今回紹介するのは10月28日発売の
PHANTOM NIGHTMARE(ファントム・ナイトメア)よりこのカードです。
目次
カード説明
融合・効果モンスター
星12/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
「ユベル」モンスター+フィールドの効果モンスター1体以上
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが融合召喚した場合に発動できる。
このカードの融合素材としたモンスターの数×500ダメージを相手に与える。
②:このカードは戦闘・効果では破壊されず、
このカードの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは0になる。
③:このカードが相手モンスターと戦闘を行ったダメージステップ終了時に発動する。
その相手モンスターの攻撃力分のダメージを相手に与え、そのモンスターを除外する。
ユベルの進化形となる闇属性悪魔族のレベル12モンスターです。
今回のパックの看板を務めるモンスターでもあります。
ビフォー
↓
アフター
ユベルの右腕が第2形態の竜の頭になっており尻尾や角なども生えています。
右腕が頭部になっている、というのは明らか遊城十代のフェイバリットカード、
E・HERO フレイム・ウィングマンを意識した姿ですね。
このカードは公式でユベルの第4形態だと説明されており
ユベルが改心した後の姿だと思われます。
カード名はドイツ語で
「 エーヴィヒ」は永遠、「リーベ」は愛や恋人、「ヴィヒター」は番人を意味します。
訳するなら「永遠の愛の守護者」といった所でしょう。
なんともまあユベルらしいネーミングですね。
戦闘した相手モンスターの攻撃力分のダメージを与えてさらに除外
融合素材にはユベルと名の付くモンスターと
場の効果モンスター1体以上を指定しています。
明らかに超融合で出す事を想定している感じの融合素材であり
場にユベルを用意しておけば超融合によって相手効果モンスターを根こそぎ、
それもチェーン不可で素材にして一掃してしまえます。
一緒に収録されるエターナル・フェイバリットもチェーン不可の効果こそありませんが
超融合同様に相手効果モンスターを根こそぎ素材にしてしまえるのでこちらを使うのもいいでしょう。
ただしこちらは発動に素の「ユベル」がいる事を条件にしているので注意です。
①:このカードが融合召喚した場合に発動できる。
このカードの融合素材としたモンスターの数×500ダメージを相手に与える。
①の効果は1ターンに1度、融合召喚した場合に
融合素材としたモンスターの数×500のダメージを与えるバーン効果です。
状況次第では超融合で3体ぐらいは素材として巻き込む事が可能であり
結構まとまったダメージを出せます。
このカードの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは0になる。
②の効果は戦闘破壊耐性と効果破壊耐性に加えて戦闘ダメージを0にできるというものです。
ユベル- Das Extremer Traurig Drachenが持っていた耐性に加えて
さらに効果破壊耐性が付与されておりより場持ち性能が上がっています。
その相手モンスターの攻撃力分のダメージを相手に与え、そのモンスターを除外する。
③の効果は相手モンスターと戦闘したダメージステップ終了時に
その相手モンスターの攻撃力分のダメージを相手に与えつつ除外してしまうというものです。
ユベル- Das Extremer Traurig Drachenが持っていた効果に似ていますが
こちらは相手モンスターを破壊ではなく除外するようになっており
破壊耐性持ち相手にも通用します。
①の効果で相手モンスターを根こそぎ素材にしていた場合には攻撃対象がいなくなるので
自分ターンに出した場合などは攻撃力の高い相手モンスターか
墓地へ送りたくないモンスターを残してこちらの効果を狙っていくといいでしょう。
本体は超融合
全体的にユベル- Das Extremer Traurig Drachenを
パワーアップさせたような効果を持っており
戦闘面でとても強く、それでいて耐性とバーン効果も合わせもった存在です。
ですがやはりこのカードの最大の特徴は本体の性能よりも
「超融合で相手効果モンスターを根こそぎ素材にできる」という点でしょう。
ユベルと超融合、そして手札コストを用意しておく必要がありますが
フリーチェーンで効果モンスターを全てチェーン不可として素材として奪われ
さらにこのカードが出て来てバーンダメージも与えてくるという
超融合を最強の除去カードにしてくれる存在です。
相手はこちらの場にユベルがある時点で
超融合やエターナル・フェイバリットを警戒しなくてはならなくなるでしょう。
改心後をイメージしてる感じの為か
ヤンデレ感全開な笑みじゃなく爽やかな感じの笑顔なのがいいですね。
フレイム・ウィングマンをリスペクトしているような姿なのも
性格が丸くなった感じが出ています。