今回紹介するのは9月23日発売の
WORLD PREMIERE PACK 2023(ワールドプレミアパック2023)よりこのカードです。
目次
カード説明
フィールド魔法
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分メインフェイズに発動できる。
このカードを次のスタンバイフェイズまで除外し、
自分の手札・デッキ・墓地から「円卓の聖騎士」1枚を自分のフィールドゾーンに表側表示で置く。
その後、以下の効果を適用できる。
●自分のデッキ・墓地から、「アルトリウス」モンスター1体を特殊召喚するか
「聖剣」カード1枚を手札に加える。
②:1ターンに1度、自分フィールドの「聖騎士」カードが戦闘・効果で破壊される場合、
代わりに自分フィールドの装備カード1枚を破壊できる。
【聖騎士】用のフィールド魔法です。
青空の元にそびえ立つ森や湖に囲まれて佇む白く立派な城です。
大体アーサー王伝説のキャメロット城を踏襲した感じの地形ですね。
英語名は「キャメロット・レルム・オブ・ノーブルナイト・アンド・ノーブルアームズ」。
「聖騎士と聖剣の領域キャメロット」といった感じの意味ですね。
このように英語名では「キャメロット」という城の名前がありますが
日本名においてなくなっています。
円卓の聖騎士と交代しつつ特殊召喚やサーチ
①:自分メインフェイズに発動できる。
このカードを次のスタンバイフェイズまで除外し、
自分の手札・デッキ・墓地から「円卓の聖騎士」1枚を自分のフィールドゾーンに表側表示で置く。
その後、以下の効果を適用できる。
●自分のデッキ・墓地から、「アルトリウス」モンスター1体を特殊召喚するか
「聖剣」カード1枚を手札に加える。
①の効果は1ターンに1度、次のスタンバイフェイズまで自身を除外して
手札、デッキ、墓地のいずれかから円卓の聖騎士1枚をフィールドゾーンに直接置き、
その後にデッキや墓地からアルトリウスモンスター1体を特殊召喚するか
聖剣を手札に加えるというものです。
一時的に自身を除外しつつその間別のフィールド魔法を貼り、
除外ゾーンから戻って来た際にそのフィールド魔法を墓地へ送って張り替えるという
フィールド魔法としては中々に特殊な動きをする効果となっています。
その上でアルトリウスの特殊召喚や聖剣の確保が可能であり
フィールド魔法の張替えをしつつアドバンテージを確保していけます。
基本的には聖剣の確保の方をメインに使っていく事になると思いますが
聖騎士アルトリウスを特殊召喚する事でエクシーズ召喚やリンク召喚に繋げやすくなるので
1枚は聖騎士アルトリウスを採用しておくとより柔軟な動きが可能となります。
代わりに自分フィールドの装備カード1枚を破壊できる。
②の効果は1ターンに1度、自分の場の聖騎士が戦闘破壊や効果破壊される場合に
自分の場の装備カード1枚を破壊する事で身代わりにできるというものです。
装備魔法を多用する【聖騎士】や【焔聖騎士】であれば身代わりの確保は難しくなく
特に焔聖剣でない方の聖剣は破壊されても装備し直す事ができるので損失にも繋がりにくいです。
このカード自身も聖騎士の名を冠しているので自身を守る手段としても機能します。
①の効果で除外ゾーンからこのカードが帰って来た場合には
場に置かれていた円卓の聖騎士は墓地へ送られますが
また①の効果を発動すれば墓地から改めて円卓の聖騎士を置く事ができるので
「自分ターンには円卓の聖騎士が、相手ターンには聖騎士と聖剣の巨城が場にある」
という状況になります。
総じて単体ではいまいち使いづらかった円卓の聖騎士の救済カードといった感じで
あちらに一時的に交代しつつリクルートやサーチが行える上に
②の効果による場持ち耐性も聖騎士に付与できるのであちらの使い勝手が大幅に増しています。
特に毎ターン聖剣のサーチが行えるというのは大きく
【聖騎士】でも【焔聖騎士】でもお世話になるでしょう。
円卓の聖騎士はデッキからでも墓地からでも置けるので
1枚だけ採用した場合でも機能させる事ができますが
コズミック・サイクロンなどで円卓の聖騎士が除外されてしまった場合、
①の効果自体が発動不可能になってしまうので注意が必要です。
除外対策をするのであれば円卓の聖騎士も複数枚採用した方が望ましいでしょう。
「聖騎士」と「聖剣」の両方の名を冠しているので
それぞれのサポートを受ける事ができるのも利点の1つです。
墓地へ送られれば円卓の聖騎士の効果を発動する為の数合わせにもなります。
他のフィールド魔法と次々張り替えていくというのは
ある意味ではトラミッドに近い性質のフィールド魔法ですね。