マスターデュエルにおいて9月7日に
新セレクションパックである「ギャラクティック・エボリューション」登場しました。
今回紹介するのはそちらに収録されたOCG未実装のこのカードです。
目次
カード説明
特殊召喚・効果モンスター
星8/光属性/獣戦士族/攻3000/守2400
このカードは通常召喚できない。
このカード以外の光・闇属性モンスターを2体ずつ、
自分の手札・墓地から除外した場合のみ特殊召喚できる。
①:この方法で特殊召喚したこのカードの攻撃力は、
その特殊召喚のために手札から除外したモンスターの数×1000アップし、
その特殊召喚のために墓地から除外したモンスターの数まで
1度のバトルフェイズ中にモンスターに攻撃できる。
②:このカードが戦闘で相手モンスターを破壊したダメージ計算後に発動できる。
その相手モンスターを除外する。
光属性獣戦士族のレベル8特殊召喚モンスターです。
独特な形状の剣と弦のない竪琴のようなものを持ったミノタウロスの闘牛士です。
マントにはそれぞれ太陽が輝く空と月が輝く夜空が映し出されており
カオスを意識しているものと思われます。
カード名はギリシア神話に登場する吟遊詩人「オルフェウス」+
牡牛を表す「ブル」からだと思われます。
オルフェウスは竪琴の名手でありその音色は獣や鳥ならず草木や岩も虜にして
更には暴風雨を沈めセイレーンにも対抗できたと伝えられます。
「音楽によって超常現象を引き起こす人」の代名詞であり
ファンタジー世界のクラスとしてしばしばバード(吟遊詩人)が登場しますが
このオルフェウスの存在が多分に影響されているでしょう。
英語名は「オルフェブル・ザ・ハーモニアス・ブルファイター・バード」
ハーモニアスは「調和のとれた」という意味であり
日本名ではこれを「渾然」という単語で表しています。
手札から除外すれば攻撃力アップ、墓地から除外すれば攻撃回数アップ
このカード以外の光・闇属性モンスターを2体ずつ、
自分の手札・墓地から除外した場合のみ特殊召喚できる。
特殊召喚モンスターであり
手札や墓地から光属性と闇属性を2体ずつ場外する事で特殊召喚が可能です。
いわゆる「カオス」を強く意識した特殊召喚条件であり
墓地だけでなく手札からも除外して特殊召喚が可能であり
どちらから除外して特殊召喚したかによって①の効果に関わってきます。
合計4体ものコストが必要と中々に重い特殊召喚条件となっている為に
他のカオスとの兼ね合いをしつつ効率的な墓地肥やしが求められます。
その特殊召喚のために手札から除外したモンスターの数×1000アップし、
その特殊召喚のために墓地から除外したモンスターの数まで
1度のバトルフェイズ中にモンスターに攻撃できる。
①の効果は特殊召喚の為に除外した手札の数だけ自身の攻撃力を上げ
特殊召喚の為に除外した墓地の数だけモンスターに攻撃できるというものです。
例えば全て墓地コストで賄った場合、攻撃力3000の4回攻撃が可能であり
2枚手札コストで賄った場合は攻撃力5000の2回攻撃が可能です。
元々の攻撃力が高く墓地コストだけでも十分にアタッカーをやれますが
モンスターにしか攻撃できないので4回攻撃は持てあます事が多いでしょう。
1枚手札から除外すれば4000打点の3回攻撃となりより戦闘破壊できる範囲が増えるので
状況を見極めて手札からどれだけ除外するか判断していきましょう。
その相手モンスターを除外する。
②の効果は相手モンスターを戦闘破壊したダメージ計算後に
そのモンスターを除外してしまうというものです。
①の効果の自己強化も含めれば戦闘破壊は狙いやすく
相手の墓地を肥やさずにモンスターを殲滅する事が可能です。
両方の効果が戦闘に関連しているという殴る事しか考えていない清々しい脳筋カードです。
攻撃能力はすさまじく手札コストの兼ね合いもありますが
相手モンスターを全滅させた上で墓地も肥やさせないという状況を作りやすいです。
重い特殊召喚条件にも関わらず体制の類は一切ないので
出来れば相手の伏せカードなどを事前にケアした上で殴りかかっていきたい所です。
サンドバッグを用意する戦術とは相性がよく
何回も殴りつけて大ダメージを狙っていく事が可能です。
ハーフ・シャットなどで相手に戦闘破壊耐性を付与してやれば
1ターンキルも積極的に狙っていけると思います。