今回紹介するのは8月26日発売の
デッキビルドパック ヴァリアント・スマッシャーズよりこのカードです。
目次
カード説明
リンク・効果モンスター
闇属性/天使族/攻2500/LINK-1
【リンクマーカー:左下】
\ ↑ /
← →
/ ↓ \
効果モンスター1体
このカードのL召喚は自分のPゾーンの天使族モンスターカードの
響鳴カウンターが3つ以上の場合にしか行えず、
自分は「ヴァルモニカの異神-ジュラルメ」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。
①:このカードがL召喚した場合、自分のPゾーンの響鳴カウンターの数まで、
相手フィールドのモンスターを対象として発動できる。
そのモンスターを破壊する。
②:自分のPゾーンの響鳴カウンターを3つ取り除いて発動できる。
このターン、このカードは1度のバトルフェイズ中に3回攻撃できる。
【ヴァルモニカ】に属する闇属性天使族のLINK-1リンクモンスターです。
赤と紫のグラデーションの髪を持つ中性的な天使が
空を鏡のように割って落下するように描かれています。
逆さに描かれている事も含めてとても意味深なカードですね。
逆さの天使、という要素で思いつくのはタロットカードの逆位置です。
ヴァルモニカが道徳的ジレンマの天使と悪魔をモチーフとしている事を考えると
中でも節制の逆位置がモチーフでしょうか。
自制が効かなくなりバランスを崩してしまう事を暗示するカードであり
まさに独特的ジレンマに悩まされてる様子と合致していますね。
カード名はイタリア語で「道化師」を意味する「ジュラーレ」からでしょうか。
カウンターの数まで相手モンスター破壊
効果モンスター1体
このカードのL召喚は自分のPゾーンの天使族モンスターカードの
響鳴カウンターが3つ以上の場合にしか行えず、
自分は「ヴァルモニカの異神-ジュラルメ」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。
リンク素材は効果モンスター1体のみと極めて緩いですが
リンク召喚の為には自分の場のペンデュラムの天使族に
響鳴カウンターが3つ乗っている必要があります。
要するに天使の聲をペンデュラムゾーンに設置して
回復を3回行ってカウンターを3つ乗せろという事ですね。
ヴァルモニカには回復効果を持つ魔法罠が揃っていますし
条件を満たす事自体は難しくないでしょう。
条件さえ満たせば素材にするのは効果モンスターであれば何でもいいので
適当にモンスターをペンデュラム召喚して用意するなり
天魔の聲選器-『ヴァルモニカ』で相手モンスターを奪ってそれを素材にすればOKです。
リンクモンスターは左下に1つあります。
右下にあるヴァルモニカの神異-ゼブフェーラの対となっている形ですね。
相手フィールドのモンスターを対象として発動できる。
そのモンスターを破壊する。
①の効果はリンク召喚した場合に自分のペンデュラムゾーンの響鳴カウンターの数まで
相手モンスターを破壊できるというものです。
このカードをリンク召喚した時点で天使の聲に響鳴カウンターが3つ溜まっているはずであり
悪魔の聲の響鳴カウンターも乗っていればそちらもカウントできます。
多くの場合において耐性のない相手モンスターを全滅させる事ができるでしょう。
このターン、このカードは1度のバトルフェイズ中に3回攻撃できる。
②の効果はペンデュラムゾーンの響鳴カウンターを3つ取り除く事で
そのターンの間3回攻撃が可能になるというものです。
攻撃力2500で3回攻撃が可能でありかつ直接攻撃も問題なくできます。
①の効果で相手モンスターを全滅させる事ができていれば
そのまま7500のダメージを直接攻撃で叩きこめます。
対となるヴァルモニカの神異-ゼブフェーラが
防御、妨害に向いた性能をしているのに対して
こちらは相手モンスターを破壊してからの連続攻撃という攻撃に向いた性能をしています。
3回直接攻撃を決める事が出来れば相手のライフは残り500となるので
後はもうガガガガンマンでも出せばそれで勝負がつきます。
また相手ターンにリンク召喚する事ができれば妨害手段としても機能します。
天使の聲のペンデュラム効果で相手の攻撃に反応してリンク召喚する事もできますし
その素材の緩さから星遺物からの目醒めとの相性も抜群です。
いったい天使と悪魔の囁きにどう反応したらこんなの降臨するんでしょうね。