今回紹介するのは4月27日の
INFINITE FORBIDDEN(インフィニット・フォビドゥン)よりこのカードです。
目次
カード説明
融合・効果モンスター
星10/闇属性/魔法使い族/攻 ?/守 0
「封印されし」モンスター×5
①:フィールドのこのカードは相手の効果では破壊されない。
②:1ターンに1度、このカードが戦闘を行うダメージ計算時に発動できる。
このカードの攻撃力は自分のLPの数値分アップする。
③:1ターンに1度、魔法・罠カードの効果が発動した時に発動できる。
その発動を無効にする。
④:自分・相手のエンドフェイズに発動できる。
デッキから「エグゾード」魔法・罠カード1枚を自分フィールドにセットする。
⑤:自分スタンバイフェイズに発動する。
自分は1000LPを失う。
闇属性魔法使い族のレベル10融合モンスターです。
名前的に召喚神エクゾディアのリメイク的な感じですね。
エクゾディアの四肢がはっきり見える形で描かれており
また両手で炎を生成しています。
まさにエクゾード・フレイムを放とうとしているのでしょう。
戦闘するたびにライフの数値だけ攻撃力アップ
融合素材には「封印されし」と名のついたモンスター5体を指定しています。
エクゾディアパーツ5枚を想定した融合素材ですがいずれも制限カードであり
実際に融合素材を確保するのは至難の業というかそれが狙えるのであれば
エクゾディアを揃えて特殊勝利を達成する方が楽でしょう。
その為に基本的には「千年の十字」を用いて
エクストラデッキから直接特殊召喚する形になるでしょう。
①の効果は相手の効果に対する効果破壊耐性です。
③の効果も含めて場持ち性能は中々に高いです。
このカードの攻撃力は自分のLPの数値分アップする。
①の効果は1ターンに1度、自身が戦闘を行うダメージ計算時に
自分のライフポイントの数値分このカードの攻撃力をアップさせます。
ライフ次第ですが初期値であれば8000もの攻撃力を確保可能であり
何かしらでライフ回復をしていればさらに攻撃力を高められます。
何よりも攻撃力の上昇は永続であり、次のターン攻撃をする事ができれば
さらに上乗せして攻撃力を確保する事ができます。
その発動を無効にする。
③の効果は1ターンに1度、魔法罠が発動した時にそれを無効にできます。
シンプルに優秀な妨害効果であり相手が魔法罠で除外やバウンスを狙ってきた場合、
このカードを守る事にも繋がります。
デッキから「エグゾード」魔法・罠カード1枚を自分フィールドにセットする。
④の効果はお互いのエンドフェイズに、
デッキから「エグゾード」と名の付く魔法罠を場に直接セットできます。
該当するカードは現時点では
「魔神火焔砲」、「怒りの業火 エクゾード・フレイム」、「魔神火炎砲」の3種類です。
特に「怒りの業火 エクゾード・フレイム」は強烈なフリーチェーン除去であり
このカードがそのまま発動条件を満たせるのでセットする有力な候補となるでしょう。
自分は1000LPを失う。
⑤は自分のスタンバイフェイズにライフポイントを1000失ってしまいます。
デメリット効果でありライフが減るという事は
②の効果で上昇する攻撃力にも影響するので特にアタッカーとして機能させたい場合は
残りライフに気を付ける必要が出てきます。
ライフを上げればさらに強い
毎ターンライフを失うという若干のデメリットこそあるものの
実質的な高い攻撃力と耐性を持ち、
さらに③や④の効果で妨害としても大いに機能してくれるととにかく強力なカードです。
このカードの特殊召喚手段となる「千年の十字」はエクゾディアパーツをデッキに採用する事が前提で
発動後のモンスターの展開を大きく制限されるものの、
それを踏まえても出す価値が大いにある性能をしています。
ライフが高ければ高いほど攻撃力を発揮できるカードでもあるので
ライフ回復手段と組み合わせるのもいいでしょう。
またこのカードの登場により
「未来融合-フューチャー・フュージョン」によって
エクゾディアパーツをまとめて墓地へ落とす事が可能となりました。
墓地のエクゾディアパーツを回収する手段と合わせて
エクゾディアパーツを揃える新しい選択肢としても機能するでしょう。
デメリット効果も含めて5つも効果がある豪華仕様です。
恐らくはエクゾディアパーツにちなんで効果の数にしたのでしょうね。
何気に5つある効果にどれも名称ターン1制限はないので
複数のこいつを並べる無法もありです。