1月21日にVジャンプ2月号が発売されます。
今回紹介するのはその付属として収録されるこのカードです。
目次
カード説明
リンク・効果モンスター
光属性/悪魔族/攻1200/LINK-2
【リンクマーカー:上/右上】
\ ↑ /
← →
/ ↓ \
効果モンスター2体
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードのリンク先の相手の表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
このターン、自分が自分フィールドのこのカードを
リンク素材としてリンク5モンスターをL召喚する場合、
対象の相手モンスターもL素材にできる。
閉ザサレシ世界ノ冥神(サロス=エレス・クルヌギアス)を一回り小柄にしたような姿にしています。
相変わらずの無表情ながら手に持った黒い杖にハートのような装飾があり
ちょっと可愛らしさも感じますね。
相変わらず厨二全開なネーミングながら読みは「サロス=ナンナ」と
閉ザサレシ世界ノ冥神(サロス=エレス・クルヌギアス)よりは少々控えめなネーミングにはなっています。
モチーフとなるのはシュメール神話の女神「イナンナ」だと思われます。
「イシュタル」の別名の方が馴染みのある人が多いでしょうか。
性愛と豊穣と戦闘を司る金星の女神であり特に自由恋愛や娼婦の神としての側面が有名で
120人もの恋人が存在したと言われています。
要するにとってもエロい神様です。
きっと天の月ちゃんも無表情な見た目に反して相当な男好きでしょう。
姉にエレシュキガルが存在しておりこちらはサロス=エレス・クルヌギアスのモチーフである事から
このカードは閉ザサレシ世界ノ冥神(サロス=エレス・クルヌギアス)の妹にあたる存在だと思われます。
リンク先の相手を巻き込んでLINK-5に繋げる
効果モンスター2体
リンク素材は効果モンスター2体です。
とても緩い素材指定であり大抵のデッキでリンク召喚が狙えるでしょう。
リンクマーカーは上と右上に存在しています。
このカードは相手モンスターをリンク先に指定する事が重要であり
EXモンスターゾーンに置く位置によって左端以外の相手モンスターをリンク先に捕えられます。
①:このカードのリンク先の相手の表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
このターン、自分が自分フィールドのこのカードを
リンク素材としてリンク5モンスターをL召喚する場合、
対象の相手モンスターもL素材にできる。
その効果は1ターンに1度、自身のリンク先の相手モンスター1体を選択、
このターンの間、このカードを素材にLINK-5をリンク召喚する場合に
選択した相手モンスターもリンク素材にしてしまえるというものです。
「閉ザサレシ世界ノ冥神(サロス=エレス・クルヌギアス)」が持つ
相手モンスターをリンク素材にできる効果外テキストを効果として持たせたような代物で
前述の通りEXモンスターゾーンのどちらに配置するかによって
自分から見て左端の相手メインモンスターゾーン以外はリンク先に捉える事が可能です。
自分と相手モンスターで3つ分の合計リンク数は稼げるので
あとは2つ分のリンク数を別途用意する事でLINK-5へ繋げられます。
もし相手が前方にマーカーを持つリンクモンスターをEXモンスターゾーンに出していれば
それを素材にしてしまう事もできます。
LINK-2やLINK-3を素材にできる状況であれば
用意するモンスターが1体減る点は覚えておくといいでしょう。
ただLINK-5は数が少なく素材指定も厳しいものが多いです。
最も現実的に出せてかつ性能も問題なく発揮できるのは
効果モンスター4体以上で出せる「閉ザサレシ世界ノ冥神(サロス=エレス・クルヌギアス)」や
効果モンスター3体以上で出せる「ヴァレル・エンド・ドラゴン」でしょうか。
左端にだけ安全地帯こそあるものの
実際にこのカードにリンク素材にされないようにモンスターを配置するのは難しく
限定的な除去能力を持ったLINK-2として活躍されられるカードです。
LINK-5に繋げられるような状況であれば
積極的に出していっていいでしょう。
ところでこのカードで閉ザサレシ世界ノ冥神をリンク召喚する場合、
相手モンスター2体を素材にできるのでしょうか?
この手のカードは関連カードとシナジーを持たせてくると思っているので
とってもできそうな気配がしますが。