遊戯王ゴーラッシュ88話の感想です。
前回の感想はこちらです。
目次
ああ!窓に!窓に!
ユウディアスが本当の意味でクァイドゥール空間の真実に気付いたのも束の間、
一同は再びデッキとして教室に閉じ込められてしまいます。
パニックに陥る一同ですがユウディアスが現れた事でなんとか落ち着きます。
これでクァイドゥールに対する反撃の準備が整いましたがさあどうしようと思った矢先、
マニャが窓の外を見て激しく動揺します。
マニャと同じように窓の外を見てみると・・・
そこには巨大なクァイドゥールが!まあこれは恐怖しかありませんね。
デッキを手に取ろうとするクァイドゥールに対してすかさずズウィージョウが
「ユウディアス!目からビーム!」とポケモンめいた指示を出します。
同じ様にディノワもミューダに囁きボイスで応戦するように指示をして
2人の活躍によりなんとかクァイドゥールを撃退する事に成功しました。
が、ビームの使い過ぎでユウディアスがオーバーヒートを起こしてしまいました。
強力な目からビームですがあまり連射しすぎてしまうとこういう弊害が起きてしまうようです。
テルがキュウリパックでユウディアスの目のケアをしています。
それはそれとしてズウィージョウの作戦としてはユウディアスが自覚さえできれば
今集まった皆をデッキとしてクァイドゥールと戦う事が出来るとの事、
しかしその場合、誰がこのデッキを用いて戦うかが問題となります。
デッキがあってもそれをつかってデュエル出来る人がいないわけですね。
そんな時「40人全員が1つの意識となったらどうか?」という考えが出てきます。
今ここに集まっている40名は現在カードにされているものの意識は存在しています。
その意識が集まればデュエルが可能になるのではないかとの事、
上手く行くかは分かりませんがまたクソデカクァイドゥールが迫ってきました。
とにかく理屈ではよくわかりませんがやってみるしかありません。
が、いざやろうとしてみると40人が1つの意識になるというのは
中々にこっぱずかしい人が多く上手くいきません。
そこでユウディアスがリーダーとなって自分に預けてくれないかと説得して
なんとか意識を1つにまとめる事が出来ました。
そうするとクァイドゥール同様にユウディアスも巨大化しました。
理屈は分かりませんがとにかくこれでデッキを装着してクァイドゥールに対抗できます。
勝てば六葉町の皆をもと通りにしろと要求し
クァイドゥールも承諾した為にユウディアスVSクァイドゥールのラッシュデュエルが成立です。
いよいよ諸悪の根源、クァイドゥールと決着をつける時です。
40人が力を合わせるという、最終決戦に相応しい熱い展開ですが
顔だけがずらーっと並んでるのはちょっと気持ち悪いですね。
完成されたデッキに未完成のデッキで挑め!
