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遊戯王ゴーラッシュ!!第93話『歯車じかけのザイオン』感想 普通はマッサージチェアもコタツもデュエルできません

ゴーラッシュ93話の感想です。

前回の感想はこちらです。

 

 

こたつならまだしも

前回九官鳥のフリントから会った事があるといううどんの自販機の前にやってきた一同。

ユウディアスもこの場所には見覚えがあるようで

一番最初に地球に来て行き倒れていた時に

遊我がデュエルディスクやカードを渡してくれた場所もここだったのだと言います。

けっこう定期的にこの自販機に訪れているのだろうという事で

ひとまずダマムーに張り込みをさせもし見つけたら連れてくるように言います。

なんとなく遊我の事ならダマムーに見つけられても懐柔してしまいそうですね。

 

さてその傍ら、ザイオンはディノワやトレモロといった家具にされた一同から

とっと歯車飲んで元に戻せと詰め寄られていました。

歯車を飲ませるのは彼らを元に戻すだけなく

歯車を飲んだザイオンならイセキを修理できるのでは?という期待も込めての事です。

ザイオンはそもそも歯車もうないだろうと言いますが

上城邸を大掃除してきたらいっぱい出て来たとの事、

探しても見つからないのに掃除をしたらいっぱい出てくるボールペン理論です。

それでもザイオンは歯車を飲むのを拒否、

いきなり詰めてこられて歯車飲めと言われて飲む方がどうかしているとの事。

これに関してはわざわざでかい歯車を飲ませようとするユウディアスにも問題ありますね。

 

とりあえずラッシュデュエルで決着をつけてはどうかと提案するマナブ。

いつものように自然な流れでのデュエルですね。

歯車を飲ませようと意気込むトレモロやディノワですが

ザイオンは対戦相手にザ☆ルーグを指定、それももし自分が勝ったらお前が歯車を飲めといいます。

ルーグが歯車を飲んでも何か意味があるわけではないですが

ザイオンは数百年の間ルーグに何の意味もない命令をさせられていたという事で

鬱憤晴らそうとしているようです。

何気ルーグとザイオンが数百年の付き合いである事が語られていますね。

どちらもかなり長命な宇宙人のようです。

 

しかしルーグがデュエルにしても今はマッサージチェアの身。

フェイザーも「こたつならましもマッサージチェアがどうやってデュエルを・・・」と言っています。

いや普通はこたつもデュエルはできません。

そのトレモロはマナブがサポートしてくれたおかげでデュエルを出来ましたが

ルーグの場合はエポックがサポートする形で解決する形となりました。

なんだかんだエポックとルーグ、かなり仲良しになってますね。

 

こうしてザ☆ルーグVSザイオンのラッシュデュエルが開始されます。

 

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フュージョンの応酬

先攻はルーグ、ドロー。

二呪葬の竜を召喚して墓地肥やしとライフ回復をしつつ

リリースして氷山の一角竜をアドバンス召喚、

魔法「パラレルバース・ゲート」で墓地からザ☆ドラギアスを2体蘇生してターンエンドです。

 

 

ザイオンのターン、ドロー。

ザ☆ルーグとデュエルをするのは初めてだとの事。

まあ数百年の付き合いといっても昔からデュエルがあったわけではありませんからね。

魔法「スペース・コールによって墓地肥やしをしつつ

墓地からスペース・ユグドラゴを蘇生しさらにドロー、

スペース・バドエクスプロイドを召喚して効果でバーンダメージを与えつつ

ユグドラゴの効果のコストとなって手札からユグドラゴをもう1体特殊召喚します。

そして魔法「ディープワーニング・フュージョン」によって

デュアルスペース・ユグドラゴをフュージョン召喚、

伏せカードを破壊しつつ2回攻撃を付与します。

攻撃によって氷山の一角竜を戦闘破壊するものの

ルーグがそれをトリガーに「フュージョンキャンセル」を発動、

デュアルスペース・ユグドラゴをエクストラデッキに戻してしまいます。

追加効果によってスペース・ユグドラゴ2体を蘇生してターンエンドです。

ちなみにこの際、ルーグはザイオンの事をずっとセツリと呼び続けています。

ザイオンと訂正するものの結局最後までその呼称は変わりません。

数百年呼びなれたものを今更言い換えるのも違和感あるのかもしれませんね。

 

なおアルフレッドは「ルーグ様がギアを上げてきましたな、歯車だけに」と言っていますが

そもそもギアも歯車も同じ意味なのでまったくダジャレになっていません。

そしていつものように何もわからずに「うむ」と相槌を打つユウディアスに

遊飛、遊歩、アサカの3名はあきれ顔です。

 

