11月21日にVジャンプ1月号が発売されます。
今回紹介するのはその付属として配布されるこのカードです。
目次
カード説明
リンク・効果モンスター
リンク4/闇属性/機械族/攻3000/LINK-4
【リンクマーカー:上/左/右/下】
\ ↑ /
← →
/ ↓ \
Lモンスターを含むモンスター2体以上
このカード名はルール上「閃刀姫」カードとしても扱う。
このカードはL召喚でしかEXデッキから特殊召喚できない。
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:チェーン2以降に相手が魔法・罠・モンスターの効果を発動した時、
自分の手札・墓地から魔法カード2枚を除外して発動できる。
その効果を無効にする。
その後、相手フィールドのカード1枚を破壊できる。
②:自分の墓地に魔法カードが存在しない場合、このカードの攻撃力は3000ダウンする。
闇属性機械族のLINK-4リンクモンスターです。
閃術兵器-H.A.M.P.を改良し更に追加パーツを取り付けたような姿をしています。
人型ロボットをベースにしつつも人型でない部分の方が多くなった感じですね。
「スペクトラ」とは亡霊を意味するイタリア語であり
閃刀姫レイが所属するカーマと敵対する列強国の名称でもあります。
作中でアザレアが乗り込んでおりスペクトラの決戦兵器的な存在と言えます。
チェーン2以降の効果を無効にして場のカード破壊
Lモンスターを含むモンスター2体以上
このカードはL召喚でしかEXデッキから特殊召喚できない。
リンク素材はモンスター2体以上でそのうち1体はリンクモンスターである必要があります。
連続リンク召喚から繋げればよくそれ以外の素材指定はないので
LINK-4の中でもかなり緩い部類です。
作中で閃刀姫-アザレアと閃刀姫-カメリアの2人を動力にして動いており
この2体でリンク召喚するのを想定しているのでしょう。
リンクマーカーは上下左右に存在するファイアウォールドラゴン配置です。
EX、メインモンスターゾーンどちらに配置しても問題はないでしょう。
まずルール上閃刀姫と名の付くカードとして扱う効果がテキストがあります。
閃術兵器-H.A.M.P.と違いってちゃんと閃刀姫として扱うので
慈愛の賢者-シエラなどのサポートに対応しています。
①:チェーン2以降に相手が魔法・罠・モンスターの効果を発動した時、
自分の手札・墓地から魔法カード2枚を除外して発動できる。
その効果を無効にする。
その後、相手フィールドのカード1枚を破壊できる。
②の効果は1ターンに1度、
チェーン2以降に相手が魔法罠やモンスター効果を発動した時に
手札や墓地の魔法カード2枚を除外する事でそれを無効にして
さらに相手のカード1枚を破壊できるというものです。
チェーンを挟む必要があるもののモンスターも魔法罠も無効にできる妨害手段であり
追加で発生する破壊は対象に取りません。
こちらの効果発動に対して相手が何かしらチェーンを使用とする動きを大きくけん制できます。
相手がフリーチェーン持ちのモンスターを出してきた場合でも
それに対して発動する除去が通りやすくなるでしょう。
②の効果は墓地に魔法カードが存在しないと
攻撃力が3000下がってしまう弱体化効果です。
調子にのって①の効果で墓地から除外しまくってしまうとエネルギー切れを起こしてしまうわけですね。
墓地の魔法カードの数をしっかり意識して①の効果を発動していきましょう。
リンク素材の縛りが緩く、効果も汎用的なものなので
ある程度魔法カードを多用し墓地に溜め込めるデッキであれば
【閃刀姫】以外でも問題なく活用が可能なリンクモンスターとなっています。
というよりそもそも【閃刀姫】は大型のリンクモンスターを出すのがあまり得意ではなく
かつ墓地から魔法カードを除外するのも出来れば避けたいので
他のデッキの方が有効活用しやすいでしょう。
癖こそあるものの妨害手段と除去効果を持っており
また墓地コストさえあれば蘇生からでも問題なく活用できるので
素材の緩さもあって汎用LINK-4でも独自のポジションを築けるでしょう。
閃刀姫用のリンクに見えて墓地から魔法を除外するのは痛い点で
実際は閃刀姫用でLINK-4を出すのであれば
アクセスコード・トーカーの方が使える場面が多いでしょう。
敵側が使ってくる兵器な事を考えると
相性が悪いのも意図的な事かもしれませんね。