今回紹介するのは10月28日発売の
PHANTOM NIGHTMARE(ファントム・ナイトメア)よりこのカードです。
目次
カード説明
永続魔法
このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:相手フィールドのモンスターの攻撃力は、
自分フィールドの「霊獣」モンスターの種族の種類×200ダウンする。
②:手札の「霊獣」モンスター1体を相手に見せて発動できる。
そのモンスターとは種族が異なる「霊獣」モンスター1体をデッキから手札に加える。
その後、自分の手札を1枚選んで捨てる。
③:自分フィールドにモンスターが2体以上同時に特殊召喚された場合、
フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの表示形式を変更する。
【霊獣】用の永続魔法です。
精霊獣 アペライオが霊獣使い レラに飛びつき
レラは押し倒されながらも優しくそれを受け入れています。
アペライオの姿は透けて消えかかっており
恐らくは神の摂理の時にアペライオがインフェルノイド・ティエラから皆を守り
その時に力を使い果たしてしまったのでしょう。
そして最後に残った力をレラに渡して消えていく所だと思われます。
場の霊獣の種類だけ相手の攻撃力弱体化
自分フィールドの「霊獣」モンスターの種族の種類×200ダウンする。
①の効果は自分の場の霊獣の種族の種類×200だけ
相手モンスターの攻撃力をダウンさせる全体弱体化です。
霊獣は基本的に霊獣使いがサイキック族、精霊獣がそれ以外に別れており
2体を並べる事で400の全体弱体化は見込めます。
霊獣は全体的に攻撃力や守備力があと一歩足りないモンスターが多いですが
このカードがその一歩を一押しする場面も結構あるでしょう。
②:手札の「霊獣」モンスター1体を相手に見せて発動できる。
そのモンスターとは種族が異なる「霊獣」モンスター1体をデッキから手札に加える。
その後、自分の手札を1枚選んで捨てる。
②の効果は1ターンに1度、手札から霊獣1体を見せる事で
それとは別の種族の霊獣をデッキから手札に加えた後に手札を1枚捨てる手札交換です。
精霊獣と霊獣使いの両方が揃って機能する【霊獣】にとってこの手札交換はありがたく
墓地に霊獣を送る点は聖霊獣騎 ノチウドラゴを特殊召喚する際にも役立ちます。
③:自分フィールドにモンスターが2体以上同時に特殊召喚された場合、
フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの表示形式を変更する。
③の効果は1ターンに1度、
自分の場に2体のモンスターが同時に特殊召喚された場合に
場のモンスター1体の表示形式を変更できます。
【霊獣】であれば各種聖霊獣騎が持つ共通効果で除外ゾーンから
霊獣使いと精霊獣を同時に特殊召喚するのが基本の発動方法となるでしょう。
自分ターンに発動すれば戦闘補助として使えますし
相手ターンに発動すれば相手の攻撃を防ぐ防御手段として機能します。
とにかく自分の場にモンスターが2体以上特殊召喚されればいいので
聖霊獣騎の効果以外でも複数のトークンを生成するカード等でも条件を満たせます。
クローラーに混ぜてみる?
相手の弱体化や表示形式変更による戦闘補助や手札交換による安定性の向上など
【霊獣】においてかゆい所に手を届かせてくれる孫の手のような永続魔法です。
なんだかんだこのカードがある事で戦闘破壊ができる、
あるいは戦闘破壊されずに済む、という場面は結構あるでしょう。
また③の効果は相手モンスターだけでなく自分モンスターの表示形式も変更できので
リバースモンスターをすぐに表側にする手段としても活用できます。
特にクローラーは2体同時に特殊召喚できる機会も多いので
この効果の為だけに【クローラー】にこのカードを採用するのも1つの手ですし
いっその事霊獣を混ぜてみるのも面白いでしょう。
恐らくこの後にレラは精霊獣使いになると思われ
精霊獣に力を継承された存在が精霊獣使いなのでしょう。
ウィンダも力を継承されて精霊獣使いになったのかもしれませんね。