ルーグのターン、ドロー。

「フュージョン」によってザ☆ドラギアスターをフュージョン召喚、

その効果でザ☆ドラギアス2体を蘇生した上で魔法「バック・トゥ・ザ・フュージョン」によって

墓地からフュージョンを回収、2体目のザ☆ドラギアスターを出します。

更にフィールド魔法「バイネーム・サンクチュアリ」によって

同名モンスターがいる場合その数×500だけ攻撃力をアップさせます。

これにより攻撃力4300のザ☆ドラギアスターが2体並びそれぞれが2体攻撃を可能とします。

攻撃によってザイオンのモンスターを全滅させますが

その際にザイオンは罠「スペース・イヴェイド」を発動、

スペース・ユグドラゴをデッキに戻しその攻撃力2400だけ

まだ攻撃していないザ☆ドラギアスターの攻撃力を下げます。

これにより2回の直接攻撃を受けるもののなんとかライフを残す事に成功しました。

ルーグはこれでターンエンドです。

 

大王の器

ザイオンのターン、ドロー。

魔法「スペース・レゾナンス」によってスペース・ユグドラゴを特殊召喚しつつドロー、

それに対してルーグは罠「フュージョニック・ディフェンス」を発動し

墓地からフュージョンキャンセルをセットしつつドラギアスター1体に効果破壊耐性を付与します。

 

守りの姿勢に入ったルーグに対してザイオンは「人の下につく気分はどうだ?」と聞きます。

それに対して楽しいと答えるルーグ。

1人だけ家具にされても特に悲観する様子もなかったルーグですが

それはマッサージチェアになれたからこそエポックやアルフレッドと出会えたのだといい

またこの体も不具合はなく他の家具にも馴染む無難なデザインだと

ザイオンの宇宙一の家具屋としての腕前を評価しています。

まさに大王の器という感じでとてもいい事言っている感じのザ☆ルーグですが一言言わせてください。

言うほど無難なデザインかなそれ!?

 

この言葉にザイオンはルーグとの昔のやりとりを思い出します。

中々ろくな思い出がなさそうですがそれでもザイオンは何か心打たれるものがあったのでしょう。

スペース・シードライバーを召喚して墓地のスペース・ユグドラゴを回収、

場のスペース・ユグドラゴの効果で特殊召喚します。

更にガーディアン・オブ・サイバースを召喚してこれをコストにして

3体目のスペース・ユグドラゴを特殊召喚、

3体並んだところで「フュージョン」を発動しディープスペース・ユグドラゴをフュージョン召喚します。

相手の攻撃力を3300に下げた所でザ☆ドラギアスターを戦闘破壊、

同名モンスターがいなくなった事でもう1体のドラギアスターの攻撃力は更に下がります。

そしてザイオンは「フュージョンキャンセル」を発動、

ディープスペース・ユグドラゴをエクストラデッキに戻し

3体のスペース・ユグドラゴを蘇生させます。

バイネーム・サンクチュアリによって攻撃力が1500強化された状態になっており

3体で残ったザ☆ドラギアスターに総攻撃を仕掛けます。

戦闘破壊耐性が付与されているものの3回攻撃によってルーグのライフは0となりました。

ザイオンの勝利です。

 

ザイオンが勝った事でルーグが歯車を飲まなければいけない約束ですが

ザイオンは勝ったにも関わらず自分から歯車を飲み込みます。

そしてファンシーケースに家具になった4人をぎゅうぎゅうに詰め込んで

マジックのようにファンシーケースを開くとあら不思議、

家具にされた4人は無事もとの姿へと戻りました。

いやぁ元に戻るまでが本当に長かったですね。

クァイドゥールが姿を現してから消えるまでより長いですよ。

 

同じ要領でイセキもファンシーケースの中にいれて修理をしようとしますが

それは叶わず、ただイセキの残骸がそこに残るはずでした。

クァイドゥールは新しく遺跡を制作できる事を期待してザイオンに力を渡しましたが

そもそもイセキは家具ではない為に製作はできなかったようです。

ザイオンの能力はあくまでも「家具」にしか効果を発揮しない概念系の能力のようです。

ともあれベルギャー人を救うにはまた別の手段を探さなければいけなくなりましたが

イセキの座員がいから何やら小さなロボットのようなものが出てきました。

前作セブンスを見ていた人であればなじみ深いロボットであるスーパーラッシュロボ、

それを小さくして塗装をはがしたようなロボットです。

 

 

 

というわけでようやく家具にされた人達が元に戻りましたね。

イセキから現れた小型のスーパーラッシュロボによって

いよいよもってオーティス=遊我のラインが濃厚になってまいりました。

果たして行方をくらまして遊我は今何をしているのでしょうね。

 

そしていつの間にか順調にエポックとルーグが仲良しになっています。

ある意味将来結婚する事がほぼ確定している2人ですからね、

今後の中の進展にも期待したい所です。

 

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次回予告 第94話『プリンセスの遺伝子』

公式予告

 

UTSに訪れたロヴィアンが自分に宇宙ポエムを教えてくれたという

プリンセス吟遊詩人のギターを発見します。

恐らくは前作SEVENSの時と同じくプリ崎さんが師匠的な存在なんでしょうね。

 

ただそのプリンセス吟遊詩人はプリ崎さんよりかなり若々しい見た目をしています。

同一人物なのだとしたらひょっとしたらこちらが本来の姿で

いつもはメイクでわざと老けているように見せているのかもしれません。

 

あと幼稚園児時代のロヴィアンが可愛いですね。

 

 

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