《百鬼羅刹の大饕獣（ゴブリンズ・クレイジー・ビースト）》遊戯王ＯＣＧカード考察　何気に汎用性も高いランク６！

今回紹介するのは１０月２８日発売の

PHANTOM NIGHTMARE（ファントム・ナイトメア）よりこのカードです。

 

カード説明

wiki

 

ゴブリンの新規となる闇属性悪魔族のランク６エクシーズです。

 

 

いくつもの拘束具で繋がれた巨大な怪物です。

明らかに他のゴブリンライダー達とは一線を画す異質の存在であり

メンバーというよりはゴブリンライダーが使役している魔物なのでしょう。

ゴブリンライダー達の切り札的存在だと思われます。

ゴブリンライダー関連のカードですがこのカードは「ライダー」の名を冠しておらず、

実際他のゴブリンライダー達と違い何かに騎乗している様子は見られません。

そういう意味でも使役されてる魔物って感じですね。

 

 

なお拘束具が外れると完全に制御不能に陥る様子です。

ゴブリンライダー達にとっても持てあます存在のようですね。

 

場の魔法罠を食らって自身の糧（エクシーズ素材）に

エクシーズ素材に特に指定はなく

レベル６モンスターを２体揃える事でエクシーズ召喚が可能です。

【ゴブリンライダー】レベル３が中心でありそのままではレベルが合いませんが

百鬼羅刹大集会によって２体のレベルを６にする事が可能であり

そこからエクシーズ召喚に繋げるのが基本となります。

 

３体以上の素材でエクシーズ召喚をする事も可能であり

その場合は①の効果の発動回数を増やす事ができます。

 

①の効果はお互いのターンに１度、

場のオーバーレイユニットを２つ取り除く事で

場の魔法罠を自身のエクシーズ素材にできるというものです。

シンプルに魔法罠除去として使いやすく、

素材２体で出した場合は②の効果を発動する為のオーバーレイユニットを確保でき

素材３体で出した場合は次のターン、もう１度この効果の発動が狙えます。

 

ゴブリンライダー関連の効果全般にいえる事ですが

相手の場にエクシーズがいればそれを取り除いて効果を発動する事も可能です。

相手がエクシーズモンスターを活用していれば一種のメタとして機能しますし

そうでなくても百鬼羅刹 巨魁ガボンガと一緒に並べてあちらのオーバーレイユニットを取り除けば

あちらの効果発動に繋げられます。

 

 

②の効果は場のモンスターが効果破壊される場合に

自身のオーバーレイユニットを取り除く事でその身代わりにできます。

自身を含めた自分モンスターの場持ち耐性を飛躍的に高める事ができ

特に妨害手段となる百鬼羅刹 巨魁ガボンガを守る手段として役立ちます。

 

 

③の効果はデュエル中に１度、墓地から自身を特殊召喚しつつ

墓地のゴブリン１体を自身のオーバーレイユニットにできます。

デュエル中１度ながらも特に条件なしで自己蘇生が可能であり

②の効果で他のモンスターを守りつつ２７００打点のアタッカーとして活用できます。

別途エクシーズモンスターを並べる事ができれば①の効果の発動も狙えます。

 

 

百鬼羅刹大集会の打点強化も合わせれば３０００を超える攻撃力を確保しやすく

【ゴブリンライダー】におけるメインアタッカーとして活用していけます。

②の効果である程度の場持ち性能はありますし

①の効果による魔法罠除去もあるので全体的に使いやすい性能をしています。

 

 

また③の効果以外はゴブリンを用いなくとも使用可能であり

エクシーズ素材も特に指定はないので汎用のランク６エクシーズとしても活用できます。

このカードの場合、魔法罠除去に加えて相手のオーバーレイユニットを奪えるという

エクシーズメタとしての性能が高い為に

相手がエクシーズ召喚を用いるデッキだった場合の有力な選択肢として機能してくれます。