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遊戯王ゴーラッシュ!!第75話『カルティオス計画』感想 全ての黒幕、クワィドール・ベルギャー登場

遊戯王ゴーラッシュ75話の感想です。

前回の感想はこちらです。

 

 

すり替えておいたのさ!

 

ユウナがロヴィアンを下した事で盛り上がる会場。

ですがそれを見ていたユウディアスはユウナがダークネスカードを使った事を危惧していました。

そしてそんなユウディアスに同意するフェイザー、ユウディアスの目の前に現れます。

つまりユウディアスとフェイザーのデュエルが開始されるという事です。

そしてユウナは前回のデュエルの後倒れており

遊飛、遊歩、アサカ、ズウィージョウは会場を離脱しており半ば棄権状態。

つまりこの組み合わせが事実上の決勝戦になってしまっています。

 

一方その離脱組、突如現れたユウディアスに似た謎の人物に遭遇しています。

彼の名はクワィドール・ベルギャー。

その名前と見た目の通りにベルギャー人ですがズウィージョウも彼が何者か分かりません。

そんな彼は自らを創造主が作り出したカルトゥマータであり

全てのベルギャー人のプロトタイプだと名乗ります。

彼こそがフェイザーを操り、カード化装置を作り出し、

現在ダークネスカードを広めている一連の黒幕となる存在です。

そして彼の目的、カルディオス計画は今まさに完成しようとしていると主張します。

そう言った時、カード化装置が彼の前に現れそのまま逃げ出そうとします。

遊飛は追いかけて追撃しようとしますが

シューバッハの方が空腹が限界とアンパンマンみたいな事を言い出しており

色合いもあいまってしなびたバナナになっています。

ズウィージョウはザイダベルギャーを呼び出してフェイザーの元へ向かおうとしています。

クワィドールが何かするとしたら決勝の2人に対してと考えての行動でしょうか。

遊飛たちもそんなズウィージョウに同行させてもらう事にします。

 

なお遊飛や遊歩だけでなくアサカやユウナ、フェイザーもまた

ダークネスカードの存在は察しておりそれの対策の為に動いていました。

黒幕の存在に気付かれないようにテーブルの下でこっそり会議をしていたとの事ですが

それ逆に目立つと思うんですが。

 

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おれはしょうきにもどった!

しかしそんな対策も結局は無駄に終わってしまいました。

ですが遊飛はプランBが駄目でもプランCを考えるべきだとくじける様子を見せません。

アサカも遊飛の態度には感心したようで大した兄だと遊歩に向けて褒めています。

そんな兄を褒められた遊歩は表情がこれです。可愛い。

遊飛の出したプランCを実行に移そうとするアサカですが

ダークネスカードに操られてた事もあってふらついています。

そんな彼女の代わりにプランCを実行すると言い出したのはランラン、

彼女は遊飛に指示を出せとお願いします。まだ彼女にとって遊飛が主君のようですね。

 

さて決勝はフェイザーが先行。

魔法「アビス・ヴォルテクス」で墓地を肥やしつつ

アビスレイヤー・セルキーを召喚してその効果で

手札のアビス・クラーケンを裏側守備表示で特殊召喚、

そして2体リリースでアビスレイヤー・リヴァイアナイトをアドバンス召喚します。

墓地肥やしの結果既に攻撃力は4000に蔦つしています。

フェイザーはこれでターンエンド。

 

ユウディアスのターン、ドロー。

いきなりダークネス・ドワーフを引いています。

それでもユウディアスは言います。自分のベルギャードを突き進むと。

シルヴァーレッド・パルサーを召喚して墓地からギャラクティカ・オブリビオンを蘇生します。

フェイザーはもしダークネスカードを引いたのであれば

それの使用を断固として拒む事が最大の反撃になるとユウディアスを説得します。

ですがユウディアスはそんなフェイザーの忠告を拒否、

己のベルギャードを突き進むとダークネスカードを躊躇なく使用してしまいます。

ユウディアスは一見正気なように見えて、

その瞳は他のダークネスカードに操られた人がそうだったように緑色に浸食されていました。

ダークネスドワーフを召喚、その効果によって自身とギャラクティカ・オブリビオンを素材に

ダークネス・ギャラクティカ・オブリビオンをフュージョン召喚します。

 

今まさに不穏な決勝戦が始まっている中、彼らの元へ移動する遊飛たち。

移動中にクワィドールは一体何を目的にしているかを考えます。

彼が行ってきたのはフェイザーを操ってカードにしたり

今回のようにダークネスカードを出現させて操ったりしており

どちらも人々を自分の手中に収めようという意図が感じられます。

そしてカードにするシステムは不完全だと遊我がいっていた事から

様々な手段を試しつつ人々をカードのように操るのが目的ではないかと推測します。

創造主がベルギャー人を編み出したのと同じように

彼は人類をゲームの駒にしようとしている、それが遊飛の推測したクワィドールの目的です。

カルトゥマータとして、駒として生み出された恨みから

今度は逆に自分が人々を駒にしようと。

 

