今回紹介するのは「アルケミー：イクサラン」よりこのカードです。
目次
カード説明
クリーチャー (１)(赤)(緑) ─ 恐竜(Dinosaur)
激昂 ─ 確固たる棘尻尾がダメージを受けるたび、
あなたがコントロールしていてこれでないすべての恐竜(Dinosaur)と、
あなたの手札やライブラリーにあるすべての恐竜・カードは+1/+1の修整を永久に受ける。
確固たる棘尻尾が攻撃するたび、(３)を支払ってもよい。
そうしたとき、確固たる棘尻尾は各クリーチャーと各プレインズウォーカーに
それぞれ１点のダメージを与える。
4/4
１赤緑、３マナのクリーチャーです。
全身に棘が生えた紫色の恐竜です。
その名の通りに尻尾も棘だらけで誇示するようにこちらに向けていますね。
恐らくはケントロサウルスあたりがモチーフだと思われます。
ダメージを受けると手札やライブラリー含めて恐竜が皆強くなる
あなたがコントロールしていてこれでないすべての恐竜(Dinosaur)と、
あなたの手札やライブラリーにあるすべての恐竜・カードは+1/+1の修整を永久に受ける。
激昂のを持っておりダメージを受ける事で
自身以外の全ての恐竜クリーチャーと手札やライブラリーに存在している恐竜クリーチャーに
+1/+1の修正を永久に与える事が可能です。
戦場のみならず手札とライブラリーの恐竜全てを強化できる強力かつアルケミーらしい能力で
恐竜デッキにおいて大きな恩恵をもたらしてくれます。
「尾の強打」などで格闘を行わせる事で能動的に発動が狙いやすいですし
タフネスが４あるので「兄弟仲の終焉」に巻き込んでも耐えられます。
そうしたとき、確固たる棘尻尾は各クリーチャーと各プレインズウォーカーに
それぞれ１点のダメージを与える。
また攻撃する際にマナを３支払う事で
各クリーチャーと各プレインズウォーカーに１点のダメージを与えられます。
自身もダメージを受ける為に自力で激昂の条件を満たす事が可能であり
実質的に他の恐竜たちを強化しながら攻撃が可能です。
勿論タフネス１のクリーチャーを薙ぎ払ったり
タフネス５のクリーチャー相手に相打ちが狙いやすくなる点も見逃せません。
特にこれのおかげで相手の場に「黙示録、シェオルドレッド」がいても
攻撃できる、といった場面はあるでしょう。
単純に３マナ4/4と基礎ステータスが優秀な上に
そこに手札やライブラリーの恐竜まで強化してくれる激昂能力まであると
恐竜デッキにおける新たなる有力な３マナクリーチャーとなってくれる存在です。
その基礎ステータスのおかげで無理して激昂能力の発動を狙わずとも
迂闊にダメージを与えられない4/4というだけでも十分仕事をしてくれます。
特に赤単に対して強く出られるカードで採用率の高い「稲妻の一撃」１回では倒せないので
実際になんとかしようとするなら２回火力呪文を撃つ必要に迫られやすく
その場合は２回激昂能力が発動するので強力な後続に繋げやすいです。