今回紹介するのは4月27日の
INFINITE FORBIDDEN(インフィニット・フォビドゥン)よりこのカードです。
目次
カード説明
儀式・効果モンスター
星12/光属性/機械族/攻5000/守5000
「流星輝巧群」により降臨
①:自分フィールドの他の「ドライトロン」モンスターは相手の効果では破壊されない。
②:1ターンに2度まで、相手がモンスターの効果を発動した時、
攻撃力の合計がそのモンスターの元々の攻撃力以上になるように、
自分の墓地から「ドライトロン」モンスターを除外して発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
③:儀式召喚したこのカードが相手によって破壊された場合に発動できる。
手札・デッキから攻撃力4000の儀式モンスター1体を儀式召喚扱いで特殊召喚する。
【ドライトロン】の新規となる光属性機械族のレベル12モンスターです。
左右に盾のようなユニットを展開しているドライトロンです。
全体的にトゲのような結晶が体中に存在しており
他のドライトロン儀式モンスター以上にどこか神々しさを感じさせます。
カード名は12月りゅう座α流星群を意味する
「December alpha Draconids」からとられているものと思われます。
墓地から攻撃力分のドライトロンを除外して無効にして破壊
他のドライトロン儀式モンスターと同様に「流星輝巧群」で出すのが基本となりますが
一緒に収録される儀式召喚手段である「流星極輝巧群」で出す事も可能です
ただ他のドライトロン儀式モンスターが攻撃力4000なのに対してこのカードは5000なので
リリースするべきモンスターの数が多くなってしまいます。
その一方で儀式素材の合計レベルが2位以下を条件とする効果は持っておらず
より柔軟な素材で儀式召喚が狙っていけます。
何かしら攻撃力3000のモンスターを用意する事ができれば
2体を素材にした儀式召喚も狙いやすいでしょう。
①の効果は自分の場の他のドライトロンに
相手の効果に対する効果破壊耐性を付与します。
主に他のドライトロン儀式モンスターの場持ちに貢献してくれるでしょう。
自身には耐性が付与されない点には注意です。
攻撃力の合計がそのモンスターの元々の攻撃力以上になるように、
自分の墓地から「ドライトロン」モンスターを除外して発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
②の効果は1ターンに2度、相手がモンスター効果を発動した時に
その発動下モンスターの攻撃力以上になるように墓地からドライトロンを除外する事で
無効にして破壊します。
墓地コストを必要としますが1ターンに2回発動できるので強力な妨害手段として機能します。
「竜輝巧-ファフμβ’」のエクシーズ召喚を積極的に行っていれば
墓地コストの確保もしやすいでしょう。
手札・デッキから攻撃力4000の儀式モンスター1体を儀式召喚扱いで特殊召喚する。
③の効果は儀式召喚している状態で相手に破壊された場合に
手札かデッキから攻撃力4000の儀式モンスターを
儀式召喚扱いで特殊召喚できます。
対応する儀式モンスターは「竜儀巧-メテオニス=DRA」「竜儀巧-メテオニス=QUA」の他、
「ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴン」も出せたりします。
ちゃんと儀式召喚扱いで出てくれるので十全に効果を発揮する事もでき、
蘇生制限もしっかりとクリアできます。
①の効果で自身を破壊から守る事はできませんがこの効果で後続に繋げる事ができるので
相手も迂闊にこのカードの破壊はできなくなるでしょう。
純正のドライトロンでも高い妨害性能が
真価を発揮するには墓地の準備が必要であるものの
それでも②の2回無効はとっても強力でありその上で
攻撃力を5000と高いまさに切り札的なカードです。
妨害性能でいえば「竜儀巧-メテオニス=DRA」よりも上であり
特に「流星極輝巧群」によって相手ターンに儀式召喚を狙うのに向いたカードとなっています。
「竜輝巧-νⅡ」を採用する場合、宣告者を採用するのが難しくなりますが
まさにその穴を補うような妨害性能を持つ儀式モンスターと言えます。
強力な性能を持っている事は間違いありませんが
あくまで無効にできるのはモンスター効果のみである点には注意です。
魔法罠による除去には無力で③の後続へ繋げる効果も破壊にしか対応していないので
「強制脱出装置」などが穴になってきます。
何気に攻撃力5000の儀式モンスターは今まで存在しておらず、
儀式モンスターの最高攻撃力を更新した形になります。
効果も強力であり儀式モンスターの最高峰の1つと言えます。