今回紹介するのは10月28日発売の
PHANTOM NIGHTMARE(ファントム・ナイトメア)よりこのカードです。
目次
カード説明
効果モンスター
星1/光属性/天使族/攻 50/守2050
このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「粛声」永続魔法・永続罠カード1枚を自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
②:戦士族・ドラゴン族で光属性の儀式モンスター1体を儀式召喚する場合、
このカード1枚で儀式召喚に必要な分のリリースとして使用できる。
③:このカードが墓地に存在する状態で、
自分フィールドに戦士族・ドラゴン族で光属性の儀式モンスターが特殊召喚された場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
【粛声】に属する光属性天使族のレベル1モンスターです。
儀式魔法「ローの祈り」のリメイクカード
ビフォー
↓
アフター
スーパーファミコンあたりのゲームに登場しそうな絵柄だったローの祈りの女の子が
現代風の美少女になってリメイクされています。
身に纏った赤いローブも装飾が付け加えられたりして立派になっていますね。
ローガーディアンだけでなくサフィラやサウラヴィスからも加護を得た結果なのでしょう。
1枚で儀式モンスターの生け贄にできるし儀式召喚したら蘇生できる
①:このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「粛声」永続魔法・永続罠カード1枚を自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
①の効果は1ターンに1度、召喚か特殊召喚した場合に
粛声と名の付く永続魔法か永続罠を自分の魔法罠ゾーンにデッキから直接表側で置けます。
現在では粛声なる結界と粛声なる威光の2枚が対応しています。
どちらも継続的にアドバンテージを確保できる強力なカードであり
粛声なる結界はこのカード自身や儀式モンスターを守る手段として、
粛声なる威光はフリーチェーンの除去手段として活用できます。
このカード1枚で儀式召喚に必要な分のリリースとして使用できる。
②の効果は光属性の戦士族、ドラゴン族の儀式モンスターを儀式召喚する場合に
儀式モンスターのレベルに関係なくこのカード1枚で必要なリリースになれるというものです。
他の生け贄を用意する必要がなくなるので飛躍的に儀式召喚の難易度が下がります。
該当する儀式モンスターはこのテーマの主軸となる
粛声なる守護者ローガーディアン、粛声の竜賢聖サウラヴィス、竜姫神サフィラの他、
光子竜の聖騎士やオッドアイズ・ペンデュラムグラフ・ドラゴンなどが該当します。
勿論、素のローガーディアンも対応しています。
③:このカードが墓地に存在する状態で、
自分フィールドに戦士族・ドラゴン族で光属性の儀式モンスターが特殊召喚された場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
③の効果は1ターンに1度、
戦士族かドラゴン族の光属性儀式モンスターが特殊召喚された場合に
自身を墓地から蘇生できます。
儀式召喚の為にこのカードを生け贄にして墓地へ送っていれば
そのままこの効果の発動条件を満たしスムーズに効果発動に繋げられます。
実質的に手札からこのカードを儀式召喚の生け贄にする事が
このカードの展開手段となり召喚権なしで①の効果に繋げる事もできます。
儀式召喚以外の方法で該当する儀式モンスターが特殊召喚されてもよく
フリーチェーンの蘇生カードあたりと組み合わせる事で相手ターンにも効果発動が狙えます。
儀式テーマというのは儀式召喚そのものの手札消費が激しい関係で
何かしらアドバンテージの塊のカードが存在しているものですが
【粛声】においてはまさにこのカードがそれにあたります。
1枚で儀式召喚の生け贄要員として成立する上にそのまま墓地から蘇生ができ
さらに①の効果で強力な永続魔法や永続罠をデッキから引っ張ってこれると
効果の全てが強い事しか書いてありません。
更にはこのカードが場にいる事が粛声なる守護者ローガーディアンや粛声なる結界が
本領を発揮できる条件にもなっているので
【粛声】におけるキーカード中のキーカードといっていい存在です。
その為にこのカードを常に用意できるかどうかが重要になってきます。
幸い、粛声なる結界でサーチできる上に
宣告者の神巫やワン・フォー・ワンでデッキから直接特殊召喚もできるので
確保自体は難しくありません。
墓地へ送られた場合も儀式モンスターの特殊召喚さえすれば自己蘇生ができますし
祝福の教会-リチューアル・チャーチでも蘇生ができるので
様々な手段を用意してこのカードを毎ターン特殊召喚できるようにするのがいいでしょう。
まさに現代風といった感じの作画リメイクですね。
これが令和の時代です。