今回紹介するのは1月27日発売の
LEGACY OF DESTRUCTION(レガシー・オブ・デストラクション)よりこのカードです。
速攻魔法
①:「雪沓の 跡追うひとつ またひとつ」以外のカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
自分の墓地のカードを5枚まで裏側で除外する。
その後、自分の除外状態の裏側カードが7枚以上存在する場合、
相手は自分の墓地のカードを5枚まで可能な限り選んで裏側で除外する。
汎用の速攻魔法です。
雪童子2人が雪の中を元気に歩いています。
後ろからついてくる雪童子の方が幼く見える事から兄弟なのかもしれませんね。
カード名は575の俳句になっており
まさに2人分の雪沓(ゆきぐつ)の足跡を表現している雅な代物となっています。
よく見ると左下にも影がありこの影を2人で追いかけているのでしょうか。
自分のカードを5枚まで裏側で除外して
自分の墓地のカードを5枚まで裏側で除外する。
その後、自分の除外状態の裏側カードが7枚以上存在する場合、
相手は自分の墓地のカードを5枚まで可能な限り選んで裏側で除外する。
その効果はこのカード以外のカードが墓地へ送られた場合に
墓地のカードを最大5枚まで任意の枚数裏側で除外、
その後に裏側で除外されてる自分のカードが7枚以上あれば
相手に墓地のカードを5枚まで裏側で除外させる事を強要させる事ができます。
一応前半の効果だけでも「紅蓮魔獣 ダ・イーザ」などの攻撃力を上げて
コンバットトリックとして使う事も可能ですが
単純に攻撃力を上げるだけなら他に良い手段もあるので後半の効果がメインとなってくるでしょう。
その場合は準備で5枚まで裏側で除外できるといっても
出来れば墓地アドバンテージの損失を抑えつつ条件を満たしていきたい所です。
「機巧蛇-叢雲遠呂智」、「強欲で貪欲な壺」、「百万喰らいのグラットン」などであれば
1枚で後半条件を満たす事が可能であり
「金満で謙虚な壺」や「強欲で金満な壺」も6枚裏側で除外できるので
あと1枚、このカードの効果で裏側で除外すれば条件は満たせます。
【ネムレリア】のような裏側表示で積極的に除外するデッキは勿論、
3種類の裏側表示で除外する壺を採用しておけば
他のデッキでも墓地アドバンテージをあまり失う事なく
条件を満たしていく事ができるでしょう。
除外するカードは相手が選ぶ形にはなるものの5枚一気に除外できるのは優秀で
相手の墓地が少ない場合であれば根こそぎ除外する事も狙えるでしょう。
ライバルとしては特に条件なしで好きなカード5枚を除外できる「魂の解放」でしょうか。
こちらは裏側表示で除外できる点、速攻魔法である点が差別化要素であり
通常の除外があまり通用しない相手であってもメタとして機能しやすいですし
相手の蘇生に合わせて発動して妨害するなんて動きもできます。
英語名がとても気になるカードの1つですね。
はたして英語版は俳句をどのように表現してくるでしょうか。