一方ランランは遊飛の命を受けてMIKを集結させます。

そこにはトレモロやディノワの姿もありますがまだ家具にされたままです。

うん、この人たちいつ戻れるんでしょうね。

遊飛は考えます。まずこの六葉町は巨大な宇宙船であり

それにはベルギャー星と似た技術が使われています。

つまりベルギャー人を作り出した創造主はその後に

地球、それも六葉町に来ていたのではないかと。

そして遊飛はその創造主こそが今回の事件のカギを握る人物だと考え

地下居住区のどこかにあるであろう創造主、オーティスを探し出す事を命じていました。

 

操らずに操る

さて場面は再びユウディアスVSフェイザーの決勝に写ります。

ダークネス・ギャラクティカ・オブリビオンの効果でリヴァイアナイトの攻撃力を0にしてしまい、

更に装備魔法「ギャラクティカ・ブレイザーホーン」を装備。

攻撃力を1200上昇させます。

 

そこに現れる遊飛たち、

クワィドールの思い通りにさせちゃ駄目だとデュエルを止めさせようとしますが

そんな遊飛の言葉にもユウディアスは耳を貸しません。

某はダークネスカードを操っても自分の心を保っているからと。

それはまるで「ダークネスカードは安全なものである」と自分から喧伝しているようでした。

そんな中、突如ユウディアスの姿がクワィドールへと変化します。

彼は言います。これがしはユウディアスをいまだ操ってはいないと。

今の状態はユウディアスから体を借りているだけのようです。

そして自身の企みを理解してくれた事に礼を言っています。

それはつまり彼の目的が本当に人類をゲームの駒にする為だというのが判明します。

全ての宇宙人を自身にとってのカルトゥマータにするのだと。

 

そしてクワィドールは改めて言います。ユウディアスを操ってはいないと。

彼はカルティオス計画の為に様々な方法を試していった結果、

最も効果的に大勢の者達の心を掴める方法は何か導き出しました。

それは正義感に溢れ見ているものの心を掴むユウディアスに

あえて自分の意思でダークネスカードを使わせてデュエルをする姿を皆に見せる事でした。

そうすれば自然とそれを見た人々はダークネスカードにも引かれ

自分から自由に動かせる駒になってくれると。

そしてユウディアスが大会に優勝した時にそれが最高潮になると。

そう、ユウディアスがダークネスカードを使っても操られなかったのは

クワィドールがわざとそうしていたからでした。

彼は「ダークネスカードを使っても大丈夫」という成功体験をユウディアスにさせる事で

自分の意思でダークネスカードを使うように誘導していたのです。

彼の言葉を借りれば「操らずに操る」というまさに心理誘導とも言うべきものです。

その試みは見事に成功し、現にユウディアスはダークネスカードを躊躇なく使用しています。

 

意識が戻り、ユウディアスはクワィドールに変化してきた時の事を覚えていません。

それでもデュエルは続行し、ダークネス・ギャラクティカ・オブリビオンで

リバイアナイトを攻撃しようとします。

それに対してフェイザーは罠「インターステラ・チェンジ」を発動、

これは互いにカードを5枚ドローしお互いの手札を全て見せます。

それが全てモンスターカードであればバトルフェイズを終了させるというものです。

全てモンスターだったのでバトルフェイズは終了し、

そして更なる効果が発動します。

それはこのカードの持ち主はプレイヤーを交代しなければいけないというもの。

今までデュエル中に他のプレイヤーに交代するという事は何度あったものの

「カードの効果で交代する」というのはさすがに前代未聞です。

絶対この効果現実で実装はされないですよね。

そしてフェイザーが交代先へと選んだプレイヤーはズウィージョウでした。

 

 

 

 

 

というわけで黒幕、クワィドール・ベルギャーの登場です。

いかにもラスボス的存在として君臨した彼の目的は

全宇宙の人々を自分が自由に操れるゲームの駒にしてしまう事。

今時珍しいくらいに真っ当に悪役な動機です。

遊飛は復讐の為といっていますが駒として操ってからどうするかという話もあるので

もしかしたら更に何か先の目的があるかもしれませんね。

 

そしてとうとう出てきましたオーティス。

やっぱりカルトゥマータ作ったのお前か!って感じですが

果たして彼はゴーラッシュだとどのように絡んでくるのか注目ですね。

 

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次回予告 第76話『プロトベルギャー』

公式予告

 

次回予告はプロトベルギャー、クワィドール・ベルギャーついての説明がなされています。

彼は宇宙の果ての惑星に作り出されてから同胞を増やして巨大星団文明を作り上げ、

そしてその後ラッシュデュエルに惹かれたと言います。

これは全て創造主、オーティスの狙い通りなのかが気になる所ですね。

 

フードを被った謎の人物がクワィドールを呼び出しているシーンが存在しています。

このフードが昔のオーティスという事でしょうか。

 

所でインターステラ・チェンジ、

プレイヤーは交代してもデッキはそのままという説明のはずなのに

ズウィージョウが普通にヴォイドベルグ使ってるんですけど。

 

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