今回紹介するのは10月28日発売の
PHANTOM NIGHTMARE(ファントム・ナイトメア)よりこのカードです。
目次
カード説明
効果モンスター
星10/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
②:このカードが特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「ユベル」のカード名が記された魔法・罠カード1枚を選び、
手札に加えるか自分フィールドにセットする。
③:このカードは戦闘では破壊されず、
このカードの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは0になる。
④:このカードが破壊された場合に発動できる。
自分の手札・デッキ・墓地・除外状態の「ユベル」1体を特殊召喚する。
ユベルの進化形となる闇属性悪魔族のレベル10モンスターです。
湖のある中世の城をバックにユベルが空を飛び腕を組んでいます。
ユベルは前世で十代の前世となる王子の傍仕えをしていた為に
前世の城をイメージしているのでしょう。
また名前や構図などE・HERO スピリット・オブ・ネオスを明らかに意識しています。
ポーズが同じながら向いてる方向や昼夜、時代など
様々な面で対を意識しているのもポイントです。
攻撃に合わせて特殊召喚しつつユベル関連の魔法罠サーチ
①:相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
①の効果は1ターンに1度、
相手が攻撃宣言してきた時に自身を手札から特殊召喚する自己展開効果です。
いわゆる攻撃反応系の手札誘発効果であり
相手の攻撃に合わせて展開して②の効果へ繋げられます。
②:このカードが特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「ユベル」のカード名が記された魔法・罠カード1枚を選び、
手札に加えるか自分フィールドにセットする。
②の効果は1ターンに1度、特殊召喚した場合に
効果テキストに「ユベル」の単語がある魔法罠1枚を
手札に加えるかセットするというものです。
ユベルの能動的な破壊とサーチを同時に兼ねるナイトメア・ペインや
超融合の代替として使えるエターナル・フェイバリットなど
状況に応じたサーチが可能です。
エターナル・フェイバリットはサーチでなくセットしておくと
次の自分ターンには効果を発動可能になります。
このカードの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは0になる。
③の効果は戦闘破壊耐性と戦闘ダメージを0にする効果です。
ユベルではお馴染みの効果であり
①の効果で出してそのまま戦闘で破壊されない壁として活用する事が可能です。
戦闘ダメージを0にするので貫通攻撃も怖くありません。
自分の手札・デッキ・墓地・除外状態の「ユベル」1体を特殊召喚する。
④の効果は破壊された場合に
手札、デッキ、墓地、除外ゾーンからユベル1体を特殊召喚するというものです。
どこから破壊されてもよく
ナイトメア・ペインなどで手札から破壊する事でも発動条件を満たせます。
墓地肥やしを経由する事なくユベルの特殊召喚に繋げられる他、
除外されてしまったユベルの再利用手段にもなります。
またこの効果、1ターンに1度の制約がありません。
このカードを1ターンに複数回破壊する手段があれば
ユベルを何体も展開する事も可能です。
汎用的に使える手札誘発の壁としても
相手の攻撃に合わせて特殊召喚できる点や戦闘破壊耐性、
特殊召喚時にサーチ効果を発動出来る点など
見た目や名前だけでなく効果もスピリット・オブ・ネオスをリスペクトしています。
こちらも攻撃反応系の手札誘発としてはとても優れており
戦闘破壊は勿論、効果破壊しても後続に繋げられるなど
壁としてとても優秀な性能をしています。
【ユベル】以外のデッキでも①と③の効果は活用可能あり
優れた防御性能を持つ手札誘発の壁モンスターとして使え
生き残った場合にはランク10のエクシーズ素材になれます。
②と④の効果を無駄にしたくないのであれば
一緒にユベルとスピリット・オブ・ユベルと合わせて出張させるといいでしょう。
④の効果はほとんどどこからでもユベルを引っ張りだす事ができるので
ユベルの採用は1枚だけでも問題なく機能してくれます。
破壊される事でユベル第1形態を特殊召喚できるので
前世のユベルを意識したカードなのかもしれませんね。
言うなればユベル第0形態です。