今回紹介するのは1月27日発売の
LEGACY OF DESTRUCTION(レガシー・オブ・デストラクション)よりこのカードです。
目次
カード説明
通常罠
このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
①:フィールドの特殊召喚された表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを裏側守備表示にする。
②:このカードが墓地に存在し、
自分フィールドにレベル5以上の幻想魔族モンスターが存在する場合に発動できる。
このカードを自分フィールドにセットする。
この効果でセットしたこのカードはフィールドから離れた場合に除外される。
罪宝の新規となる通常罠です。
黒魔女ディアベルスターが原罪のディアベルゼに剣で切りかかっています。
ディアベルゼの腕には眠っている蛇眼の炎燐が抱えられており
ディアベルスターがそれを取り戻そうとしているもののあしらわれている感じです。
ディアベルスターが必死な形相の中、ディアベルゼは挑発的な微笑みをしており
彼女がただものではない強者である事を感じさせるイラストです。
「モーリアン」とはケルト神話に戦争の女神で破壊や殺戮、戦争の勝利をもたらすと言われています。
「モリガン」という呼び方の方が聞き馴染みのある人も多いでしょうか。
恐らくはディアベルゼが持っている罪宝の1つで
これを用いて蛇眼の炎燐を眠らせているのでしょう。
特殊召喚されたモンスターを裏側守備に
①:フィールドの特殊召喚された表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを裏側守備表示にする。
①の効果は1ターンに1度、
特殊召喚されているモンスターを裏側守備表示にします。
罠カードになり対象の限定された「月の書」といった感じの効果ですが
それでも相手の展開の妨害としては充分に利用していけます。
②:このカードが墓地に存在し、
自分フィールドにレベル5以上の幻想魔族モンスターが存在する場合に発動できる。
このカードを自分フィールドにセットする。
この効果でセットしたこのカードはフィールドから離れた場合に除外される。
②の効果は1ターンに1度、
自分の場にレベル5以上の幻想魔族がいる場合に墓地からこのカードをセットできます。
「原罪のディアベルゼ」や「タロンズ・オブ・シュリーレン」などで条件を満たす事が可能です。
特にディアベルゼはあちらが持つカードがセットされた場合に発動できる効果の条件を
この効果によってフリーチェーンで満たす事ができます。
なんだかんだ使いやすい妨害手段
総じて多少用途は限定されるものの最大で2回発動できる「月の書」といった感じのカードです。
自己展開条件を満たす意味も含めてディアベルゼとは特に相性がいいカードですが
それ以外でもレベル5以上の幻想魔族を活用するデッキであれば
妨害手段として活用していきやすいでしょう。
①と②の効果は1ターンにどちらか片方しか発動できない点に注意です。
基本的に①の効果を相手ターン、②の効果を自分ターンに発動すればいいですが
ディアベルゼの③の効果のトリガーにする場合は②の効果も相手ターンに発動したくなるので
特にこの制約を意識する必要が出てくるでしょう。
ディアベルスターとディアベルゼって名前が似てるのも気になるんですよね。
もしかして血縁関係あったりする?