今回紹介するのは1月27日発売の
LEGACY OF DESTRUCTION(レガシー・オブ・デストラクション)よりこのカードです。
目次
カード説明
融合・効果モンスター
星8/光属性/天使族/攻2800/守1500
「幻奏の音姫」モンスター+「幻奏」モンスター×2
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分・相手ターンに発動できる。
自分フィールドの「幻奏」モンスターを任意の数だけエンドフェイズまで除外する。
その後、この効果で除外したモンスターの数まで
相手フィールドの表側表示カードを手札に戻す事ができる。
②:融合召喚した表側表示のこのカードが相手によってフィールドから離れた場合に発動できる。
デッキ・EXデッキから「幻奏の華歌神フラワリング・エトワール」以外の
「幻奏」モンスター1体を特殊召喚する。
【幻奏】の新規となる光属性天使族のレベル8融合モンスターです。
柚子の花をあしらったドレスでバレエのように踊るピンク髪の女の子です。
よく見ると左目の下に線のようなものが描かれています。
神の色や柚子の花など明らかに幻奏の使い手である柊柚子を模したカードですね。
「エトワール」はフランス語で星を意味する言葉であり
同時にバレエにおける最高の踊り手を表す称号でもあります。
名前を訳すると「花開く最高のスターダンサー」といった感じですね。
柚子もエンタメの一環としてダンスを嗜んでいるのかもしれません。
幻奏を一時的に除外してフリーチェーンバウンス
融合素材には幻奏の乙姫と幻奏2体の合計3体を指定しています。
出し方の1つとしてはまず「幻奏の華楽聖ブルーム・ハーモニスト」をリンク召喚し
あちらの効果で「幻奏の歌姫ソプラノ」と「幻奏の音姫ローリイット・フランソワ」を特殊召喚する事で
3体で融合召喚する事が可能です。
また3体の素材が必要なので「オスティナート」で直接融合召喚は出来ないものの
「幻奏の音姫スペクタキュラー・バッハ」を経由する事で
間接的にこのカードの融合召喚に繋げる事は可能です。
詳しいルートはオスティナートのwikiを参照するといいでしょう。
①:自分・相手ターンに発動できる。
自分フィールドの「幻奏」モンスターを任意の数だけエンドフェイズまで除外する。
その後、この効果で除外したモンスターの数まで
相手フィールドの表側表示カードを手札に戻す事ができる。
①の効果はお互いのターンに1度、
自分の場の幻奏モンスターをエンドフェイズまで任意の数除外、
その除外した数まで相手の表側カードを手札に戻せるというバウンス効果です。
対象に取らないフリーチェーンのバウンスという強力な除去であり
自分以外にもモンスターを並べる事が出来れば複数枚の除去も可能です。
一時的に除外する為に相手に除去を打たれた場合のリリース・エスケープとしても機能します。
相手モンスターをバウンスするかどうかは任意なので
相手の場にモンスターがいない場合でも一時的に除外だけする事も可能です。
デッキ・EXデッキから「幻奏の華歌神フラワリング・エトワール」以外の
「幻奏」モンスター1体を特殊召喚する。
②の効果は融合召喚している状態で相手によって場から離れた場合に
デッキやエクストラデッキから同名カード以外の幻奏モンスターを特殊召喚できます。
相手依存ながらも発動条件は緩く、①の効果による一時的な除外も含めれば
この効果の発動を狙うのは困難を極めるでしょう。
特殊召喚先としては展開に繋げたいなら「幻奏の音姫スペクタキュラー・バッハ」、
戦闘に強いモンスターを出すなら「幻奏の華歌聖ブルーム・ディーヴァ」が有力です。
自爆特攻でも効果を発動できるので状況によっては自爆特攻から
「幻奏の華歌聖ブルーム・ディーヴァ」に繋げてダメージを稼ぐ選択肢もあります。
フリーチェーンで対象に取らない複数枚のバウンスが狙える強力な妨害性能に
除去に対して一時的に除外が出来る生存性能、
そして仮に除去されても後続に繋げられる継戦能力と全体的にとてもハイスペックなカードです。
ただでさえ生存性能と妨害性能が高い上に
【幻奏】には効果破壊耐性を付与する「幻奏の音女エレジー」と
対象耐性と戦闘破壊耐性を付与する「幻奏の音女アリア」がおり
一緒に並べる事が出来ればより厄介な盤面を築き上げる事も可能です。
これらのカードは特殊召喚する事で耐性を付与する事が可能ですが
①の効果で一時的に除外して戻って来た場合でも
「特殊召喚した」という情報は残ったままという点も覚えておくといいでしょう。
これは本体も同様であり①の効果で一時的に除外した後でも②の効果は問題なく発動できます。
遊矢、権現坂、沢渡、零児に続いて
柚子も自分自身をモチーフにしたエースが登場する事になりました。
スタンダード次元の連中は自分モチーフのカード出すの本当に好きですね。