今回紹介するのは10月28日発売の
PHANTOM NIGHTMARE(ファントム・ナイトメア)よりこのカードです。
目次
カード説明
永続魔法
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:「ユベル」モンスターまたは「ユベル」のカード名が記されたモンスターが特殊召喚される度に、
このカードにクロニクルカウンターを1つ置く。
②:自分フィールドのクロニクルカウンターを以下の数だけ取り除き、その効果を発動できる。
●1:自分の墓地から「ユベル」1体を特殊召喚する。
●2:自分の除外状態のカード1枚を手札に加える。
●3:デッキからカード1枚を選んで除外する。
●4:フィールドのカード1枚を破壊する。
●5:デッキから「超融合」1枚を手札に加える。
【ユベル】用の永続魔法です。
マジック・クロニクルのリメイクカードとなります。
ビフォー
↓
アフター
マジック・クロニクルの翼がユベルのものになり尻尾も生えています。
また書かれている絵も元のイラストから変更されており
融合を表すような渦の模様になっています。
「マチュア」とは「成熟した」や「大人らしい」といった意味の言葉です。
マジック・クロニクルがこれからの未来を示す書物である事を考えると
こちらは実際にその未来を表した書物なのかもしれませんね。
カウンターを消費した数に応じた5つの効果
このカードにクロニクルカウンターを1つ置く。
①の効果はユベルと名の付くモンスターか
効果テキストに「ユベル」の単語が付くモンスターが特殊召喚される度に
自身にカウンターを1つ置きます。
相手の場に特殊召喚された場合でもカウンターは置かれ
例えばガイストーチ・ゴーレムを相手に送り付けてその効果でユベルを特殊召喚する事で
カウンターは2つ溜まります。
②:自分フィールドのクロニクルカウンターを以下の数だけ取り除き、その効果を発動できる。
②の効果は1ターンに1度、自分の場のクロニクルカウンターを一定数取り除き、
取り除いた数によって5つある効果のどれかを発動できます。
カウンターを1つ取り除いた場合は墓地からユベル1体を蘇生できます。
キーカードであるユベルを蘇生できるシンプルながらも便利な蘇生効果であり
ユベルの蘇生がそのままこのカードにカウンターを乗せる形にもなるので
実質的に無消費で発動できます。
あくまで蘇生できるのはユベル第1形態のみで
他のユベル形態は蘇生できない点に注意です。
カウンターを2つ取り除いた場合は
除外ゾーンのカード1枚を手札に回収できます。
回収できるカードに制限はない為に様々なカードの再利用が可能であり
裏側で除外されたカードも回収できる貴重な手段の1つです。
封印の黄金櫃あたりと組み合わせれば疑似的な万能サーチとしても機能します。
カウンターを3つ取り除いた場合はデッキからカード1枚を除外します。
手札に加える効果をオミットした封印の黄金櫃といった感じの効果であり
そもそも手札に加えるつもりがないのであればあちらと同じ使い方が可能です。
2つ目の効果と組み合わせる事でデッキから好きなカードをサーチできますが
カウンターが合計5つ必要な事と1ターン跨ぐ必要がある点、
その間にこのカードが除去されてしまうと失敗してしまう点など有効活用は少し難しいです。
カウンターを4つ取り除いた場合は場のカードを1枚破壊できます。
シンプルながらも対象に取らず、かつモンスターと魔法罠どちらも破壊可能と
使いやすい除去効果となっています。
自分のカードも破壊できるのでユベルを破壊する手段の1つとしても使えます。
カウンターを5つ取り除いた場合は超融合をサーチできます。
消費するカウンターは多いものの【ユベル】における戦術の要となるカードであり
これをデッキから直接引っ張ってこれる意味は大きいです。
どの効果も役に立つものばかりであり
なんだかんだ普通に展開していれば2つ3つぐらいはカウンターは自然と溜まります。
とりあえずユベルの展開用に1つ目の蘇生効果をメインとして運用しつつ
カウンターに余裕があれば他の効果も狙っていく感じでもいいでしょう。
②の効果は名称ターン1こそついていますが
複数設置した場合カウンターはそれぞれに置かれ
かつそれぞれのカウンターを1度に消費して効果を発動できます。
なので複数設置しても無駄にはなりません。