今回紹介するのは4月27日発売の
INFINITE FORBIDDEN(インフィニット・フォビドゥン)よりこのカードです。
目次
カード説明
効果モンスター
星8/闇属性/ドラゴン族/攻2600/守2100
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:EXデッキからドラゴン族・レベル8モンスター1体を除外して発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
このターン、自分はドラゴン族モンスターしか特殊召喚できない。
②:以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分の手札・フィールドのモンスターを融合素材とし、融合モンスター1体を融合召喚する。
●フィールドの攻撃表示モンスター1体を対象として発動できる。
このカードの攻撃力・守備力を500ダウンし、対象のモンスターを破壊する。
闇属性ドラゴン族のレベル8モンスターです。
「ダークエンド・ドラゴン」のリメイクカードとなります。
ビフォー
↓
アフター
基本的な造形はそのままですが首の顔も腹の顔もよりいかつい感じになってます。
背景に黒い炎も燃え上がっており禍々しさが強調されてますね。
「イヴァポレイション」とは蒸発や消滅を意味する言葉であり
ダークエンド・ドラゴンの攻撃名である
「ダーク・イヴァポレイション」から名付けられたネーミングだと思われます。
融合召喚or自身のステータス下げてモンスター破壊
①:EXデッキからドラゴン族・レベル8モンスター1体を除外して発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
このターン、自分はドラゴン族モンスターしか特殊召喚できない。
①の効果は1ターンに1度、
エクストラデッキからレベル8ドラゴン族1体を除外する事で
自身を手札から特殊召喚できる自己展開効果です。
丁度「光と昇華の竜」も同様の効果を持っておりエクストラデッキから2体除外する事で
2体とも手札から場に並べる事も可能です。
あちらもそうですが効果を発動したターンはドラゴン族しか特殊召喚できなくなる制約が発生します。
融合召喚するにせよエクシーズ召喚するにせよドラゴン族に繋げるのが基本となります。
②:以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分の手札・フィールドのモンスターを融合素材とし、融合モンスター1体を融合召喚する。
●フィールドの攻撃表示モンスター1体を対象として発動できる。
このカードの攻撃力・守備力を500ダウンし、対象のモンスターを破壊する。
②の効果は1ターンに1度、2つある効果から1つを選択して発動できます。
1つは場と手札のモンスターを素材に融合召喚が可能です。
「光と闇の竜王」の他、「ヴァレルロード・F・ドラゴン」あたりの融合召喚も
このカード素材にしつつ行えます。
もう1つは自身の攻撃力守備力を500ダウンする事で場のモンスター1体を破壊できます。
「ダークエンド・ドラゴン」が持つ除去効果に似ていますがこちらは墓地へ送りではなく破壊であり
破壊耐性持ちには通用しないようになっています。
それでもシンプルながらも使いやすい除去効果であり
「光と昇華の竜」と一緒に並べているならこちらの効果で除去を行った後で
あちらの効果でこのカードと合わせて「光と闇の竜王」の融合召喚へと繋げられます。
「光と闇の竜王」の融合召喚を狙っていくのは勿論の事、
単純にランク8のエクシーズ素材として活用する場合でも有用なカードであり
下準備無しで手札から特殊召喚が狙える上に②の効果で除去を行いつつ素材になれます。
ドラゴン族しか特殊召喚できなくなる制約こそ発生するものの
ランク8はギャラクシーアイズを初めとするドラゴン族エクシーズが豊富に存在しており
特化したランク8デッキを組む事も難しくありません。
制約を強要でき、かつ①の効果で除外するエクストラデッキの枠も確保できるのであれば
ランク8エクシーズデッキに積極的に採用していってもいいでしょう。
今度タキオン関連の新規もきますし、
ちゃんとそちらにもシナジーがあるようにデザインされているのでしょうね。