今回紹介するのは4月27日の
INFINITE FORBIDDEN(インフィニット・フォビドゥン)よりこのカードです。
目次
カード説明
シンクロ・チューナー・効果モンスター
星8/炎属性/サイバース族/攻2000/守2800
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがS召喚した場合に発動できる。
自分の墓地からサイバース族・レベル4モンスター1体を効果を無効にして守備表示で特殊召喚する。
このターン、自分はサイバース族モンスターしか特殊召喚できない。
②:自分のサイバース族モンスターが相手モンスターとの戦闘で相手に戦闘ダメージを与えた時、
墓地のこのカードを除外して発動できる。
その数値分だけ相手にダメージを与える。
炎属性サイバース族のレベル8シンクロチューナーです。
後ろ足が車輪になった馬と一体になった赤い半人型のロボットです。
ケンタウロスに似たような姿ではちゃんと馬の頭部も存在しています。
カード名はフランス語で憲兵を意味する「ジャンダルム」+「ムーアの法則」だと思われます。
ムーアの法則は半導体のトランジスタ集積率は18か月で2倍になるという
コンピューターの進化における法則を表す言葉です。
この法則は2021年ほどで半導体の小型化が限界を迎え終わりを迎えると言われていましたが
多少効率を落としながらも今なおも進化は続いています。
サイバース族の戦闘ダメージを倍に
シンクロ素材に特に指定はなく
チューナーとチューナー以外を合計レベル8になるように揃えればシンクロ召喚が可能です。
ただ効果を考えるとサイバース族メインのデッキ、
それもレベル4モンスターを扱うデッキでの活用が基本となるでしょう。
①:このカードがS召喚した場合に発動できる。
自分の墓地からサイバース族・レベル4モンスター1体を効果を無効にして守備表示で特殊召喚する。
このターン、自分はサイバース族モンスターしか特殊召喚できない。
①の効果は1ターンに1度、シンクロ召喚した場合に
墓地からレベル4のサイバース族を効果無効、守備表示で蘇生します。
このカード自身がレベル8のシンクロチューナーである為に
蘇生したカードと合わせて「炎斬機ファイナルシグマ」のシンクロ召喚へ繋げられます。
制約として効果を発動したターンはサイバース族しか特殊召喚できなくなります。
現状レベル12のサイバース族シンクロはファイナルシグマのみなので
基本こちらへ繋げる形になるでしょう。
②:自分のサイバース族モンスターが相手モンスターとの戦闘で相手に戦闘ダメージを与えた時、
墓地のこのカードを除外して発動できる。
その数値分だけ相手にダメージを与える。
②の効果は1ターンに1度、サイバース族モンスターが相手に戦闘ダメージを与えた時に
墓地から自身を除外する事でその戦闘ダメージと同じダメージを相手に与えます。
実質的に戦闘ダメージを倍にするような効果であり
ファイナルシグマは戦闘ダメージを倍にする効果を持っており
この効果と組み合わせれば実質的に4倍のダメージを与える事が可能となります。
マルチプライヤーと合わせて攻撃力6000が4倍ダメージで
カテゴリ的には斬機に属していないものの、もはや名誉斬機といっていいカードであり
サイバース族シンクロ、それもファイナルシグマのサポートに全力で特化した性能をしています。
このカードで「斬機マルチプライヤー」を蘇生し「斬機ファイナルシグマ」を出す事で
攻撃力6000のファイナルシグマが4倍のダメージを叩きだすという暴力により
なんと攻撃力4000に対して攻撃しても1ターンキルが成立します。
単純にファイナルシグマを出す為の繋ぎとしても優秀であり
ファイナルシグマから相手のライフを削り切るのがより狙いやすくなるでしょう。
そんなわけでとことん【斬機】向けのカードではありますが
上記のコンボはマルチプライヤーが墓地にいるだけでも成立します。
素材自体はサイバース族に限る必要もないので
何かしらでマルチプライヤーを墓地に送った後に
1ターンキルできそうであればファイナルシグマに繋げての1ターンキルを狙う、
という動きならばサイバース族メインではないデッキでもなんとかなるでしょう。
DPAは何の意味なんでしょうね?
デジタル・プロセス・オートメーション?