今回紹介するのは9月23日発売の
WORLD PREMIERE PACK 2023(ワールドプレミアムパック2023)よりこのカードです。
融合・効果モンスター
星12/闇属性/戦士族/攻3750/守3400
「雷魔神-サンガ」+「風魔神-ヒューガ」+「水魔神-スーガ」
自分の手札・フィールド・墓地の上記のカードを除外した場合のみ特殊召喚できる。
このカード名の①の効果は1ターンに3度まで使用できる。
①:自分フィールドのカードを対象とする効果を相手が発動した時に発動できる。
その効果を無効にし破壊する。
②:特殊召喚した表側表示のこのカードが相手によってフィールドから離れた場合に発動できる。
デッキ・EXデッキからレベル11以下の「ゲート・ガーディアン」モンスター1体を
召喚条件を無視して特殊召喚する。
ゲート・ガーディアンのリメイクとなる闇属性戦士族のレベル12モンスターです。
ビフォー
↓
アフター
棒立ちだった元と違ってしっかりと構えをとったポーズになっており
雷、風、水をそれぞれ作り出す三位一体の攻撃を繰り出しています。
ポーズとエフェクトが加わると迫力が大分違いますね。
3回まで対象に取る効果を無効
自分の手札・フィールド・墓地の上記のカードを除外した場合のみ特殊召喚できる。
融合モンスターですが融合は必要とせずに
雷魔神-サンガ、風魔神-ヒューガ、水魔神-スーガの3体を
場や手札、墓地から除外する事で特殊召喚が可能です。
XYZ-ドラゴン・キャノンやマグネット・バルキリオンに通ずる方式の特殊召喚方法ですが
これらと違い場からだけでなく墓地や手札からも除外できるのがポイントとなっています。
ラビリンス・ウォール・シャドウや迷宮の重魔戦車は
デッキからこれらを永続魔法として置く事が可能であり
そのまま永続魔法扱いのこれらを素材に特殊召喚が可能です。
普通に墓地肥やしをしていって墓地から除外して特殊召喚するのもいいでしょう。
E・HEROプリズマーは素材を墓地へ送りつつ
自身もまた素材として除外する事が可能です。
①:自分フィールドのカードを対象とする効果を相手が発動した時に発動できる。
その効果を無効にし破壊する。
①の効果は1ターンに3度、
相手が発動した自分の場のカードを対象にする効果を無効にして破壊できるというものです。
この手の無効効果としては1ターンに3度使えるのが大きなポイントで
実質的に対象に取る効果に対してとても強く出る事が可能です。
自身が実質的な対象耐性を持っている事は勿論の事、
フィールド魔法のラビリンス・ウォール・シャドウなどを守る手段としても活用していけます。
デッキ・EXデッキからレベル11以下の「ゲート・ガーディアン」モンスター1体を
召喚条件を無視して特殊召喚する。
②の効果は特殊召喚している状態で相手からフィールドから離れた場合に、
レベル11以下のゲート・ガーディアンと名の付くモンスターを
デッキやエクストラデッキから召喚条件無視で特殊召喚できます。
相手依存になるものの発動条件がとても緩く、
①の実質的な対象耐性も含めればこの効果を発動せずに処理する方法は
獣王アルファなどで対象に取らずにバウンスしたり
N・As・H Knightで対象に取らずにエクシーズ素材にしたりなど一部に限られます。
相手がまだ攻撃をしてきそうなら水雷魔神-ゲート・ガーディアン、
魔法罠を使ってきそうなら風水魔神-ゲート・ガーディアンなど
状況に応じて後続に繋げるモンスターを選ぶといいでしょう。
実質的な他のカードも含めた対象耐性の付与と
かりに除去されても後続に繋げる事が出来る効果など
まさにガーディアンの名にふさわしい守りに長けた性能をしたカードです。
能動的にアドバンテージを取れる効果こそ持っていないものの
3750という高い攻撃力を誇るので単純にアタッカーとして活躍させていけるでしょう。
1度出す事が出来れば除去されても後続に繋げられると損失は受けにくいので
まずはどれだけ迅速に素材を場や墓地、手札に確保するかがカギを握るでしょう。
幸いサポートカードが豊富にあるので特化した構築をすれば
そこまで素材を確保するのは難しくありません。
また異次元からの埋葬と相性がよく
素材として除外した三魔神を墓地へ戻せるので再度特殊召喚が可能となります。
いやぁ見違えるほど強くなりましたね。
原作遊戯王でもかなり印象深いモンスターではあったので
むしろ今までリメイクが無かったのが不思議なくらいでしたね。