2月21日にVジャンプ4月号が発売されます。
今回紹介するのはその付属として収録されるこのカードです。
目次
カード説明
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:モンスター1体のアドバンス召喚を行う。
自分フィールドのモンスターの代わりに相手フィールドのモンスターをリリースする事もできる。
この効果でアドバンス召喚したモンスターはこのターン、リリースできない。
②:このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動する。
相手はこのカードの①の効果を適用できる。
汎用の通常魔法です。
マジックカード「死者蘇生」と同じようにクロス・ソウルが原作風にリメイクされました。
煙の中から光を纏った青眼の白龍が姿を現しています。
マジックカード「死者蘇生」ではブラック・マジシャンが光を纏って現れるイラストになっており
そちらの対を意識したイラストだと思われます。
お互いに相手のモンスターで生け贄召喚
①:モンスター1体のアドバンス召喚を行う。
自分フィールドのモンスターの代わりに相手フィールドのモンスターをリリースする事もできる。
この効果でアドバンス召喚したモンスターはこのターン、リリースできない。
①の効果は1ターンに1度、
自分のモンスターの代わりに相手のモンスターも生け贄にできる生け贄召喚を行える効果です。
元のクロス・ソウルに似ている効果ですが攻撃できなくなるデメリットはなく
2体以上の相手モンスターを生け贄にする事も可能であり
更に通常の召喚権に追加してアドバンス召喚を行うので展開補助としても機能します。
またアドバンス召喚したモンスターはこのターンリリース耐性が付与されます。
主に②の効果の対策として機能する効果であり
「原始生命態ニビル」でリリースされる心配もなくなります。
相手はこのカードの①の効果を適用できる。
②の効果はこのカードが場から墓地へ送られた場合に
相手も①の効果で生け贄召喚が行えるというデメリットです。
原作のクロス・ソウルにおける「お互いに同時に生け贄召喚をする」というのを
疑似的に再現した効果となっており自分のモンスターも
相手の生け贄召喚に使われてしまう危険性があります。
相手の手札に上級や最上級モンスターが無ければ生け贄召喚されずに済みますが
「原始生命態ニビル」や怪獣といった汎用性の高い才女級モンスターもいるので
相手が生け贄召喚を主軸としないデッキであってもリスクはあるでしょう。
このカードで生け贄召喚したカード自身はリリース耐性が付与されているので
他にモンスターを展開してない状態で発動できれば
②の効果によるデメリットを無視する事ができます。
召喚権追加がほんとありがたい
総じて②の効果によるデメリットを受け入れられるのであれば
召喚権を追加しつつ複数の相手モンスターを生け贄として利用できるという
とても優秀な生け贄召喚用のサポートカードとなっています。
特に「オベリスクの巨神兵」などの三幻神とは相性がとてもよく
3体の相手モンスターを一気に生け贄にできるだけでなく
召喚時にお互いにカードの効果が発動できないので②のデメリットを無視できます。
召喚権を追加してくれるというのも大きなポイントであり
単純に上級や最上級モンスターを主軸とするデッキにおいても
展開補助と相手モンスター除去を兼ね備えたカードとして機能させやすいです。
ちなみに②のデメリットはこのカードが墓地へ送られなければ発動しないので
「マクロコスモス」などで墓地に行かないようにする事で
デメリットを無視して活用する事もできます。
マクロコスモスを利用しつつかつ上級や最上級モンスターを活用する出来であれば
よりこのカードを活かしやすいでしょう。
マジックカード「死者蘇生」の時に
同じ様な感じの原作再現カード出るかなって期待してましたが
間髪入れずに出してきましたね。
この調子でトラップカード「墓荒らし」お願いします。