今回紹介するのは10月28日発売の
PHANTOM NIGHTMARE(ファントム・ナイトメア)よりこのカードです。
目次
カード説明
効果モンスター
星4/風属性/戦士族/攻 0/守2000
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが手札から攻撃表示で特殊召喚した場合、
相手フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。
このカードを守備表示にする。
対象のモンスターの効果は、このカードが表側守備表示で存在する間は無効化される。
②:このカードが墓地に存在する状態で、
相手フィールドにモンスターが特殊召喚された場合、手札を1枚捨てて発動できる。
このカードを手札に加える。
ゴブリンの新規となる風属性戦士族のレベル4モンスターです。
ゴブリンドバーグからフライトスーツとパラシュートを身に着けたゴブリン達が降下しています。
まさに文字通りの効果部隊ですね。
1名パラシュートではなくプロペラ装着して空中浮遊している人がいらっしゃいますが
彼は指揮官的な立場なのでしょうか。
あと約1名パラシュートを装着できずに落下している人がいらっしゃいますが
彼は果たして無事に降下できるのでしょうか。
手札から特殊召喚される事で相手の効果を無効に
①:このカードが手札から攻撃表示で特殊召喚した場合、
相手フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。
このカードを守備表示にする。
対象のモンスターの効果は、このカードが表側守備表示で存在する間は無効化される。
①の効果は1ターンに1度、
手札から攻撃表示で特殊召喚した場合にこのカードを守備表示にしつつ
相手の効果モンスター1体をこのカードが守備表示の間無効にするというものです。
このカード自身は特殊召喚する効果の類を持っていないので
別の手段で特殊召喚をする必要があります。
デザイン的にゴブリンドバーグで手札から特殊召喚するのを想定していると思いますが
手っ取り早いのはペンデュラム召喚してしまう事でしょう。
ただこれらの手段は自分ターンでの特殊召喚になるので相手の妨害としては使いづらいです。
妨害手段として使うのであれば
一色触発などフリーチェーンで手札から特殊召喚出来る手段があるのが望ましいです。
あくまで効果を無効にできるのはこのカードが場に存在している間ですが
守備力が2000あり下級モンスター相手であれば壁として機能します。
②:このカードが墓地に存在する状態で、
相手フィールドにモンスターが特殊召喚された場合、手札を1枚捨てて発動できる。
このカードを手札に加える。
②の効果は相手がモンスターを特殊召喚した場合に
手札を1枚捨てる事で墓地のこのカードを手札に回収するというものです。
発動条件はとても緩く大抵の場合相手ターンには効果発動を狙えるでしょう。
またこちらから相手の場に特殊召喚する事でも条件を満たせるので
壊獣などを送り付ける事でも効果を発動できます。
どちらかと言えば①の効果より②の効果が主軸とも言えるカードで
墓地にさえ用意しておけば相手が何かしら特殊召喚すれば
それに反応して手札の好きなカードを捨てられるカードとして機能します。
手札から捨てられる事で発動出来るカードを相手ターンに発動しやすく
未界域のビッグフットなどを捨てれば妨害手段として機能します。
手札を捨てるカードを積極的に採用しているのであれば
墓地から回収したこのカードを再び墓地へ送って再度②の効果発動を狙う事もできるでしょう。
ゴブリンは一応カテゴリ化こそされるものの
実際に専用デッキが組めるレベルではないんですよね。
そのうち1テーマとして
【ゴブリン】が成立するようになるのでしょうか。