4月13日より「COMPLETE FILE-白の物語-」が受注受付されます。
アルバスの落胤を中心としたストーリーのカードを全て収録し
さらにストーリーに登場した種族や新規書下ろしイラストや設定画、
特別映像時の設定資料などをまとめたスペシャルブックレットなどが付属された結果、
税込み29700円にもなる豪華な内容となっています。
今回紹介するのはそれの完全新規カードとして収録されるこのカードです。
目次
カード説明
融合・効果モンスター
星8/闇属性/ドラゴン族/攻4500/守2500
「アルバスの落胤」+自分の墓地のカード名が異なるモンスター×6
このカードは融合召喚でのみEXデッキから特殊召喚できる。
①:このカードは相手モンスター全てに1回ずつ攻撃できる。
②:このカードの攻撃宣言の際に、自分はEXデッキのカード1枚を墓地へ送らなければならない。
③:1ターンに1度、融合召喚したこのカードがモンスターゾーンに存在し、
「アルバスの落胤」を融合素材とする融合モンスターが
自分の墓地に6種類以上存在する場合に発動できる。
お互いのEXデッキのカードを全て墓地へ送る。
【ドラグマ】の新規となる闇属性ドラゴン族のレベル8融合モンスターです。
真炎竜アルビオンに機械をとりつけたような姿をしています。
ストーリー上でアルバスはエクレシアと共に旅に出たと思われますが
アルバスが持っていた力だけをなんらかの形で
ドラグマを復興、統治する為に利用しているのかもしれませんね。
「深淵の獣アルバ・ロス」に似たパーツも確認でき、
アルバスの落胤が逆にあちらを取り込んだ姿なのかもしれません。
中々謎の多いカードですが禍々しい印象はありませんし不穏な存在ではなさそうには感じます。
お互いのエクストラデッキを全て墓地へ
このカードは融合召喚でのみEXデッキから特殊召喚できる。
融合素材には「アルバスの落胤」と墓地のモンスター6種類を指定しています。
「スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン」のように
場のモンスターを素材に指定する融合モンスターはいましたが
墓地のモンスターを素材に指定する融合モンスターというのは中々斬新です。
これにより必然的に墓地融合が求められます。
幸いアルバスの落胤関連は「烙印竜アルビオン」や「白の烙印」など
墓地融合手段は豊富にあるので墓地肥やしさえしっかりしておけば
これらを用いて融合召喚していく事ができます。
①の効果は全体攻撃効果です。
4500打点で全体攻撃できるというのは中々強烈であり
相手モンスターを一掃した上で大きな戦闘ダメージを狙っていけます。
②の効果は攻撃宣言時に
エクストラデッキのカードを1枚墓地へ送らなければいけない強制効果です。
①の効果で複数攻撃する場合、その度にこの効果で墓地へ送る形になります。
攻撃する度にエクストラデッキを減らす必要があるものの、
墓地へ送られる事で発動出来る効果のトリガーとして機能でき
③の効果の布石としても利用できます。
「アルバスの落胤」を融合素材とする融合モンスターが
自分の墓地に6種類以上存在する場合に発動できる。
お互いのEXデッキのカードを全て墓地へ送る。
③の効果は融合召喚している状態で、
「アルバスの落胤」を素材に指定する融合モンスターが墓地に6種類以上あれば
お互いのエクストラデッキのカードを全て墓地へ送る事ができます。
相手がエクストラデッキに依存するデッキであれば
何かしらエクストラデッキを補充する手段がなければ機能停止に追い込める強烈な効果です。
ただ自分も同じようにエクストラデッキが全てなくなってしまいます。
②の効果も合わせて墓地で送られる事で効果を発動出来るカードを積極的に採用しつつ
かつ「貪欲な壺」などエクストラデッキに戻す手段を用意しておきたい所です。
結構色んな使い方があります
合計で7体ものモンスターを素材に要求する重いカードではあるものの、
素材にするモンスターはアルバスの落胤以外は何でもいいので
墓地肥やしを積極的に行えるのであれば十分に融合召喚は狙えるでしょう。
このカードの使い方はいくつかあります。
1つは単純に4500打点の全体打点アタッカーとして用いる使い方です。
耐性の類は一切ないものの戦闘においては相当に強力で
攻撃力を高める手段もあれば1ターンキルを狙う事ができるでしょう。
次に③の効果で相手のエクストラデッキを狙うのを主軸にする使い方です。
この場合、「轟雷帝ザボルグ」で強引に③の効果の条件を満たしてもいいでしょう。
一緒にこのカードも墓地へ送ってしまう事で
「覇王眷竜スターヴ・ヴェノム」でコピーする事で効果発動を狙う事もできます。
もう1つは「神炎竜ルベリオン」や各種ティアラメンツの共通効果などで
墓地の融合素材をデッキやエクストラデッキに戻す事そのものを目的にする使い方です。
合計7枚ものカードをデッキやエクストラデッキに戻す事が可能であり
エクストラデッキの枯渇を一気に回復できます。
その場合でも4500打点の全体攻撃持ちアタッカーとして用いてもいいですし
エクストラデッキを消耗したくないならそのまま各種素材にしてしまう手もあります。
必要素材の多さから決して使いやすいカードではないものの、
様々な使い方ができる面白いカードとなっています。
いざという時の切り札としても使えますし
まさに記念として1枚欲しいカードと言えますね。
何気にレベル8で4500打点というのは前代未聞であり
レベル9まで入れてもマスター・オブ・OZを抜いて
堂々トップの数値となっています。
というか20年間も攻撃力トップに君臨してたんですねOZ。