マスターデュエルにおいて3月8日にて「リターン・オブ・ザ・キング」が実装されます。
今回紹介するのはそちらに収録されるOCG未収録のこのカードです。
目次
カード説明
効果モンスター
星10/光属性/水族/攻2000/守3000
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分メインフェイズに発動できる。
相手フィールドのモンスターを可能な限り裏側守備表示にする。
その後、相手フィールドの表側表示のカードを全て墓地へ送る事ができる。
②:このカードが相手によって破壊された場合に発動できる。
相手フィールドのモンスターを可能な限り裏側守備表示にする。
その後、相手フィールドの表側表示のカードを全て墓地へ送る事ができる。
【ティスティナ】に属する光属性水族のレベル10モンスターです。
白と黒の結晶で作られたモンスターです。
どの生物にも表現できないかなり独特なデザインをしていますが
中央上に描かれているのが本体らしき部分でしょうか。
相手モンスターは全て裏側に、裏側にならなかったものは全て墓地に
①:自分メインフェイズに発動できる。
相手フィールドのモンスターを可能な限り裏側守備表示にする。
その後、相手フィールドの表側表示のカードを全て墓地へ送る事ができる。
①の効果は1ターンに1度、
相手のモンスターを可能な限り裏側守備表示にしたのちに
裏側になっていないカードは全て墓地へ送る事ができます。
相手のモンスターを全て裏側にするという中々強烈な効果であり
裏側に出来ないリンクモンスターはそのまま墓地へ送る事ができると
この手の表示形式変更が持つ弱点を見事に克服しています。
その上で魔法罠も表側であれば全て墓地へ送る事ができるので
フィールド魔法やペンデュラムカードに対する除去手段としても大いに機能します。
②:このカードが相手によって破壊された場合に発動できる。
相手フィールドのモンスターを可能な限り裏側守備表示にする。
その後、相手フィールドの表側表示のカードを全て墓地へ送る事ができる。
②の効果は1ターンに1度、相手によって破壊された場合に
①の効果と同様に相手モンスターを全て裏側守備表示にして
表側のままのカードは全て墓地へ送ります。
仮に①の効果を発動する前に相手に破壊されたとしてもこちらの効果でフォローができ
相手は迂闊にこのカードを破壊する事ができません。
特にこのカードの効果を発動した後に
「神蝕む光 ティスティナ」のエクシーズ召喚に繋げるのが強力で
このカードで相手モンスターを裏側にしつつ
あちらで裏側にしたカードをまとめて墓地へ送りにできます。
このカードをエクシーズ素材にする事であちらが本領発揮をする事もあり
【ティスティナ】で狙っていく基本的な動きとなります。
仮にエクシーズ召喚へ繋げられない場合でも
単純に相手モンスターを全て裏側&表側のカードは全て墓地送りというのは強力であり
単体でも十分に機能してくれます。
問題は最上級モンスターでありながら自己展開の類は持っていない点であり
なんらかの形でこのカードの展開をサポートする事が前提となるでしょう。
幸い条件を満たせば特殊召喚ができる「神域 バ=ティスティナ」の存在もあるので
こちらの確保を優先していけば展開は難しくないでしょう。
各種蘇生カードを使うのも効果的です。
自分ターンに蘇生して効果を発動した後にエクシーズ召喚するのもいいですし
相手が「サンダー・ボルト」などを使ってきた時に蘇生させてわざと巻き込ませる事で
妨害、除去手段としても機能します。
単純に壁にするのも効果的で守備力3000と簡単には戦闘破壊されない上に
破壊したら破壊したで今度は②の効果が発動するので厄介極まりない壁になります。
海外名は「クリスタル・ゴッド・ティスティナ」。
海外で「ゴッド」の名称は基本的に規制される事がほとんどですが
このカードではそのゴッドの名称が使われています。
海外における規制のルールが変わったのかもしれませんね。