今回紹介するのは1月27日発売の
LEGACY OF DESTRUCTION(レガシー・オブ・デストラクション)よりこのカードです。
目次
カード説明
通常魔法
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分の手札・フィールドのモンスターを融合素材とし、
天使族の融合モンスター1体を融合召喚する。
その際、自分のPゾーンに存在する融合素材モンスターも融合素材に使用できる。
②:このカードが墓地に存在する状態で、
「幻奏」融合モンスターが自分の墓地へ送られた場合に発動できる(ダメージステップでも発動可能)。
このカードをデッキの一番下に戻す。
その後、自分は1枚ドローする。
【幻奏】用の通常魔法です。
幻奏の乙女アリアと幻奏の乙女エレジーが一緒になって歌っています。
この2人は一緒に揃う事で対象耐性と破壊耐性が同時に成立する強力なシナジーがあり
それを意識してこの2人をセットに描いているのでしょう。
協奏曲(コンツェルト)とは複数の独奏楽器と管楽器によって演奏される楽曲で
基本的に3つの楽章によって構成されます。
交響曲と並んでオーケストラの代表的な形式の1つです。
ペンデュラムゾーンのカードも融合素材にできる
①:自分の手札・フィールドのモンスターを融合素材とし、
天使族の融合モンスター1体を融合召喚する。
その際、自分のPゾーンに存在する融合素材モンスターも融合素材に使用できる。
①の効果は1ターンに1度、
場や手札、ペンデュラムゾーンのカードで天使族融合モンスターを融合召喚します。
天使族版「ペンデュラム・フュージョン」といった感じの効果で
あちらと違って手札のカードも融合召喚できる点、
ペンデュラムゾーンのカードが1枚だけでもそれを融合素材にできる点など
より融通が利くようになっています。
②:このカードが墓地に存在する状態で、
「幻奏」融合モンスターが自分の墓地へ送られた場合に発動できる(ダメージステップでも発動可能)。
このカードをデッキの一番下に戻す。
その後、自分は1枚ドローする。
②の効果は1ターンに1度、幻奏融合モンスターが墓地へ送られた場合に
墓地のこのカードをデッキに戻す事で1枚ドローできます。
戦闘破壊でも発動出来るので意識しなくても発動できる機会は多いですが
能動的に発動を狙うのであれば各種素材として墓地へ送るのが手っ取り早いです。
特に「幻奏の音姫スペクタキュラー・バッハ」を
「幻奏の華楽聖ブルーム・ハーモニスト」のリンク素材に活用しやすいので
これをトリガーに発動する機会は多いでしょう。
この手の墓地発動の効果としては除外して発動ではなく
デッキに戻して発動というのも1つのポイントで
「王宮の鉄壁」などで除外が封じられている状態でも発動が可能です。
ルフラン1枚で融合できるしPゾーンにペンデュラムも揃えられる
一応ペンデュラムデッキ全般で「聖菓使クーベル」の融合召喚に使えたりはしますが
どうせなら②の効果も狙いたいので基本は【幻奏】での運用となるでしょう。
今回登場した幻奏ペンデュラムである
「幻奏の歌姫ルフラン」と「幻奏の歌姫クープレ」とはとても相性がよく
ルフランを召喚してクープレをサーチしてPゾーンに置く事でこのカードをサーチでき
そのまま2体を素材に融合召喚する事で即座にこの2体をペンデュラムゾーンに戻せます。
実質的にルフラン1枚で融合召喚ができる上にスケールもセッティングでき
②の効果で更にドローも狙えると実にアドバンテージ面に優れた融合魔法です。
もうこのカードの存在からして
公式もアリアエレジーが幻奏における戦術の核だと認識していますね。