先攻はクァイドゥール、ドロー。
まずプライム・ドレイクを召喚します。
遊歩を操っていたカード、ダークネス・ドレイクの改良型のようで
クァイドゥールが言うにはこれが最終版だそうです。
クァイドゥールのデッキには40人それぞれを元にしたカードがあり
そしてもしクァイドゥールが勝った場合、40人はこれらのカードの中に閉じ込められ
二度と外に出られなくなるとの事です。負けたら40人全員カード化みたいなものであり
遊歩は棺桶に例えています。ますます負けられない戦いになってきました。
そしてプライム・ドレイクをリリースしてプライム・バンディージョをアドバンス召喚します。
自分のカードをパクられた事でロヴィアンは怒り心頭です。
本来プライム・バンディージョはレベル7ですが今回1体のリリースでアドバンス召喚しています。
クァイドゥールが言うにはプライム・モンスター達は
攻撃力を下げる代わりに1体のリリースでアドバンス召喚かのうとの事で
クァイドゥールはこれをプライム・アドバンス召喚と名付けています。
遊戯王用語でいう所の妥協召喚ですね。OCGで言うクリフォートとかのあれです。
その効果でライフを1000払って攻撃力を上げつつ墓地からプライム・ドレイクを回収、
再び召喚してはリリースし今度はプライム・ディアンケトをプライム・アドバンス召喚です。
クァイドゥールはこれでターンエンド。
ユウディアスのターン、ドロー。
ユウディアスというか正確には40人の意識の集合体であり
ユウディアスの中で40人がドローしたカードを見て様々な議論を交わしています。
まあ40人いたら当然意見も分かれるわけでそうして言い争いをしていると
ユウディアスの体がどんどんペラペラになっていきます。
どうやらちゃんと40人の心を1つにしないと巨大な体を保てないようですね。
とりあえずユウディアスは今回アルフレッドの意見に賛同して魔法「礼儀殺法」を発動、
手札からスペース・ユグドラゴとスカイフォッシル・アノマロカリスを特殊召喚します。
その後もあーだこーだもめてますが
とりあえずユウディアスがまとめてくれているおかげで山を登らずに済んでいます。
スペース・ユグドラゴを通じてザイオンはクァイドゥールへの恨みを露わにします。
どうやらザイオンが力を手にしてザ☆ルーグを初め様々な相手を家具にしていたのは
クァイドゥールに操られていたのも要因みたいですね。
ダークネスカードとは別件に見えたザイオンもしっかりクァイドゥールと繋がっていたようです。
操られていたのもそうですがクァイドゥール時空では仮初の夢を見せられているのあるので
ザイオンは特にクァイドゥールに対して恨みが募っている人物の1人でしょう。
スペース・ユグドラゴでプライム・ディアンケトを攻撃しますが
クァイドゥールは罠「プライム・リバース・エッジ」を発動、
スペース・ユグドラゴを返り討ちにしてしまいます。
その際にユウディアスら40人にダメージを受けた痛みが入ります。
それは40人で分散されているとはとても思えずむしろ40倍の痛みが入ってるそうで
皆苦痛にあえいでいます。
そんな中、痛みに苦しむトレモロをフェイザーが支え
それを見て他の皆も周囲と手を繋ぎ始めます。
すると自然と痛みが和らいでいきます。
実際には痛みが減少したわけではないみたいですが40人の仲間がいると実感する事で
痛みに耐えられる心構えが出来ている様子ですね。
この瞬間、40人の心は本当の意味で1つになったと言えます。
ユウディアスはこれでターンエンドです。
クァイドゥールは以前使っていたバランスの悪いバラバラのデッキを反省し
1体でアドバンス召喚が可能なプライムモンスターと
ライフコストを補うためのライフ回復手段を用意して完成度が高まっています。
それに対して今ユウディアスが使っているのは
そのクァイドゥールが使っていた40人の寄せ集めのバランスの悪いデッキです。
上手く回すのが難しいいわば失敗作のデッキですが
それでも40人の力が1つになった今、絶対に勝つという気持ちで挑みます。
というわけでユウディアスVSクァイドゥールの再戦です。
シチュエーション的にも絶対に負けられない感じでありまさに最終決戦って感じです。
クァイドゥールのデッキは「プライム」と名の付くモンスターで揃えられたデッキで
プライム・アドバンス召喚という妥協召喚が可能なのが特徴です。
あとどうやら光属性で統一されている感じでしょうか。
次回予告 第89話『ふたつの銀河』
ユウディアスとクァイドゥールのデュエルの最中に2人の脳裏に銀河の姿が映り、
そしてクァイドゥールに異変が発生するようです。
「クァイドゥールの真の目的が明らかに」とか言っていますが
果たして真の目的とは何なのでしょうね。
やはりオーティスとの再会でしょうか。
そして何やら「エナジー・コントローラー」という
エネミーコントローラーめいたカードが登場しています。
エネミーコントローラーよりは人間工学に喧嘩売ってない操作しやすめの形をしていますね。