズウィージョウのものでしょうか。
何故特別なカレーパンを手に入れようとしたのか、
そして何故デッキを確保したのか、命令されたフカムラもそれは理解できていません。
謎が深まるばかりです。
というわけで4人目のダークメン、フカムラでした。
よし引きこもりだけど変態ではないな!
大幹部という事でしたが誕生して一か月ちょいのダークマター帝国において
どういう基準で幹部が設定されているのかは気になる所ですね。
あと「基本的にダークマイスターの命令に従って動いているものの、
その命令がどういう意図なのかは理解していない」
というのもだんだん浮き彫りになってきました。
こうなるとどうしてダークマイスターに従っているのかも気になる所ですね。
次回予告 第109話『ダークマイスター』
ダークマター漂う闇の渦で一つの意識が覚醒する。
突如、ダークマター帝国に降り立った男…。
城まで連れてこられたその男に、
皇帝“ダークマイスター”はデュエルディスクとデッキを与える。
邂逅した二人、男とダークマイスターはラッシュデュエルで語り合う。
今回次回予告の解説が妙に詩的です。
皇帝ダークマイスターも気になる所ですが闇の渦で覚醒した男というのがとても気になりますね。
もしかしたら消滅したズウィージョウが復活するのかもしれません。
もしそうだとしたらヴォイドヴェルグVSダークマターという
闇属性ギャラクシー族同士の対決が見られそうですね。
そして更に気になるのはこのダークメンの存在、
明らかに遊歩のリボンと同じようなものを身に着けています。
もしかして遊歩がダークメン化した存在でしょうか?
ダークメンというのはそもそも元になった人物が存在しているのかもしれませんね。